2019年11月19日から4年後に、まだ言語学習をしていること。
そして、2020年からその記録を初め、いろんな変化を伴いながらもまだ続けていること。
その記録をここに記します。
私は、Apple Oneのサブスクを登録しているので、Apple TVが見れます。
他のサブスクにも一個だけ登録しています。これはアニメ用。
様々な動画サービスが提供されていますが、言語学習を趣味とする私的にはAppleが一番です。その理由は動画の音声と字幕の種類の多さです。
他の動画サービスは、日本語と英語がほとんどです。英語学習者であればそれでも大丈夫ですが、英語よりもマイナーな言語を学ぶ際は難しい。しかし、Apple TV なら(作品にもよります)字幕も音声も、かなりの数に及びます。
なので、たとえば、スヌーピーを見るときに、音声日本語で、字幕チェコ語、ポーランド語とか。音声、ポーランド後で、字幕英語とか、字幕日本語ということも可能になります。
わからなくても、ずっと流していると映像があるのでなんとなくわかる。
伝わらない相手に、ジェスチャーで伝わる感覚にも似た。
私たちが、言語を学びたいと考えてまず行うのは、語彙力や文法、そしてリスニングやスピーキングの学習だと思います。なぜかわからないけれど、それがうまくいくと思うわけです。
私が4年前にチェコ語を学ぼうと思ったときにも同じことをしました。
ポリグロットの本を読んだり、サイトを見たり、アプリを入れたり。
ところが、5ヶ月前に始めたポーランド語の成長レベルが一番早い。
そのことから、これまで読んできた本や情報で語られているマインドかテクニックかに対する自分への解です。
いきなり結論から。
マインドもテクニックも不要です。
必要なのは、時間だけ。
モチベーションがどうの。
効率的な学習がどうの。
最も使われている単語がどうの。
自身の言語の才能がどうの。
そんなことは全部関係ありません。ポーランド語の成長が他の言語に比べて圧倒的に速いのは、ポーランド語に接している時間が、そのほかのどの学習言語よりも多いだけです。
薄く長く学習しているチェコ語のこれまでの学習時間より、ポーランド語に“触れて“きた時間が多いだけの話です。
でも、それでも少しでも早く成長したいし、理解したいと思う気持ちが芽生えるのは人間だから仕方ありません。私も、いまだに気を抜くとその自我が芽生えます。
ところが、何を持って成長というのか。マイルストーンはどこなのかを自分に問いかけると急に自我が消えるわけです。自我は、0か100を基準に話をしたいので、ペラペラかどうかのジャッジだけで自分を判断します。しかし、5ヶ月毎日ポーランド後に接していたら、5ヶ月間の自分よりも確実に成長しています。だからと言ってポーランドの音声で映画を見ることはできません。このグレーの状態を自分で受け入れるかどうかが鍵だと思います。
これは決して、その状況自体を楽しむというインスタントなポジティブ思考ではありません。
楽しむか楽しめるかではなく、ただロボットのように時間を費やすわけです。
次に。
言語は伝えるための手段です。
なので、チェコ語やポーランド語で色のバリエーションを30くらい知ることは、順番が後です。
“料理“という単語を覚えるよりも。料理という単語がどのように使われているのかを考える方が使いやすいわけです。
料理はするものです。目的は、自分で食べるのと、誰かに食べてもらう。
さらに、私は料理をするという言い方はしません。私は“毎日“自炊します。これはよく使います。料理は単体で機能するより、時間軸と共に使われることが多いので料理の単語を覚えたら時間軸を覚えた方がいいという具合です。まだここに、紫色という単語の必要性があまりありません。
そんな考察から。
私が今最も時間を費やしているアプリを記載しておきます。
1)Babbel
おそらく、私が今まで使ってきたあらゆるサービスの中で、ダントツ。
ただし、英語話者が他の言語を学ぶためのサービスなので、英語がある程度わからないと使いにくい。私は2019年当時、すぐに削除してます。
このサービスの中で私が好きなのは、復習(レビュー)です。フラッシュカード、スピーキング、リスニング、ライティング。この4つから選ぶことができること。ほとんどのサービスはこれがありません。復習はたいていがフラッシュカードのみ。しかしこれはバランスよく、覚えた単語を自分の中に浸透させることができます。
さらに、なぜこのような単語を使うのかを繰り返し教えてくれるので、わからないなりに先に進むことができ、いつの間にか使えるようになること。スラブ系やラテン系の男性女性中性と別れている言語に優しいサービスでもあります。
2) Glossika
これも、サブスクがちょっと高めで使うのを避けていたのですが、例文がリアルな生活で使うものばかり。しかも覚えさせ方も特殊です。何回も聞かされるので、そんなの知ってるよと思うこともあるのですが、覚えることと使えることは別のことなのでその隙間を埋めてくれます。
復習方法は、聞いて、書いて話すの繰り返し。
英語のわからない日本語話者でも使える仕様。学習言語は60くらいあります。
3) Rosetta Stone
これは昔からある、母国語禁止の学習メソッド。
音と、映像でイメージを繋げる学習スタイルです。
基本的な文法や語彙力は、勝手に覚えてスタイルなのですが、いつの間にか単語を覚えることができます。しかし復習はありません。
番外でこれ。
4)EWA
これは、英語とスペイン語のみ学べますが、映画やドラマと小説で学ぶことができるサービスです。ポーランド語はないのですが、本当に素晴らしい英語学習アプリです。ちなみに、このアプリは継続学習がすでに400日を超えていて、無理なく続けることのできるアプリです。
今は一旦、チェコ語とイタリア語の学習は休憩して、起きてから寝るまでの時間の中で、これらのアプリを使ってトレーニングをしています。割合でいうと、90がポーランド語、10が英語という配分です。
その言語で考えるとか、日本語を介さないとか、何のことを言ってるんだと思っていましたが、自分が自然にできるようになるとそんなことかと拍子抜けです。
言語って本当に、ただの繰り返しです。
反復練習が楽しくないから続けられないと思っていましたが。
ゴールがあるので、ただひたすらにそこに向かって進んでいこうと思います。
そして、知らないことを知らないと認めることの威力が凄まじい。
トレーニングをしていて、「まだ、覚えていないのか。仕方ない、いつか身につくだろう」
の精神が多くなってきました。
日常生活では元々完璧主義だったから、それが少しずつ消えてきた感じ。
言語には重要。これはマインドです。
では今日から、5年目の言語学習の旅へ。
まだ5歳児です。
Pójdźmy w przyszłość!
Let's go future!