言語の学習を始めたとき、結構本気で文法なんて勉強しなくていいと思っていました。文法を学んでも話せるようにならない、気がしていたからです。
最近少し変わってきたことがあって。
何かを必要と感じたり不要と感じたりするのはその時々の感覚で正解であり、でも全部大事であると言うこと。
意外と文法を知ると、その言語の理解を底上げすることができる気がしてます。最近。
人間の感覚はコロコロ変わっていくので、その時々の正確なジャッジは難しい。
でもその時の感覚は正しいと思うので、したくなければしなくていいし、したければすればいい。どんなに遠回りしても一歩ずつ結果に向かってる。はずです。
と、いうことで。
今日は、再帰代名詞について考察。
チェコ語で言うところの"se"
ポーランド語では"się"です。
Jak se
Jak się
どっちの同じ意味なのであり、言い方もワンブレス。
ヤクセ
ヤクシェン
よく出てくるなと思っていて、be動詞みたいなもん?
って勝手に思っていました。
この、よく出てくるなと思う感覚が、言語を使うために必要な感覚。
文法とかよくわからないけれど、相手の体調を聞くためのフレーズは
Jak się czujesz?
でしょ。
この感覚は好きです。
でも、なんというか。建物の基礎が全くできていないのでファンタジーでインテリアデザインの勉強をしまくっている感覚。。。
そこで、文法の知識を少しだけ入れると。
再帰代名詞という感覚が日本語にあるのかな?
とか
そもそもその言葉の役割ってなんだろか?
とか
考えて、思考に深みが出てきます。
* Bardzo podoba mi się Warsawa.
文法の学習をすると、単語一個ずつを
正確に訳そうとする思考が働くのですが
それを否定するのではなく
ハイブリッドさせる…って自分で何を言っているのか分かりませんが
言い方を変えると、あるやり方に固執せずに
バランスよくいろんなトレーニングをすることが必要かなと。
どうしてそういうマインドになったのかを振り返ると。
やはりゴール設定でした。
今までは、いろんな言語を勉強して楽しいな。
でしたが
今は
ポーランド語のネイティブレベルを手に入れよう
と思っていること。
ゴールがハードすぎると
その跳ね返りのストレスは尋常ではありませんが
求めた分、ちゃんとリターンがあるので
うまくストレスと付き合いながら
今年の年末年始はポーランドで過ごそうと計画しているので
余計に気合が入っているのかもしれません。
あと3ヶ月でどのくらいのレベルになっているのでしょうか
++
あなたは何に興味があるの?
→Czym się interesujesz?
ポーランド語も、チェコ語と同じで
動詞の基本形はあまり使いません。
でも、動詞の基本を知ることで、語尾の変化を頭に叩き込める
興味があることを意味する英語に似ている"interes -ować"
インテレソバチが原型ですが
この単語の語尾を変化させるだけで、私、あなた、あなたたち、彼、彼女
を表現できるポーランド語の楽しさ
Czym は、質問に使う言葉なのですが
この単語を見たときに「?」を思い浮かべと便利。
あなたのお名前は?(男性に)
Jak się pan nazywa?
あなたのお名前は?(女性に)
Jak się pani nazywa?
私たちはポーランド語を学んでいます。
Uczymy się języka polskiego.
się 自体をあまり訳さない方がスムーズな理解につながります。
ポーラン語の参考書には
「本来、動作が他社ではなく自分自身に向かう」
と、わかるようなわからないような説明なので。
しかし、この意味が分かると言語の次のステージに向かえる気がします。
日本語にはない感覚なんですよね。
Ciebie , Siebie
あなた自身、私自身という感覚。