ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

言語学習|日本人だけど日本的ではない

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|453日|1年2ヶ月と26日

§  ヒアリング時間|899時間

§  学習トータル時間|1355時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|32日|

§  ヒアリング時間|18.7時間

§  学習トータル時間|6.7時間

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原点。なぜ、チェコ語を?

 

今、振り返ってみると、わたしのビール愛が異常だったからだと思います。

 

日本では基本的に、自分の考えと言いながらもそれは誰かの意見をトレースしたものが多いです。

 

わたしがビール好きであることを公言すると、すぐに「体に悪いよ」って返ってくるこの日本人の基本性質が嫌になったという経緯もあったのかもしれません。今思い返せば。

 

とにかく、チェコが一人当たりのビール消費が世界一であると知り、チェコのビールが水より安いと知り。わたしの楽園はチェコなのではないか? とぼんやりと考えた結果、チェコに行ってみようかなと思い至りました。

 

そこから、学生の頃の言語成績を考えました。

 

周りの人は

チェコ語は活用があって”めちゃくちゃ難しい”よ。とか

一日100個の単語は学ばないといけない。とか

英語を勉強すればプラハなら問題ない”らしい”よ。とか

 

ご意見をたくさんいただきました。

そのほとんどは、チェコ語も英語も話せない人ばかりなのはここだけの話です。

 

なぜ、できない人ほど、自分の意見を押し付けるのでしょうか。

 

外国の方は「すげー、頑張って! 絶対できる」とか

チェコ語は難しいけれど、楽しいよ」とか

ポジティブなんですよね。

 

その彼ら彼女らは4ヶ国語とか話せます。

思考や発想が、柔軟で自由。

 

柔軟性は他言語力でゲットできる

 

日本人のいいところは協調性です。

 

自分の意見を過剰尊重すると、暴動起きたりします。

 

日本人は従順で周りに合わせる傾向があり、協調性があります。

 

日本人がいいのか悪いのか、世界の人々はいいのか悪いのかなんて、主観的な部分でしか語ることができないため、不要な議論です。

 

ただ、わたしには合いません。それだけの話です。

 

チェコ語を学び始めてから変わったことの最大なことは、日本に住んではいますが、日本人みたいに、「・・・だって」とか「・・・らしいから・・・だよ」とかの言い切りをしなくなったことです。

 

この世界で断言できることなんて「今、自分が生きていること」くらいです。あとは不透明で移ろいやすく個人的な感覚でコロコロ変わるものばかり。

 

この世界の流れや情報を客観的に観察する能力が上がりました。

 

これはかなり自覚あります。

 

あとは、質問力の向上。

 

知り合いや友達、両親とか兄弟とかに「どうしてそう思うの?」と聞くと、誰かが言っていた、何かで見たと返答する人が多いです。

 

自分の意見を持っている人々、持っていない人々の差。

 

「なんでそう思うの?」が日本でも外国でもかなり有効な質問だと感じます。

 

 

iwairyoui.hatenablog.com

 

言語学習回路

以前のわたしは、チェコ語を聴きながら日本語のライティング仕事を平行作業するというようなことが多々ありました。

 

でも最近は、耳からチェコ語を入れるなら同時にチェコ語を書くとか、耳から情報を入れるならチェコ語の文章を見るなど、回路2個ずつを組み合わせるようにしています。

 

言語学習時は、日本語で文章を書いたりしません。

 

なぜなら、耳でチェコ語を聴きながら日本語の文章を書くと、脳が分散してしまうからです。

 

結果、耳のチェコ語入力を脳が追いかけなくなります。

 

追いかけないと、頭に入ってこないので効果が薄いです。

 

 

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