ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

外国語を、自分のものにする

いろんな情報を、渡り歩いてきました

何かを探すために検索窓に打ち込んだり

不安なので答えが欲しいわけで

今やっている勉強が、ただしいのか

 

でも、そんなターンを抜けて。

 

脳の法則は、ゆっくりということを実感しているこの頃。

人間も、植物もゆっくりとしか成長しません。

トトロの魔法なら植物が早く成長しますが、人間はその魔法を持ち合わせていません。

 

今日明日で、何かを覚えて言語ペラペラは無理かもしれないし、可能かもしれない。

どっちに転んでも危険なことは、それを信じることだと思います。

 

1、言語の習得は時間がかかる

2、言語の習得は効率さえ求めれば時間はかからない

 

この両極の、考え方。

 

例えば、自分が半年ある言語を学習しても、実感がなかった場合。

広告で見たことのある“半年でペラペラ“と比較します。

自分は、半年の学習でペラペラになってないじゃん。とね。

そうすることで生まれるのは。

自分や方法論への不信感。

そして、何かいいものがあるという期待感です。

 

でも。

相手の話していることから、推測する能力や、言葉以外の何かに気づいたのは。

私の場合、25歳を超えたくらいだったと思います。

いまだに、日本語でどのように伝えたら正解なのか悩むことがあるということは、日本語のマスターとしてはまだまだ未熟かもしれません。

 

“りんご“を見て、“Apple“と思うのか、“Jabłka“ (ポーランド語)と思うのかは、人それぞれです。

 

言語ってそんなことじゃないような気がしている最近です。

 

言語の学習を車の運転と比べて説明する人がいまして。

 

その方は、初めて車の運転をしたときは、ハンドルとアクセルを同時に操作してギアも操作するのか、なんてことだ。と思ったけどしかし、いつの間にかバックミラーを見て、後ろの車、変な動きしていると思いながら、目の片隅には交差点から出てきたバイクを認識してたりするわけです。自分でも説明ができないけれど、勝手に動くと。

 

このことを日本語では、無意識にと言います。

 

言語を学ぼうとするとき、私も最初の方は、“覚える“ことにやたらと注目しました。

言語を話せないのは、単語を覚えていないからだ。とか。

何回も覚えようとしているのに、どうしてもこの単語が覚えられない。とか。

 

でも、考えたわけです。

日本語って単語を思い出しながら話す機会は少ない。

なんだっけあれ、って思い出す時って、何か微妙な感覚で使う単語や、誰かが使った単語の時です。“ともすれば“って基本的に知らなくても日本で生きて行けます。

 

九州のある地域では、“それこそ“を接続語としてよく使います。

 

話が一旦落ち着いて、その話を繋げるときに使う単語なのですが。

 

“それこそ“この前、あそこの店主も言いよった。

この時に、“それこそ“は多分外国語では翻訳難しいかも。

英語なら“well“かな

でもやたらと、多用するので元々の意味がわからない。

でも会話でよく使われる。

この感覚は、日本語が自分のものになっているから、無意識に脳が解を当てはめているのでしょう。

他にも、“しちゃらん“があります。

北九州では、まあまあよく使われるこの言葉で。

意味は、してくれない? なのですが、なんとなく、したくないに聞こえます。

関東に住んでいたからその名残で、“してやらない“に似ているから?

 

そんなふうに、言葉って自分のものになるのは、多分いつの間にかであり、学習したからといって、その時間に比例して確実に自分の望みに近づくわけではありません。

自我の期待とは別の時間軸で脳は成長するので、ずっと続けていると“絶対に“変化していきます。その変化は劇的とは真逆なので、もしもそのような言葉が散見される広告は注意したほうがいい気がします。

 

効率

最速

科学的

最先端

誰もが

今までにない

隠されてきた

 

知らんがなです。

 

ここに最近、最新のAIによる。

多いですが。全部デタラメと切り捨てることはしませんが。

本当に大切なことは、皆が避けていることにあるので。

前述した単語の逆に答えがあると私は考えます。

 

効率 → 非効率

最速 → 最遅

科学的 → 非科学

最先端 → 普遍

誰もが → ある人

今までにない → 今までもこれからもある

隠されてきた → いつも目の前にあった

 

給料を上げるための英語習得より

英語を自分のものにすると決めたほうが

習得率は上がると感じます

 

4年前に、言語やってみようかなと思った時と、今の自分では全く違います。

別人級です。でもその途中に劇的な変化は数回でした。

あとは、毎日同じことの繰り返し。

そして何か特別なことをしたかといえば、していません。

 

聞く、見る、話す、イメージする。書く(最近休み)

をひたすら。

英語で考えるってよく聞きますけど、考えようとして英語を並べるのは知識だと思います。

なんだっけと考える前に、英語が無意識に先に出てくる状態が必ずきます。そのフレーズが増えていけば習得にどんどん近づくのでしょう。

同じことがすでにポーランドの学習で見え隠れしてます。

 

つまり。

新しく始めた言語は、過去の学びからこうしたらいいというのを自分で勝手に脳に溜め込んでいたものから取り出しているような気がするわけです。たくさん時間をかけて積み上げられた時間が、いつの日か整列して効率に変わる。

 

チェコ語

イタリア語

英語

ポーランド語

 

メインでトレーニングしてきたのは、この4つで、現在はポーランド後に絞っています。

 

言語の学習で必要なのは、日本語と同じで“質問力“です。

 

ですから、彼女は2つのリンゴを持っています。を覚えるのではなく。

頭に叩き込んで自分のものにするには。

 

“あなたは、どう思う?“

“そう思わない?“

これが最も大事なフレーズです。

 

何かを食べた時

何かを見た時

何かをしたいと考えた時

 

際頻出の単語の中でも、最も会話で使われる単語は、世界のすべての言語で同じです。

それを覚えていく。

 

“今何しているの?

“今、どんな気分なの?

 

これらのフレーズ。

 

で、質問力を鍛えるために、5W1Hを自分のものにする。

“それはどういう意味?

“それはなぜ?

“どうやって?

“どのような?

この辺りを覚えたら使える表現が飛躍的に上がります。

 

覚えることを目標にするのではなく、無意識に出てくるまで自分の脳内に浸透させる。

 

気づきというか、なんだそういうことかと思えることが増えてから、完璧主義は消えて無くなりましたし、このまま続けたらいいという安心感があります。

 

前は、間違うたびに凹んでましたが、間違って当然だし、正しくあろうとせずに、数回繰り返して間違わないようになればいいかなと思えます。間違いを量産すればいずれと正しい答えが残るので。

 

次回は、マイナー言語の学習に使える動画サービスをご紹介します。