ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

≡ Kolacja w Warszawie:ワルシャワで晩ご飯

ポーランドの大統領府。

昼間と違って、建物がライトで映えます。

もうこの時点でポーランド大好き人間になっているので、目に映るもの全てがポジティブ解釈。

 

言語化できなくて

自分でもその理由がわからないけど

心というか魂みたいなものが存在するとしたら、多分それです。

なんか好き

 

日本人が優しいことは、海外に行けばよくわかることです。

困っている人をほっとけない世界一の民族。それが日本人だと思います。

でも、ポーランド人もめっちゃ優しいんです。

 

ただね、めっちゃシャイ。個人の感覚ですが、ポーランド人は冷たいんじゃなくて、単なるシャイ。日本人も基本スペックは、シャイだけど、困っている人に対してはやたらと積極的になるんですよね。

 

同じヨーロッパでもガンガンなイタリア人と違うのは、文化か歴史か。。

なんとなくロシア感あるのは、歴史かもしれません。

 

声かけて、断られたのは右手くらいでほとんどの人はちゃんと説明してくれますし。

心を開くとめっちゃおしゃべりになるポーランド人、そのギャップ。

 

あと、ポーランド人は親日だって聞きますけど、そんなに感じなかったかも。

 

ただ。帰りの空港レストランで、ビール飲んだ時。日本人感を出してないのに、最後に男性のウェイターが、“ありが とう“って言ってくれたのはまじでびっくりしました。え?どう考えても、西洋人の中に、東洋人ぽつりのシチュエーションですが。それに隣国かもしれないじゃないの。それなのに、ピンポイントで日本語。

 

“Mówisz po Japonii?"

って思わず声かけたら、“少しだけ“って答えてくれました。

“Wow, Super!"って答えて喜びを伝える。

これは嬉しかった。こういう細かい喜びが本当に好き。

 

あ、それとポーランド出国の時に、パスポートを出して。無言でパサって置かれたから、“Dziękuję bardzo"ってポーランド語で挨拶したら、彼が、「お?ポーランド語で挨拶したぞ!」って笑ってくれて、“Dziękuję bardzo Do widzenia !"って言ってくれました。こういうの大好き。無言で受け取ってもいいけど、せっかくポーランドにいるから、ポーランド語で挨拶したい。

 

話を戻して。

この日の夜は、3人でご飯を食べる約束をしていたので、ホテルまで来てもらってから旧市街に移動。

 

夕食で行ったのは、大人気らしいポーランド料理のレストラン。

4店舗あるから、チェーン店ですね。

常に満席というクレイジー飲食店でした。

私たちは移動開始が早かったからか10分くらい待って入店。

そのあとは、ずっと外には列ができていました。

 

なんでも、ポーランド人の土曜日の夕食は遅いのだとか。

18時くらいに入店して20時くらいまでいましたが、その感ずっと行列でした。

ポーランド人がポーランド料理のお店に並ぶって、日本人がラーメン屋に並ぶようなもの?

いやなんか違うか。

日本料理店にあんまり並ぶことないから。

家で食えるやんって思うの、私だけかな。

 

ポーランド料理は肉肉しい。です。

 

ほとんど茶色じゃないか。

肉あんまり好きじゃないけど、どうなるのかなって心の中で思っていたのですが。

そんな不安は思い過ごしでした。

全然重くなくて、どれだけでもいける。

ソーセージとか豚肉調理の料理が多いのと、スープ系が豊富。

ソーセージとかスープも美味しかったのですが、写真右奥にある、一見春巻みたいなのが、やたら美味しかった。

 

**

 

で。日本に帰って来てから。数日が経って、重大事件が発生しています。

 

それは、日本の料理が身体に合わないことに気がついて、一刻も早くポーランドに戻りたいと思っていること。

 

真実。日本に帰って来てから体の調子が悪い。ポーランドの料理は、素材の味がちゃんとするのです。豚肉も身体が拒否しない。なんだかナチュラルな気がするんです。

 

肉嫌いって思っていたけど、ポーランド行ったら、肉全然美味しい! ってなりました。

 

日本の〇〇の素とか、技術の結晶かもしれませんが、私的にはこれは一体何味なの?

って感覚。

外食に行っても、美味しいと思えない。

家で作った料理も、あんまり美味しくない。

日本は、化学の味がするんです。

 

**

 

だから。

ポーランド移住計画を立てることにしました。

目標は2026年春。

 

ワルシャワでご飯食べて移住決めるとか、私っぽいなとしみじみ。

ワルシャワの料理は美味しいけど、少食の私には、多すぎるから。そこが課題。

外食するなら大人数かな。

あと、スーパーマーケットは行けてないないから、次回のポーランド旅行は、観光メインではなく、生活をイメージした滞在にしようと考えてます。

 

**

 

ご飯の後、ワルシャワの街を歩いていたら、チェコビールのお店を発見。

隣国だからあってもおかしくないけど、チェスカーって書いてあって、チェコ好きの私大興奮。

 

時間がなくて行けなかったけど、次回は行きます。

てか、ポーランドに移住したら、チェコも行きまくりじゃないか。

 

神が書いた私のシナリオめっちゃ面白い。

 

翌朝。

ショパンの像がある公園で、野生のリスと戯れて。

今回のポーランドの旅は終了でした。

 

多分、日本に帰りたくないを100回は言ったであろう旅。

日本人からもポーランド人からも聞かれた、「なんでポーランドなの?」

正直、答えなんてないんです。

現代人は答え知りたがりだけど、本当に大切なことって、答えにできない。

 

ただ、ビールを飲みにポーランドに行って。

ポーランド最高じゃん!

という感覚で日本に帰って来て。

ポーランドの人たちと交流した時間は、こうやって記録に残しつつも。

そのほとんどは、自分の中だけに残る宝物です。

 

 

ポーランド語のアガサ・クリスティの著書を買いました。

帰ってから、ポーランド語の学習に拍車がかかっているのは、言うまでもありません。

 



以上