ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語|話すことは簡単か難しいのか。

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|452日|1年2ヶ月と25日

§  ヒアリング時間|897時間

§  学習トータル時間|1352時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|31日|

§  ヒアリング時間|18.6時間

§  学習トータル時間|6.6時間

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幼児は声に出し続ける

口の回路を、学んでいる言語に慣れさせるのは、耳を鍛えるよりも難しいです。

でも口の回路が慣れてくると聞き取り能力も理解力も飛躍的に伸びます。

 

この葛藤。というか気持ちのぶれがあるため、大事なのはわかっているもののなかなか声に出すトレーニングをしないで、なんだかんだで先延ばしにする自分がいます。

 

幼児は覚えた単語をずっと声に出し続けます。

独り言の天才から、誰かに自分の気持ちを伝える存在に変わっていき、いずれ母国語として環境に適応した言語を操り始めます。

 

しかし、その過程において何回も親に間違いを指摘されながら成長していくわけです。

学校に行ったらまた宿題という形で日本語に浸る生活を続けます。

 

口の回路が構築される過程を測るのにわたしが行っている方法は、チェコ語を口に出して滑らかかどうかです。

 

初めて見る単語でも、口から滑らかにチェコ語が出るようになった現在は発言レベル2です。

前は、ちょっと引っ掛かりがありましたし、文の切れ目がわかりませんでした。

 

日本語でもそうです。

 

「この 本はいくらですか?」

より

「この本は いくらですか?」

の方がスムーズです。

 

チェコ語でも同じで、この切れ目を理解するのは感覚なので、わたしの場合ずっとチェコ語を聴いて最近ようやくわかるようになりました。

 

これに声出しトレーニングを組み合わせることで、より切れ目がはっきりとわかるようになりました。

 

そして切れ目がわかると文の塊がわかるようになり、あるフレーズを聴いて、感覚的に「じゃ、最後の質問だけど」みたいなニュアンスがわかるようになりました。

 

全ての単語を理解できないけれど、所々わかる単語を全体のイメージに広げることができるレベルが今のわたしのレベルです。

 

声出しトレーニングは、声に出すことを必須項目にしているわけではありません。声に出せる環境であれば声出しします。ゆっくりの教材を使います。

 

声出しができない場合は、今度は早めのチェコ語を教材として用意して、聞きながら頭の中でチェコ語を追いかけるように意識しています。

 

口の回路はすぐに慣れる

 

結論として話すのが難しいかどうかですが。

わたしの中では聞くと同様に簡単だというものです。

 

書くは難しい。

幼児がこの過程が最後なのも納得です。

幼児のプロセスは「聞く」→「話す」→「書く」

 

口の回路が全くできていない時はチェコ語の音を出すのが苦労しますし全く口が追いつかないので、少しだけ大変です。

 

この超初期だけがめちゃくちゃハードルが高いですが、その初期ハードルは1ヶ月くらい声出しトレーニングをしていたらあっさりクリアできるので、騙されたと思って声出しトレーニングしてみてください。

 

耳の回路は慣れ始めるのに6ヶ月くらいかかっているので、全然早いです。

チェコ語の場合、耳がある程度慣れているタイミングで声出しトレーニングをしたから、口の慣れが早かったのかもしれません。

 

それがわからないので、今学んでいるイタリア語、ポーランド語、ロシア語は、声出しトレーニングをヒアリングで耳をある程度鳴らすよりも先に学習初期から並行して行なっています。

 

学習スタイル診断

最後に、自分の学習スタイルの傾向について教えてくれるサイトをご紹介します。

www.kandagaigo.com

 

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わたしの結果は、聴覚型なので、最初にヒアリングから始めたのは良かったのでしょう。

実戦先行能動型も納得。学生時代に知識先行熟考型で失敗しているわけですからね。

最後の個別学習型もそう。一人でも黙々と学習するのが体に染み込んでいきます。

自己分析と全く同じだったので安心です。

 

このまま続けます。

 

今後6年の言語学習計画

 

今後チェコ語をマスターしたあと、いずれ20ヶ国語は話せる気がします。

スラブ系を学んで感じたこと、他言語学習の家庭で基本的なことが同じだと体感したので。

 

主なスラブ系はこちら

チェコ

スロバキア

ポーランド

ブルガリア

ウクライナ

クロアチア

ロシア*

*はキリル文字

これだけで7。まずはスラブ系は抑えたい。言語の音が好きな音だから。

母国語の日本語と英語とイタリア語を合わせたら10。

 

ルーマニア語も好きな音。

ハンガリー語はなんだかハイテンションになる言語。(聴いたら分かります)

 

やがて英語がマスタークラスになってきたら、そのタイミングで同じゲルマン系ドイツ語を本格スタートさせる。

 

イタリア語が中級から上級になったタイミングで、ラテン系を一気に。

 

スウェーデンノルウェーデンマークは似ているので、そのどれかの学習が初期レベルをクリアしたらこの三つを一気に学習。

 

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