ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

PKP:ポーランドの都市間移動鉄道

サムネイル画像が、何回更新しても変わらないから記事消しました。

で再度アップ。

 

はてな細かいバグが最近多いのなぜ?

途中で、日本語入力できなくなるし。

 

※写真はPKPではなく、ワルシャワの市内鉄道です。

3 電車の乗り方とか

 

前回の高速鉄道PKPの件から。

 

色々が日本に比べたら雑なのが、海外です。これは日本がすごくて他の国がダメだということではなくその国の文化なので仕方がありません。海外の人が日本に来たら、なんだそのシステム? と思われることは多々ありますが、それは日本人の精神が、このようにしたら相手は喜ぶ(より良い体験となる)ことを異常に想定する民族だからだと思います。文化の違いです。ポーランド人などの外国の人たちにないわけではないです。

 

これを、日本が最高の国だと考えず、郷に入りてはと考えるとすんなり脳が受け入れてくれます。

 

で、PKPを含めポーランドのほとんどの駅には改札がありません。チケットを買って乗って、電車の中にある改札機がで切符を改札したり、(日本のバスで入口にある発券機のようなもの)車掌が回ってきたり。

 

これは逆に、一度入ったものの違ったということで、駅員さんに行ってまた改札を出る手間がないという利点があります。だから、このホームでいいのか、こっちなのかという考察ができるわけです。

 

そして私が考察した理由。彼女に言われた通りに、時間、行き先、ホームナンバー、電車ナンバー、車両確認、座席確認。PKPは全席指定で、とりあえず自由席にGOするシステムがないので、車両のそばで待たなくてはなりません。

これがチケットです。

 

左上の数字は、日にちと出発時間。

その右が行き先。ワルシャワからグダンスクです。

POC :4506 

電車ナンバー:のぞみ355号的な

WAGON:車両ナンバー6

1 miejsce :多分1座席

Siedzenia:座席18

まあ単語がわかればなんとなく理解できる範疇です。

 

ここからがまた壁。

で、何番ホーム?

何度チケットを見てもわからない。

とりあえず、何時に何番ホームに車両ナンバー〇〇がきますという表示があるのですが、時間とホームと行き先は合っているのに、車両ナンバーが一個違う謎。

私のチケットは、4506なのですが、来る予定の電車は4507。違うやん。

後から知ったのですが、数字一個ずれはまあまあ、あるあるらしいです。

日本人特有の、全部きっちりを発動したため、違う車両の可能性を考えたわけですが、時間と行き先があってりゃ大丈夫じゃね? がポーランド風。

乗ってみたら、正解でした。

まじ脱出ゲームみたいなスリルがありました。

 

さらに。

この車両はこの辺りに…という表示もないので、中央あたりで人々がたまっています。理由は、どの車両がどこに止まるかは、到着するまでわからないというこれまたスリル満点の演出があるのです。

 

なので、車両が入場してきたら、皆が一斉に散るという光景を毎回見れます。

これは日本にはない光景だからめちゃくちゃ新鮮でした。逆に日本人てほんとに細かいところまできちんとしている国民なのですね。

 

ポーランド式に、仮に慣れたとして。どっちがいいかな。

 

次に、車両のグレード。日本でいう、普通車両とグリーン車のようなもの。PKPには、自由席がないので、クラス2とクラス1で分かれています。1はグリーン車。

 

双方ともに、お水のプレゼントがあります。クラス1は、軽食がついてます。クラス2は159PLNで、クラス1は240PLN。値段が約100PLN(4300円)違うので、まあクラス2でいいかなと思ったのですが、めちゃ快適でした。

 

ワルシャワからグダンスクまでは、2時間半くらいかかるので、多分時間の感覚だと博多から大阪の新幹線ですかね。でも距離は300キロくらいしか離れていないので、金額は日本の半額のイメージです。クラス2で6000円くらい、クラス1は10,000円。

 

時間と車両によって、微妙に金額が違うのも面白かったです。

 

隣のポーランド人女性がめっちゃ面白くて、動画見ながら腕だけダンスの練習したりとか、写真からPDFで苦労してたから、手伝いますよって英語で言って手伝ったあげたら、“thank you so much"と言ってくれたので、“bardzo proszę"とどういたしましてとポーランド語で言ったら、話せるのか聞かれたので少しだけと答えました。この時点で、簡単なポーランド語を口から出すことの抵抗が消えていました。

 

車掌が来て“dzień dobry"

私も挨拶を返し、チケットを見せます。

端末で読み取り、車掌が“dziękuję"と。

私も“bardzo dziękuję"

なんか気持ちいい。

 

電車に乗ったのは、11時くらいだったからポーランドについて5時間後くらい。

 

ほんとに環境大事。周りほとんどポーランド語しか聞こえてこないから、脳がぷち錯乱してるのが自分でもわかりました。

 

次回

4 グダンスクでビール