ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

属性付加の武器みたいな

世代的に、RPGゲーム全盛期が学生時代だったので、ポーランド語を属性付加言語と勝手に名付けておりますが。

 

ポーランド人に伝えたら、その人がたまたまゲーム好きだったので共感を得ましたが、万人受けをする例えではないかもしれません。

 

簡単に説明すると、同じ種類の剣でも、そこに付加価値をつけることでその剣に強みがプラスされるよということです。

 

時間に関する付加価値で、スピードを上げて相手の先手を奪うとか。

風の属性を付加することで、土属性の敵に優勢になれるとか。

 

そんな感覚を、スラブ語には感じてしまいます。

チェコ語も、ポーランド語も同じ。

“私“とか、“あなた“を単語に入れてしまえば、私とかあなたという単語を使わなくていい!

って当時の人が考えたかどうかは知りませんが、この感覚がスラブ語をめっちゃ難しくしていると言われる所以だと私的には感じております。

 

日本語の“てにをは“だって異次元に難しいけど。我々は普通に使いこなしてますけど。

 

では、私が属性付加と言っている単語の変化の例を。

 

英語で、“ How do you feel?"

日本語にすると、“どんな気分?“ ですね。

 

日本語だって、“私“を省いているけど、これは日本人特有の、察する文化で、二人で話しているのだからあなたのことに“決まっている“じゃんということです。この決めつけが私が日本人でありながら日本人と合わない感覚なのですが、それはまた別の話。

 

さて、ポーランド語は。

"Jak się czujesz?"です。

 

最後の単語の、最後の二文字が“sz"になっていることで、“あなた“を表現しています。私、あなた、彼彼女、彼ら、私たち、あなたたち。これが変わると単語の最後が変わってしまう言語なのです。この単語変化の難しさが、なぜか私は妙に気に入ってしまい。なんだこの言語は? ってチェコ語学習で思った感覚があります。

 

英語で無理やりこじつけるなら

"How do feelyou"って造語を作ってみる羽目に。

Feel が you の場合は、you属性の単語に変わるのがスラブ語

これが面白いのですが、このために、とんでもない変化をしまくるスラブ語。

単数とか複数とか、過去や未来が絡むと、もはや迷宮です。

 

でも。

 

学習当時のチェコ語や現在のポーランド語も、慣れてしまうとなんてことはない訳です。この、慣れてしまえばというなんともメチャクチャな理論が言語学習には鎮座しております。

 

単語の最後の方に“ł” が入っていると過去形かだとわかる回路ができていることとか。

ちなみに、このエルに斜線入ってる文字の読み方は、“ウォーター“の“ウ“です。

 

他にも

 

Mogę

I can

だったり

 

なんとなく日本語に似ているのは。

もちろん、できるよ。の“私“を省く感覚と

“私は“できる! って自己啓発セミナーの感覚がスラブ語にも存在していること。

 

あと、フレーズ同じで、語尾を上げて発音すると疑問文になることとか。

Widzisz ten most?

ここでも、“sz”が。

あなた属性が付加されているので、見えるを表現する単語が、“あなたは見える“に変わってます。で、"ten"が、英語の“this”と“that”両方に対応していて怖い。

 

この一文で、“あなたは、この(あの)橋が見えますか?“

になります。

 

もちろん、疑問文だと明確にする単語も存在します。

Czy widzisz tym ten most?

"Czy"は意味としては訳さないのですが、これがあることで、疑問文であることが明確にわかります。スペイン語の、はてなが反対(¿)になっているのと同じ感覚ですね。

"Tym"は、英語の“there”なので存在を表す単語。

日本語に当てはめるとしたら、あなたは、あそこに存在する橋が、見えますか?

となるのですが、“存在している“って日本語でもあまり使わないので、ライトに、あそこにある橋見える? でいいと思われます。

 

外国の方が、難しいと伝えてきた日本語。

 

☆なぜ、あなたはこの問題に取り掛かろうとすらしないの?

 

“すら”を説明することは、日本人の私でも無理ですって答えたのですが、これ答えられる人いるのかな、いやどこかにいるでしょう。省いても意味は伝わるから省いていいよって答えましたが…

 

すら=も

 

でいけるかも。

 

でも、この単語

 

ない場合は、なんで始めないの?

の感覚で

ある場合は、最初から諦めているような

感覚になります。

 

“それこそ“とか、全部理解して使っていない単語多数有り〼

 

日本語も深い。

 

記憶の仕組みを考える

簡単に覚えられる単語と、いつまでたっても覚えられない単語があります。

自分のスキルを自虐するターンはすでに終わっているのですが、初期の頃はずっと考えていました。なんでこんなに覚えられないのだろうか、と。

 

私の個人的な意見ですが、脳って少しずつ変化していくのですが、時々スマホでいう大規模アップデートが行われます。この時、昔の記憶とかしまい込んでいた記憶がドバッと出てきます。この現象は、個人的には結構ストレスで、しまい込んでいた嫌な記憶とかも含めて一旦テーブルにぶちまけるように出てきます。

 

最近では、この現象が起こることで、脳がアップデートする準備をしている。と俯瞰することができるようになりましたが、それでも嫌な気分になります。

 

これが、今までの話です。

 

この数日で起こっていることは、少し違っていて。

 

もちろん、過去の記憶が湧水のように溢れ出てくることに変わりはないのですが、昔覚えまくった、チェコ語とイタリア語の単語とフレーズが無意識に思い出されること。これもある意味、昔の記憶の湧き出しだと思います。すでに忘れているであろうフレーズや単語が、覚えたてかのように思い出される現象は、本当に謎現象です。

 

脳の記憶の仕組みってどうなっているのでしょうか。もしかしたら覚えていないのではなくて、深い部分では覚えていて、それを引き出す部分が弱いだけとか。

 

パソコンで言うと、記憶しているハードディスクと、それを一旦引き出す場所であるメモリのような関係が脳内にもあるのかもしれません。

 

**

 

次に。

 

イメージと単語で覚える方法と、全然覚えられない単語を繰り返すことで覚えていく方法のどちらが効率的に覚えられるかの実験をした結果。

 

わかりやすく言うように、前者を絵記憶、後者を文字記憶で表現します

 

私の場合は、イメージ図と単語がセットになっている絵記憶が圧倒的に覚えやすいです。

時短という観点から言うとこっちに軍配。

でも、ひたすら間違い続けて正解を見続ける文字記憶も、20から30回くらい間違ったところで、確実に覚えていきます。

時間はかかるのですが、思考回路に浸透するのはこっちの方法。

表現は違っているかもしれませんが、深度が違う感覚です。

 

文字記憶は、イメージもなくて、単語の並びも初めて見るものなので、パターンを覚えていきながら思考をしているのが自分でもわかります。

絵記憶は、絵と文字、そして音がセットになっているので情報量が多く思考を挟まずに覚えていく感覚です。

 

私たちが日本語で会話するときに、イメージしながら話すことはほとんどありません。

駅に行きたいのですがと言う時、駅のイメージとか歩いたりするイメージをせずに、駅に行きたいと考えているような。ちょっと表現が違うかもしれませんが。

 

ポーランド語もチェコ語も、英語もイタリア語も、表現方法は無限にあるので、絵とイメージでは表現方法が固定されてしまいます。

 

ポーランド語で、“行きたい“と自分の願望強めに言うときは、

Chcę jechać do lotnisko

“行きたいのですが“と伺うように言うときは

Chciałbym dostać się na lotnisko

これを絵とイメージで覚えることは少し難しいです。 

 

Jechać は手段を必要とする移動であったり、歩きでいく場合は違う単語だったりするので、日本語と違い、いろんな設定を考えながら表現する必要があります。だから単語の種類が多い。なので、思考を伴う記憶は文字記憶が有利。でも、このトレーニングは、心身のストレスが異常で、個人的にはあまりしたくない。けどしなければならない。今はこの無限ループを右往左往してます。

 

間違いとかではないのですが、多分スラブ語をマスターしていったら、日本語と同じようにこの表現の方がしっくりくるなと感じる状態が訪れると思っていますが、現段階では、雲の上です。

 

**

 

最後に、繰り返しの威力について。

 

絵記憶も、文字記憶も、一定の繰り返しが必須です。前者が時短であるだけで、どちらも繰り返す必要があります。なんか洗脳されているのか、たくさんの表現を知っていたり、たくさんの単語を知っていることが良いことと思う節があるのですが、それは間違いだと感じることが多くなってます。

 

単語もフレーズもどちらも共通する記憶の段階があります。

 

1、知らない

2、知っている 

3、知っているけど覚えていない

4、覚えている

5、覚えているけど使えない

6、書いて使える

7、書いて使えるけど話せない

8、話せる

 

理想は、8を増やすことですが、学習初期は、2から5を行ったり来たりするので、なんて無能なんだ! と都度芽生えるのがこの段階。

 

6、7が増えてくると、リーディングができるようになります。この時は、すでに思考回路に浸透しているので、日本語を介さずにやり取りができるようになります。

 

チェコ語を学び始めた2019年に、日本語を介さずに理解する感覚ってどんなだろってずっと思っていましたが、これを説明するのは難しい。これを説明できたら革命かもしれません。

 

例えるなら、自転車に乗る練習とか車の運転に似ています。

 

今はATが多いですが、私が免許を取った時は、まだMT車が多かったので、MTを運転するなんて、どんだけミラクルな動きをするんだと思っていました。でも、今は何も考えずに運転することができます。MT初心者に、いつの間にか頭で考えずに勝手に体が動くようになるからと、とても無責任な指導をしていましたが、言語もその感覚に似ています。

 

今はできないけど、いつの日かできるようになるから。

この魔法の言葉に反応するのが、自我ですから厄介。

で、それはいつなん? って必ず言ってきます。

そいつとの闘いが、言語学習の本当の姿かもしれません。

 

もうすぐ脳の大規模アップデート。

そういえば、ポーランド語を学び始めて、1年。

日本人42年やっているのとは訳が違うから、気長にスラブ語をマスターします。

 

タイトルにポーランド語を追加。

写真は、カタール航空の機内食の一つ。

 

ポーランドへのフライトで、カタール航空の機内食を合計6回くらい食べました。普段あんまり食べないので、流石に多かった。まず、関空からドーハまでが12時間なので、離陸から2時間後と、着陸の2時間前くらいに機内食が出て、ドーハからワルシャワで1回でます。

 

帰りも同じ数。

 

変なものは当然出てきませんし、基本的には美味しかったかな。

あ、毎回出てくる右端にあるパンはごめんなさいでした。

レンチンで温めていると思われます。だからすぐに食べないといけなくて、冷めるとパサパサなのですが、何に合わせたらいいのか不明。ソース系の料理なら残ったソースでいけるかもと思えるのですが。

あとカタール航空は宗教の関係で、豚肉料理は皆無でした。当たり前ですが。

選べるのは、鳥か牛。

 

写真はピラフのようなもの。チキンピラフと聞いていたのですが、開けたら干し葡萄が入っていて、びっくり。米はアジア米のような細長いもの。カタール航空の機内食は、まあ美味しいという評価をよく聞くのですが、この“まあ“がよくわかる。不味くはないのですが。

 

いろいろ撮ったのですが、これが一番綺麗でした。

 

デザートと前菜のようなものが毎回ついてきますが毎回バリエーションが違って面白かったです。もちろんビール必須。

 

ビールください。って英語で言うと、これがありますよって紹介されるものは。

 

キリン?

ヴァド?

ステラアルトワ?

 

もちろん、キリンは、ドーハから関西までの区間で、他は、キリン以外の二種。

ウェルカムドリンクで、ビール。食事と合わせてビール。ひたすら幸です。

 

迷わず、ステラアルトワって言ったら、あんまり頼む人がいないのか、缶ではなくて注いできますって言ってたような気がしますが。ちゃんとは聞き取れていない。別の場所で缶を注いだだけかもw

 

また、カタール航空のCAさんは、男性の比率が多い気がしました。日本人だとわかると、日本語で話してくれたお茶目な男性CAさんがいて、でもめっちゃ仕事ができるタイプではないようで、たびたびミスが発生し、周りのCAさんから、“anything else?  do you need help?"と言われていたのが印象的でした。

 

**

 

で、タイトルの話ですが。

 

ポーランドから帰ってきて、ポーランド語の学習に全振りしてしまったので、タイトルにポーランド語を足しました。

 

両方とも、文法は他のスラブ系である、ロシア、ウクライナ、ブルガリアと似ていて、チェコとポーランドは隣国というのもあり、スラブ系の言語の中でも近いです。

 

スラブ系の言語は、単に単語を覚えるだけでは全然使い物にならず。

例えば、英語であれば、to goで伝わるものも、一体その行為をしている人が、男性か女性か、単体か複数かによって、単語がコロコロ変わります。また、“行く“という言葉にも、生身の人間であるのか、何かの移動手段によって行くのかで単語も変わります。

 

日本語にはない概念であります。

行く、ゆく、逝く、往く、去く、生く。

いや、日本語もまあまあめんどいか。

でも単純に、どこかに行く場合は、“行く“でOK。

 

また、ポーランド語などのスラブ言語の動詞には“完了体“と“不完了体“があります。

"was"を見て過去かを判断するように。

単語の前に"za"をつけるたりするのが一般的だと思われますが、ただでさえ長くて慣れていない単語がさらに長くなったりするので刺激的です。

 

例えば、推薦とかオファーを意味するポーランド語に

 

:proponować

があります。

これは、オファーする。

ですが

オファーした。と完了を伝える場合は

:zaproponować

 

こんな感じです。

 

そんな悩みを解決してくれるアプリを、最近発見しました。

複雑な単語を入力しても、その原型を教えてくれる優れもの。

翻訳辞書と、言語学習がセットになったようなアプリ。

元々は英語に特化していて、ポーランド語は付随のようです。

でも、英語の類語とか動詞の活用とか、変化する単語のカバー力がすごいです。

このアプリを使うことで起こった変化としては、ポーランド後の語幹(絶対崩れない部分)を見て、その周りにくっついている変化でその単語の属性を判断しようとする思考回路が生まれたこと。この変化は大きいです。

 

もう一つ良いポイントは。

その単語が入ったフレーズをいくつか教えてくれること。

私の脳は、単語だけポンと出されても、なかなか覚えないのですが、フレーズの中に含まれている単語を全体のフレーズから推測していく作業をすると忘れにくいという性質があるので、この機能は重宝してます。

 

Reverso:翻訳と学習

Reverso:翻訳と学習

  • Theo Hoffenberg
  • 辞書/辞典/その他
  • 無料

これです。

 

課金しなくても、広告が出たり例文が少ないだけで全部の機能が使えます。

翻訳能力は、他の翻訳アプリと比較すると若干劣るので、最初はピンときていませんでしたが、翻訳と学習をセットにする考えが今はしっくりきているので、結構使っています。

 

2024年版:私の言語アプリ

まず最初に。

私は九州に住んでいるので、食べることはできませんが。松屋さんでポーランド風の料理が提供されているらしいと耳にしました。

関東圏と一部地域しか販売されていないそうです。今年の2月から限定販売されています。

今もあるのかな。

公式サイトには載ってなかったですが。

これです。48店舗限定(1200店舗くらいあるのに)

限定すぎるよ。

 

ちなみに、ワルシャワのグルメサイトで1位を取ったのは、日本人が経営するうどん屋だそうです。ワルシャワに来て日本料理もなんだかなと思って行きませんでした。

 


海外のお菓子って、たいてい海外の味がするのですが。

ポーランドのチョコは美味しかった。

でも、よく考えたら製造はポーランドロッテだから日本人の味に合うのかも。

 

前も書きましたが、ポーランドの料理はめっちゃ美味しいです。

ポーランドの伝統料理は、何食べても美味しい。

て書くと、なんだか意図的ですが。事実です。

 

肉感のある料理は多いですが、スープとパンとか、発酵系の野菜もあれば、魚を使った料理もあります。肉系は味が濃くて、他のは味付けがちょっとうすいものもあり。でもビールと合うのは素材の味がしっかりと出ているからかも。料理が合うとその国のことが好きになるのは昔からですが、ベトナムを軽く超えてき他のはびっくり。

 

コンビニのサンドイッチがめっちゃ美味しかったのは、ポイント高い。料理の物価は、日本と同じか、それとも観光地だからそんなもんでしょうか。

 

**

 

さて。

こちらに、いくつかの言語学習アプリについての遍歴がありますが。

 

iwairyoui.hatenablog.com

 

iwairyoui.hatenablog.com

 

iwairyoui.hatenablog.com

 

iwairyoui.hatenablog.com

 

iwairyoui.hatenablog.com

 

英語のレベルが上がってきたから使い始めたアプリなどもありますが。

2024年4月(来週だけど)にメインで使用しているアプリのいいところと、もうちょいなところを書いていきます。

 

 

1)Lingvist(単語力アップ)

lingvist.com

まず、このアプリ。

 

 

これは、アプリとウェブで共有できるので、iPhoneではアプリ。iPadではウェブ版を使っています。このアプリは語彙力を上げるために使っています。文の構成とかはあまり考えずに、ひたすら単語を覚えるために。

知っている単語も出てきますが、基本的には知らない単語がずらり。全部で5000語くらいを覚える設定になっているのですが、ポーランド語お得意の、変化を含めると、単語全体では2000くらいの印象。

このアプリを使う時に必要な心構えは。

“いつか、覚えられる“

何度も間違って、自分への自信が打ち砕かれます。

でも、答えを見たりするのではなく、ひたすら間違い続けて、いずれ覚えるスタイル。

最初このシステムには否定的だったのですが、今は最も時間を使っているアプリです。

一日に200語以上は学べないです。なんでも、脳の記憶のなんとからしいですがよくわかりません。でも、ひたすら覚えまくるのがいいというわけでもないと体感できます。

200語の学習だと1時間くらいは使います。

文法はほとんど学ばないのに、このアプリを本気で使い始めて語学力が伸びたことで思ったこと。私がずっと否定してきた語彙力が言語力に必要だということ。これには若干凹んでます。

日本語ではなく、英語なので、英語レベルが少し上がったから使えるアプリです。

最初コテンパンにやられますが、ずっと続けるとなぜか単語を絶対覚えられるという神アプリです。

年間サブスク10,000円くらい。

 

2)Babbel (トータル学習)

 

Babbel - Language Learning

Babbel - Language Learning

  • Babbel GmbH
  • 教育
  • 無料

 

前もここで紹介した気がします。

どんどん進化する良い意味で変態アプリ。

基本スタンスは、学習と復習。

これはポーランド語を学ぶのに最適かもしれません。

単語変化の意味について、レッスンで丁寧に解説してくれますし、レッスンで学んだ単語の学習も復習もできます。

これも基本は英語。

なんで語尾が“ą"になるのかとかも説明してくれているから、文法書的なアプリでもあります。アプリでなるほどと納得することは少ないですが、これは頻繁にあります。

 

クレジットカードで、ウェブからサブスクしてので、年間13000円くらい。

Apple経由だと、9100円です(2024年の現時点で)

 

3)mondly (フレーズの型を覚える)

 

Mondly: Learn 33 Languages

Mondly: Learn 33 Languages

  • ATi Studios
  • 教育
  • 無料

 

これは、生涯サブスクを15000円くらいで申し込んだので、年間サブスクは不要でずっと使えます。言語も33言語使い放題。

今の所、学習言語は少ないですが、今後に期待のアプリ。

 

ただ。

これは一長一短あるアプリです。

 

まず、ポジ要素から。

同じようなフレーズを徹底的に学べるので、型を覚えることができる。

最後の名詞を変えるといろんな表現ができると言うことを学べます。

 

例えば。

 

Gdzie jest ...

この、…に色々当てはめることで、

“…はどこですか?“

の型を覚えることができます。

 

ネガティブな要素は。

いきなり知らない単語を、書きなさいと言ってくる。

知らんバッテン。って何度つっこんだことか。

まずは覚えさせてくれんかね?

って言う状況が多々あります。

もちろん知らないので、間違うと、星を失って、なんとなくげんなり。

だった初見ですよ。知るわけないでしょ。って時々悲しくなるアプリ。

 

いつ電車は来ますか?

電車はいつ来ますか?

で正誤を判断されたりします。

間違いじゃなくて、日本なら通じる!

って思ったりしますが。

でも、徐々に良くなってきています。

今後に期待。

 

しかし何より、33言語使い放題ということがメリット。

相手が、ベトナムとかタイとかでも挨拶なら披露できたり。

言語って面白いって感じさせてくれるアプリ。

表現も、日常で使うものが多いのも好感です。

 

**

 

次の2つは英語学習として使っているアプリです。

 

1)EWA

EWA English: 初心者のために英語を学ぶ

EWA English: 初心者のために英語を学ぶ

  • Lithium Lab Pte Ltd
  • 教育
  • 無料

 

キャンペーンのコードを入力したので、毎年3000円くらいでサブスクしてます。

フレーズ学習と、英語の本が読めるアプリ。

英語学習だと個人的に1番かな。

連続学習もこれだけ頭抜けてて、もうすぐ600日。

英語と、スペイン語と、確かフランス語。だけ。

 

2)FluenDay

これも1)と同じでフレーズ学習ですが、ネイティブがよく会話で使うフレーズがメインなので、語彙力アップではなくコミュ力アップのアプリです。これも私の英語レベルがアップしたから使用できるようになったアプリかな。

 

毎年コロコロ変わるのですが、アプリ以外で参考書を買って学習しているのは、チェコ語とポーランド語です。

 

最後に。

最近寝る以外の時間ずっとしていることが、ポーランドの歌手の音楽を聴き続けること。

今月から始めたから30日くらいですが、これが一番効き目ある気がします。

もちろんただ聴くだけではありませんが、ベースに音楽があって、そこに語彙力とフレーズの型を加えていくと、成長を体感できます。

 

なんだか申し訳ない(誰にかは不明)けど、チェコ語とイタリア語をあっさり抜いてしまったポーランド語レベル。咄嗟の話力ではまだ英語に軍配ですが多分今年の年末には逆転していることでしょう。

 

**

 

追伸

この世界で、めっちゃ有名な某アプリ(緑のフクロウ)は使っていません。

ポーランド行った時も、いろんな人に、このアプリ使ってないの?って聞かれましたが。

私は、りんごを持っています。ってフレーズが中学生の英語嫌いを思い出させるし、誰にいついうフレーズか不明だし。ということで使っていません。

あなたはあの大きな山を見ますか?

って、日本語としても意味不明だし。

 

もしかしたら今は変わっているかな。

 

≡ ポーランドの魅力

ポーランドから旅行から2週間が過ぎ。

もう、頭の中がずっとポーランド。

 

前回のブログで、移住したいことは書きましたが。

一体なぜそこまで。を自己分析。

 

海外旅行好きだけど、まだ6カ国くらいです。そんな私が、海外に旅行してここに住みたいって思ったことは今までなかったので、その理由を考えてみました。

 

ポーランドのワルシャワはポーランドの首都なので他の国と同様、観光客は多いです。でも、日本と同様にみんなが集まるところから少し離れて地元の人たちが過ごしている場所を訪れることで、その国の雰囲気がわかると思っていて。

 

なので今回、ワルシャワで観光地のもっと奥に行ってみました。そこは、本当に地元の住人が住んでいるアパート群。日本で例えるなら、よくある市営住宅の群みたいな場所。

 

とても静かで。時折、犬の散歩をしているご婦人がいたり、家の中で、兄弟喧嘩をしているであろう声が聞こえたり。観光客なんて皆無。旧市街広場とか新市街広場から、たった15分くらい歩いた場所です。ウォルマートのコンビニみたいなの(小さいスーパー)がやたらと多く存在していて、とてものどかでした。

 

歩いている男性二人が、何やら議論していたり。

 

前も書いたかもしれません。

 

ポーランド人に限らずと思いますが、海外の人は、ハグが大好き。友達との待ち合わせで、ハグする長身の美女達はそれだけで絵になるのですが、男性同士も握手したり、肩を寄せて軽くハグしたりします。これは、本当に日本とは違う文化です。

 

**

 

次。

日本文化大好き人間が、いる。

 

ワルシャワに、居酒屋MUGIっていうレストランがあったので、行ってみました。

てっきり、日本人がポーランドで居酒屋始めたんだろうなと思っていたら。

日本人スタッフ皆無w

しかも満席。土曜の15時だよ…

ごめんなさいって言われたので帰りましたが、あの屈強な黒人が焼いている焼き鳥みたいなの、今度絶対食うからな!って心の中で誓ったのでした。

 

で、他の店で15時に満席ってほぼあり得ないんで。まあ、日本好きなポーランド人はいるという解釈をしました。

 

ネットで調べたら出てきた。

 

4travel.jp

 

**

次のポーランドの魅力。

ビール好きだからこそ行きたかったポーランド。

 

しかし、ポーランドのビールのポテンシャルは半端ない。

本当にビールが美味しすぎる。し、安い。

ポーランドのお店で飲むビールは全部でかいです。

それで、600円くらいかな。

なので、日本の中ジョッキの価格で、大ジョッキ飲めるみたいなイメージ。

 

次回は、やたらとポーランドで飲んだ“żywiec"という街の名前を冠したビール醸造所のある街に、行ってみたいと考えています。

 

**

 

最後に気づいたこと一覧。

 

1)ポーランド人はホームに並ばない。ホームの中央にたまる。

これ、結構カルチャーショックでしたが、日本の整列乗車って文化なのね。

 

2)ポーランド人は、ほとんど洗車しない。

これはちゃんと現地の人に聞いたので間違いない。

どうせ汚れるから、しない。そうです。

緑の車が茶色なのは、びっくりしますがそんなもん。

 

3)ポーランド人は無表情。ちょっと喧嘩腰。

シャイなだけです。

自転車のベル鳴らしまくりで、歩行中の男性がムッとするも、暴言吐くとかはない。

トイレで鍵を閉めていない個室を開けてしまって、中の男性に、みられたが(睨むわけではない)何もなし。

 

4)ポーランド通過、ズロチはいらない。

ほとんどカードで支払える。体感だと100%

両替しましたが、不要でした。

 

帰りの関西空港の両替所で、ズロチなんですが。って言ったら、そんな通過は“ない“って言われてカチン。ないじゃなくて、ここでは取り扱ってないだろ。言うなら。

 

私「いや、ないじゃなくて、あるから持ってきてるんですけど」

誰か「でもそんな通貨知りませんし」

私「心のこえ(あなたの知る知らないじゃなくてさ)」

 

で、実際のズロチ見せる。と。

もしかしたら他の両替所にはあるかも。

って、そんな通過はないって言い切ったの誰?

全然面白くないし、私が日本苦手なの、これ。

日本人は、自分の思い込みですぐに判断して、その他を拒絶する。

 

だからマイノリティの私は、日本を脱出したいんだなって再度思ったのです。

ビール好きって言ったら、“あーアル中ね“って言われる日本。

海外だと“わお、クレイジーだけど、自分の好きなことを知ってて幸せだね“

になるんです。

 

5)スリには出会わなかった。自分が泊まっているホテルの近くに、夜になると美女がいて声かけてくる。

「Nie, dziękuję」は、魔法の言葉。

だけどその後、なんか暴言を放たれたので、次回はその言葉も理解できるレベルになって戻ってきます。

 

6)コスメのレベルが高い

ポーランドのシャンプーって、ホテルで使って日本のと全然違ったので、帰国してからポーランドのシャンプーを買ったのですが、やっぱり違う。もしかしたら美容国家かもしれませんが、データがないので今のところ想像です。

 



 

≡ Kolacja w Warszawie:ワルシャワで晩ご飯

ポーランドの大統領府。

昼間と違って、建物がライトで映えます。

もうこの時点でポーランド大好き人間になっているので、目に映るもの全てがポジティブ解釈。

 

言語化できなくて

自分でもその理由がわからないけど

心というか魂みたいなものが存在するとしたら、多分それです。

なんか好き

 

日本人が優しいことは、海外に行けばよくわかることです。

困っている人をほっとけない世界一の民族。それが日本人だと思います。

でも、ポーランド人もめっちゃ優しいんです。

 

ただね、めっちゃシャイ。個人の感覚ですが、ポーランド人は冷たいんじゃなくて、単なるシャイ。日本人も基本スペックは、シャイだけど、困っている人に対してはやたらと積極的になるんですよね。

 

同じヨーロッパでもガンガンなイタリア人と違うのは、文化か歴史か。。

なんとなくロシア感あるのは、歴史かもしれません。

 

声かけて、断られたのは右手くらいでほとんどの人はちゃんと説明してくれますし。

心を開くとめっちゃおしゃべりになるポーランド人、そのギャップ。

 

あと、ポーランド人は親日だって聞きますけど、そんなに感じなかったかも。

 

ただ。帰りの空港レストランで、ビール飲んだ時。日本人感を出してないのに、最後に男性のウェイターが、“ありが とう“って言ってくれたのはまじでびっくりしました。え?どう考えても、西洋人の中に、東洋人ぽつりのシチュエーションですが。それに隣国かもしれないじゃないの。それなのに、ピンポイントで日本語。

 

“Mówisz po Japonii?"

って思わず声かけたら、“少しだけ“って答えてくれました。

“Wow, Super!"って答えて喜びを伝える。

これは嬉しかった。こういう細かい喜びが本当に好き。

 

あ、それとポーランド出国の時に、パスポートを出して。無言でパサって置かれたから、“Dziękuję bardzo"ってポーランド語で挨拶したら、彼が、「お?ポーランド語で挨拶したぞ!」って笑ってくれて、“Dziękuję bardzo Do widzenia !"って言ってくれました。こういうの大好き。無言で受け取ってもいいけど、せっかくポーランドにいるから、ポーランド語で挨拶したい。

 

話を戻して。

この日の夜は、3人でご飯を食べる約束をしていたので、ホテルまで来てもらってから旧市街に移動。

 

夕食で行ったのは、大人気らしいポーランド料理のレストラン。

4店舗あるから、チェーン店ですね。

常に満席というクレイジー飲食店でした。

私たちは移動開始が早かったからか10分くらい待って入店。

そのあとは、ずっと外には列ができていました。

 

なんでも、ポーランド人の土曜日の夕食は遅いのだとか。

18時くらいに入店して20時くらいまでいましたが、その感ずっと行列でした。

ポーランド人がポーランド料理のお店に並ぶって、日本人がラーメン屋に並ぶようなもの?

いやなんか違うか。

日本料理店にあんまり並ぶことないから。

家で食えるやんって思うの、私だけかな。

 

ポーランド料理は肉肉しい。です。

 

ほとんど茶色じゃないか。

肉あんまり好きじゃないけど、どうなるのかなって心の中で思っていたのですが。

そんな不安は思い過ごしでした。

全然重くなくて、どれだけでもいける。

ソーセージとか豚肉調理の料理が多いのと、スープ系が豊富。

ソーセージとかスープも美味しかったのですが、写真右奥にある、一見春巻みたいなのが、やたら美味しかった。

 

**

 

で。日本に帰って来てから。数日が経って、重大事件が発生しています。

 

それは、日本の料理が身体に合わないことに気がついて、一刻も早くポーランドに戻りたいと思っていること。

 

真実。日本に帰って来てから体の調子が悪い。ポーランドの料理は、素材の味がちゃんとするのです。豚肉も身体が拒否しない。なんだかナチュラルな気がするんです。

 

肉嫌いって思っていたけど、ポーランド行ったら、肉全然美味しい! ってなりました。

 

日本の〇〇の素とか、技術の結晶かもしれませんが、私的にはこれは一体何味なの?

って感覚。

外食に行っても、美味しいと思えない。

家で作った料理も、あんまり美味しくない。

日本は、化学の味がするんです。

 

**

 

だから。

ポーランド移住計画を立てることにしました。

目標は2026年春。

 

ワルシャワでご飯食べて移住決めるとか、私っぽいなとしみじみ。

ワルシャワの料理は美味しいけど、少食の私には、多すぎるから。そこが課題。

外食するなら大人数かな。

あと、スーパーマーケットは行けてないないから、次回のポーランド旅行は、観光メインではなく、生活をイメージした滞在にしようと考えてます。

 

**

 

ご飯の後、ワルシャワの街を歩いていたら、チェコビールのお店を発見。

隣国だからあってもおかしくないけど、チェスカーって書いてあって、チェコ好きの私大興奮。

 

時間がなくて行けなかったけど、次回は行きます。

てか、ポーランドに移住したら、チェコも行きまくりじゃないか。

 

神が書いた私のシナリオめっちゃ面白い。

 

翌朝。

ショパンの像がある公園で、野生のリスと戯れて。

今回のポーランドの旅は終了でした。

 

多分、日本に帰りたくないを100回は言ったであろう旅。

日本人からもポーランド人からも聞かれた、「なんでポーランドなの?」

正直、答えなんてないんです。

現代人は答え知りたがりだけど、本当に大切なことって、答えにできない。

 

ただ、ビールを飲みにポーランドに行って。

ポーランド最高じゃん!

という感覚で日本に帰って来て。

ポーランドの人たちと交流した時間は、こうやって記録に残しつつも。

そのほとんどは、自分の中だけに残る宝物です。

 

 

ポーランド語のアガサ・クリスティの著書を買いました。

帰ってから、ポーランド語の学習に拍車がかかっているのは、言うまでもありません。

 



以上

 

PKP:ポーランドの都市間移動鉄道

サムネイル画像が、何回更新しても変わらないから記事消しました。

で再度アップ。

 

はてな細かいバグが最近多いのなぜ?

途中で、日本語入力できなくなるし。

 

※写真はPKPではなく、ワルシャワの市内鉄道です。

3 電車の乗り方とか

 

前回の高速鉄道PKPの件から。

 

色々が日本に比べたら雑なのが、海外です。これは日本がすごくて他の国がダメだということではなくその国の文化なので仕方がありません。海外の人が日本に来たら、なんだそのシステム? と思われることは多々ありますが、それは日本人の精神が、このようにしたら相手は喜ぶ(より良い体験となる)ことを異常に想定する民族だからだと思います。文化の違いです。ポーランド人などの外国の人たちにないわけではないです。

 

これを、日本が最高の国だと考えず、郷に入りてはと考えるとすんなり脳が受け入れてくれます。

 

で、PKPを含めポーランドのほとんどの駅には改札がありません。チケットを買って乗って、電車の中にある改札機がで切符を改札したり、(日本のバスで入口にある発券機のようなもの)車掌が回ってきたり。

 

これは逆に、一度入ったものの違ったということで、駅員さんに行ってまた改札を出る手間がないという利点があります。だから、このホームでいいのか、こっちなのかという考察ができるわけです。

 

そして私が考察した理由。彼女に言われた通りに、時間、行き先、ホームナンバー、電車ナンバー、車両確認、座席確認。PKPは全席指定で、とりあえず自由席にGOするシステムがないので、車両のそばで待たなくてはなりません。

これがチケットです。

 

左上の数字は、日にちと出発時間。

その右が行き先。ワルシャワからグダンスクです。

POC :4506 

電車ナンバー:のぞみ355号的な

WAGON:車両ナンバー6

1 miejsce :多分1座席

Siedzenia:座席18

まあ単語がわかればなんとなく理解できる範疇です。

 

ここからがまた壁。

で、何番ホーム?

何度チケットを見てもわからない。

とりあえず、何時に何番ホームに車両ナンバー〇〇がきますという表示があるのですが、時間とホームと行き先は合っているのに、車両ナンバーが一個違う謎。

私のチケットは、4506なのですが、来る予定の電車は4507。違うやん。

後から知ったのですが、数字一個ずれはまあまあ、あるあるらしいです。

日本人特有の、全部きっちりを発動したため、違う車両の可能性を考えたわけですが、時間と行き先があってりゃ大丈夫じゃね? がポーランド風。

乗ってみたら、正解でした。

まじ脱出ゲームみたいなスリルがありました。

 

さらに。

この車両はこの辺りに…という表示もないので、中央あたりで人々がたまっています。理由は、どの車両がどこに止まるかは、到着するまでわからないというこれまたスリル満点の演出があるのです。

 

なので、車両が入場してきたら、皆が一斉に散るという光景を毎回見れます。

これは日本にはない光景だからめちゃくちゃ新鮮でした。逆に日本人てほんとに細かいところまできちんとしている国民なのですね。

 

ポーランド式に、仮に慣れたとして。どっちがいいかな。

 

次に、車両のグレード。日本でいう、普通車両とグリーン車のようなもの。PKPには、自由席がないので、クラス2とクラス1で分かれています。1はグリーン車。

 

双方ともに、お水のプレゼントがあります。クラス1は、軽食がついてます。クラス2は159PLNで、クラス1は240PLN。値段が約100PLN(4300円)違うので、まあクラス2でいいかなと思ったのですが、めちゃ快適でした。

 

ワルシャワからグダンスクまでは、2時間半くらいかかるので、多分時間の感覚だと博多から大阪の新幹線ですかね。でも距離は300キロくらいしか離れていないので、金額は日本の半額のイメージです。クラス2で6000円くらい、クラス1は10,000円。

 

時間と車両によって、微妙に金額が違うのも面白かったです。

 

隣のポーランド人女性がめっちゃ面白くて、動画見ながら腕だけダンスの練習したりとか、写真からPDFで苦労してたから、手伝いますよって英語で言って手伝ったあげたら、“thank you so much"と言ってくれたので、“bardzo proszę"とどういたしましてとポーランド語で言ったら、話せるのか聞かれたので少しだけと答えました。この時点で、簡単なポーランド語を口から出すことの抵抗が消えていました。

 

車掌が来て“dzień dobry"

私も挨拶を返し、チケットを見せます。

端末で読み取り、車掌が“dziękuję"と。

私も“bardzo dziękuję"

なんか気持ちいい。

 

電車に乗ったのは、11時くらいだったからポーランドについて5時間後くらい。

 

ほんとに環境大事。周りほとんどポーランド語しか聞こえてこないから、脳がぷち錯乱してるのが自分でもわかりました。

 

次回

4 グダンスクでビール

≡ stare miasto :ワルシャワ散歩

ポーランド旅、二日目。

 

9時ごろ、ぼんやりと起きたので、ホテルから歩いて1分のところにあるポーランドのコンビニへ買い物に行きました。

ポーランドには、日本のコンビニはなさそうで。でも、一社独占状態の、カエル色のコンビニが至る所にあります。

 

鶏肉のサンドイッチと、面白半分でカップ麺を。

サンドイッチは、本当に美味しかった。

日本のより好きかもって思うレベル。

 

ラーメンは…

OYAKATA!って書いてあって日本っぽいブランドだなと思ったら、製造は味の素でした。

味は、まあ普通。日本のノリで、水道水を沸かして食べたのですがダメでした。海外の水道水は飲めないけど沸かしてもダメだった。6時間後くらいにお腹を下しました。

 

トイレのネタで思い出したのですが、ポーランドで一番困ったことは、トイレの数です。日本の場合、公園の脇に公衆トイレがありますが、公園にトイレはありません。コンビニにもトイレはないので。急にお腹下したりしたらみんなどうしてるのかな。って心配になりました。

 

電車の中にはもれなくトイレがついているので、トイレしたくなったら電車に乗る?

そんなバカな。

でも。到着した日に、市内の鉄道、トラム、バスの乗り放題チケットを買っていたので、電車に乗ってトイレして一駅乗って降りるか?って本気で考えたほど。

ちなみに、72時間の乗り放題チケットは、1400円で、とっても安い。

 

もちろんビールも。

コンビニだけど、両方日本円で100円くらい。

発泡酒ではなくて、プレミアムビールですよ。まじ安過ぎ。天国。控えめに言って。

 

 

さて。二日目元々はクラクフに行くことを計画していましたが、

1、日本から20時間以上のフライトのまま休憩せずにグダンスクへ観光したことにより右足に違和感

2、短い旅行日程なので、ワルシャワの観光をしないまま帰ることになるかも。

 

と感じたのでワルシャワ観光と散歩をすることに決定。

結論から言うと、ワルシャワも相当にいい街でした。

グダンスクの街の雰囲気は、なんとなくバタバタしていて。ワルシャワの方が首都だからバタバタしていると思っていたのですが違っていました。

 

路面電車トラムを使ってもいいのですが、何せ歩くのが好きなので。

観光マップとTripAdvisorで確認したところ歩いて6時間くらいである程度制覇できそうだったので、ざっくりマップを頭に入れて散歩開始。

 

まずは、ショパン博物館へ。

その途中で。

東京=日本

SUSHI=Japan

というざっくりの構図がツボで思わず撮影。

なのに、ガラス面には

“4 new burgers to try!“

って、ここは一体何屋?

 

向かいの歩道では、前日飲み過ぎたであろうご婦人と警官が揉めていました。

全世界共通だね、週末の飲み過ぎ事件。

 

そこから20分くらい歩いたら到着。

ショパン博物館。

中は、1000円くらいで入れますが、写真撮影はNGでした。

 

で次は、ワルシャワ王宮と旧市街広場へ向かいます。

本当にのどかで、どこで写真をとっても私の好きな街並みで、公園で犬を散歩させているご夫婦とか、昼散歩をしているカップルとか素敵すぎます。

 

ポーランド、本当にいい国。二日目にして大好きになってしまいました。

映画の撮影セットに紛れ込んだような街並み。

リュックベッソンさんの映画に出てきそうな。

ショパン博物館から歩いて20分くらいで、ワルシャワ歴史地区へ到着。

 

なかなか写真では伝わりにくいですが、ちょうどいい混み具合なのです。

多すぎるわけでもなく、閑散としているわけでもない。

パフォーマーがやたらいて、みんなプレーがうま過ぎて、ここでしばらく過ごすだけでも面白そう。

 

この時点で、11時過ぎ。

ランチできるお店が開店する時間。

 

どこにしようかなーって歩いていたらキャッチの人がいて、英語でポーランド料理のお店ですよって言われたので、メニューを見てから入店。私が最初のお客さんだったのですが、すぐに満席になりました。人気店だったのね。

 

まずは、ビール。

ポーランドのビールが世界一美味しいって、ポーランド人はいいます。

ポーランド語は世界一難しいって、ポーランド人はいいます。

ポーランド人は、自分たちの国に誇りを持っています。

そりゃ何度も国がなくなって、その度に復活しているんですから、不死鳥国家ですよね。

 

世界一は言い過ぎでしょ。ってかなり増していると思っていたんですが、ポーランドのビールは本当に美味しい。

日本のビールってずっと飲んでいると、正直飲み飽きるんですが、ポーランドはそれがない。

麦芽のコク?

どうしてポーランドビールが日本に流通していないのか。本当に不思議。

 

ポーランド料理の代表格。

pierogi。

これは大きい水餃子。

中に、いろんなものを詰め込みます。

豚肉はもちろん、野菜とかチーズとか。

ビールに合います。

それと、魚が欲しかったので、サーモンを。

下に敷かれているのは、ほうれん草をニンニクバターで煮込んだやつで、これが劇的にビールに合いまくり。事前に調べた情報では、ポーランドでは、たらやにしんが食べられていると聞いていましたが、サーモンもありました。

 

至福すぎる。

 

ビール2杯と、ピエロギとサーモン。

計4品で、5000円くらい。まあ外食だからこんなもんでしょ。

写真で撮ると大きさがわからなくなりますが、ビールも日本では大ジョッキの大きさですから。

料理もこれはシェアするレベルでしょって思うほど。

 

結果1時間半くらい滞在して、新市街へ移動。

歩くだけで楽しい街はベトナム以来。

 

次は、無名戦士の墓。

ポーランドって挟まれた二つの国に、何度も侵略されています。

歴史を調べると、悲しい歴史がたくさんあるのですが。

自分たちの国を守るんだ!って心意気は、日本の特攻にもよく似ています。

ここの厳かな雰囲気はすごかった。

流石に疲れたので、ホテルがあるワルシャワの中心部へ戻ります。

 

今回は展望できませんでしたが、科学宮殿が中心部には聳え立ってます。

 

 

ホテルで横になり、まじでポーランドいいわー。って浸りながら。

すでに何日もいるような感覚になってます。

この日から、日本に帰りたくない。を心の中で唱えるようになります。

 

2日目夕方と3日目は次回。

 

≡ Gdańsk グダニ(ン)スク:ポーランドの港町

4. グダニスク

 

いろんな壁を乗り越えて。

なんか、歌の歌詞のようですが。

無事に、グダンスク;Gdańsku

に到着しました。

 

ここに来た目的は、二つあります。

一つは、ここのクラフトビールを飲むこと。ポーランドに行くことを決めてから検索してどうしても行きたいと思っていた場所です。

 

名前は、“Craft Beer Central Hotel"

グダンスク駅の至近距離にあって、ホテル併設のレストランがあり、奥で醸造もしているというビール好きの私には至福の場所。

 

もうね、到着して半日で勇気100倍アンパンマン状態なので、勢いだけで扉を開けれるようになっています。困ったら英語発動ということで。

 

カウンターに近づいて、「Dla jedna」と、言いながら

「I don't speak many polish phrase」

と伝えると、「here please」

 

このかたが、めっちゃ陽気で。

またポーランド行ったら絶対行きたい。

写真撮っていいですか?

て聞いたら、ポーズしてくれましたw

ーおすすめはなんですか?

ってポーランド語で言います。

男性なら czy pan poleca

女性なら czy pani poleca

 

一番左のダークラガーが美味しいとのことだったので。

それを飲みました。

めちゃくちゃ飲みやすくて、ギネスのような濃さはないのにしっかりダーク。

チョコレートの感じよりロースト感の方が多いかな。

で、やっぱりピルスナーも飲まないと。

結論から言うと、ポーランドのビールは美味しいとポーランドの方がいうのは、正解でした。

日本のような喉越し爽快ビールではなくて炭酸もちゃんとあって、でも旨味のようが強いかな。

チェコのウルケルに系統は似ています。

 

こうして、ひたすら美味しいクラフトビールを飲みながら。

相当楽しい時間を過ごすことができました。

この店常連もたくさんやってくるようで、隣の人に声かけたけどびっくりされました。

そんなこともある。

 

ポーランドの接客は、ウェイターとお客さんが対等のような気がしました。日本だと、お客様は神様です。の精神で、どうしても店員がしたとの印象ですが、お互いのポジションが違うだけで同じ人間なのだから下に下がる必要はないよね。という印象を覚えました。

 

でも、愛想が悪いわけではなく、めちゃくちゃフレンドリーです。店を出る時も、私が出ようとしたら譲ってくれた若いお兄さんがいたので、なんとなく日本っぽい感じがします。

 

で、二つ目の目的は。

グダニスクに住む、スペイン人の方が、日本語を教えてほしいということで、会うために移動。

 

もうね、とにかく街並みが美しい。日本でもあるあるですが、スプレーの落書きはまあ…

 

ここで待つこと10分。

彼とその彼女がやってきて、いろんな観光名所を見せてくれました。

その後、あるバーに連れて行ってくれて。

そこで小麦のビールを。

フルーティ感よりも、林檎感が多いけど、スッキリ飲みやすくて。

ポーランドのビールクオリティ高すぎます。

 

朝、6時半について、すったもんだありながらでまあまあ疲れていたので、真っ直ぐにホテルに帰り就寝。

 

二日目は、クラクフに行く予定でしたが、歩きすぎて。足がピクピクしていたので、路面電車で行けるワルシャワ観光に切り替えました。

 

次回は、ワルシャワ観光ですが。

その前に、次回は一度言語のことについて書きたいと思います。

≡ Warszawaワルシャワ:ポーランドの首都

1

 

ワルシャワには、日本から20時間(フライト17時間半、トランジット2時間半)で到着。

トランジット先のドーハで何かできるかと思いましたが、飛行機から空港、入国審査とか行列だったので、何もできずにポーランドへ。

 

関空からのフライトが12時間でしたが、終わってしまえば意外と早かったな感じました。

エコノミーでも椅子ごとにタブレットがあったり、カタール航空は、1000円くらい払えば、フライト時間全部Wi-Fiが使えたりするのと、機内食が最初と最後に出てきて、それがそれぞれ1時間半くらい時間が経つので、後の時間はひたすら寝る。というか仮眠。

 

ワルシャワには6時半に到着したので、そのままホテルにチェックインして。

とこれが願望でしたが、いきなり壁出現。

 

想像以上に、ポーランド語がわからず。

どの電車に乗れば目的地に行くのかと。

で事前に調べておいた方法でチケットを購入して電車に乗ります。

 

なんだか不安になって、その辺にいた人に聞いたら。

咄嗟に出たのは英語。

ーどこに行きたいんだ?

と返事が来て。

ーワルシャワです。

と答えたら

ーどのワルシャワ駅だ。

たくさんあるようです。

ーワルシャワ中央駅

と答えると

ーだったら、あの電車だ。

と反対側に止まっていた電車を指差します。

 

ちゃんと予定していたホテル最寄りの駅につき。

チェックイン。

 

あー疲れた。

旅の疲れのマックスに加え、海外のリハビリをせずにいきなり難関に行っちゃったので疲れもピークに。

 

しかしそんなに時間がないので、予定してたグダンスクへ。

ここのクラフトビールが一番の目的だと言っても過言ではありません。

 

2

 

シャワー浴びて少し休憩してからグダニスクへ。

手段は、PKP。

日本でいうJRの特急(この概念があるのは九州に近いかな)

 

ところがよくわかっていない私は、さっきのホームでチケットを買おうとしますが、目的地が出てきません。

 

はて。

 

乗りたい電車の時間まで後20分しかないぞ。

 

焦ること10分。

 

この駅になんでPKPって書いてないんだ。

そもそも駅からホテルまで来た電車ってなんだ?

国鉄じゃないの? 

そして、地図と駅名を確認。

確か、「Warszawa Centralna」

って東京駅みたいな存在だよね。

でも、なんか小さいよね。

と、徐々に冷静さを取り戻して。

 

隣接していた駅だからここが中央駅だと勘違いしていたんですね。

海外あるある、初日は焦って冷静さは飛び、ナチュラルハイになるんです。

 

それで、なんとか駅を見つけ出してPKPの電車を発見!

すでに15分経過。

券売機で、出発の駅と目的の駅と入れて、購入。最初に乗りたい電車は行ってました

 

これでめでたしめでたしとはならないのがワルシャワ。

基本的に、悪くいうと「めっちゃ不親切」で、こっちにめっちゃ考えさせます。

逆にいうと、日本は完全にカスタマーファーストすぎて、手取り足取りの配慮があるため、ダメ人間になるかもしれないという可能性があったり。

 

サバイバルを体感すればするほど、周りの状況への対応力が鍛えらるのは本当です。

後日書きますが、リハビリは、初日の夕方には消えてて。

2日目の私は、すでにワルシャワ市民かのような顔で歩くようになりますw

 

続く