大人になって。嘘をつくのが上手になったなーと感じることが多いです。
自分がまるで俳優にでもなったかのように、心の中では噴火しているのに梅雨時の紫陽花を見ているような平静さで接している時。
これについては、自分で善悪のジャッジなどしたくないのですが。
一つ言えることは、自分の深部がめちゃくちゃ傷ついている事実。
嫌なものは、いや。
なので、最近は言うようにしてます。
だって、自分が大事だから。
私の場合、限界を突破(スキージャンプのK点を大幅に超える)クラスで溜まらないと自分のストレス状態が分からないという、とても面倒な性質を抱えているせいか、むやみやたらにイライラするなと感じない限り、ストレスを感じません。めんどくさい。
いつの日か、この仮面があまりにも精巧に改良を繰り返し、自分の本体を自分自身が見失いがちになります。
iPhoneのフリック入力で間違いが数回続いてイラっとしたら、ストレス値90%超え
そんなことでは普段は何も感じないからです。
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人間は社会的生き物なので、ほとんどの場合、他者との関わりは不可欠です。
しかし、最近よく言われている自分らしく生きるとか、自分らしく働くって一体なんのことなんでしょうかね。
例えば、のちに身につけたスキルを発揮して、仕事する場合、後天的なものが自分らしさとなってしまい、本来の自分ではない別人が、自分らしさを発揮してしまいます。
とてもズボラで、何もしたくない。働きたくないしずっと家でゲームしてたいと思っているのが本来の自分らしさなら、そもそも自分らしく働くという文言が機能しません。
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やばい。
本題を忘れそうになってしまいました。
今日の記録は。
結局思考が大事だよねって話です。
さっき、書いた文章は自分が考えていることを文章にしたわけですから、思考が先で文章が後です。そして、その思考に私は日本語を使っています。もちろん日本人ネイティブですから当然です。
しかし、日本語とは別の言語を手に入れることは(それがC1以上)思考を手にしなければならないと思います。
なんで、いつまで経っても準備しないの?
一体、いつになったら準備してくれるの?
この二つの文章を1秒以内で同じ意味だと感じるかどうか。
全ての単語の意味を考えずともできる。
語彙力、大事です。
ヒアリング、大事です。
スピーキング、大事です。
チェコ語スタートから数えると、たった4年ですが。
2000くらいの単語を知ってますが、決まった構文しか話せません。
自分で、考えられない。
*これは玉ねぎ入りのスープです。
これを暗唱できても使い所がほとんどない。
チェコでウェイターやるなら話は別ですよ。
英語は1年半ですが、5000語かな。
ヒアリングとスピーキングをメインにトレーニングしてきましたので、簡単な文章を見て日本語に変換せずに理解できます。でも話せず。なぜなら考えられないから。
*ここから一番早く空港に行く方法は?
思い切り寝坊した時にしか使いませんよね?
これをひたすら覚えさせられて、空いた部分に間違った単語を入れようものなら、赤文字で不正解。です。人の神経を逆撫でしまくる。
とりあえず、イタリア語は趣味として省きます。
E tu?
そして最後発のポーランド語。3ヶ月目くらいです。
単語を覚えたり、ヒアリングしたりリーディングしたり。もちろんしてます。
テキストで文法を学んだりもしています。
でも、他の言語と圧倒的に違うのは、毎日数時間もチャットする環境です。
会話のパターンが無意識下に染み込み、どう言うんだっけって思った時に単語が浮かんでくるので、翻訳使用率が減っていきます。
他の言語と圧倒的に違うのは、自分で考えまくっていること
なんだっけポーランド語でこの単語。
どう言うんだっけ、格変化ってこうかな?
わからないけど、送っちゃえw
で、間違ったら指摘してもらえるという安心感。
なんでそうなるの? の答えを聞いて。
また忘れたら聞く。
前に言ったじゃんw って言われても聞きます。
そうやってポーランド語でどう伝えるんだっけ?
をマジで根気よくやっていくと、ある瞬間。
文の作り方がわかる日が来ます。いや来ました。
もちろん語彙力がないので、表現できる幅はまだ狭いですが。
A : dzień dobry, jak się czujesz?
B : bardzo dobrze, a ty?
A : ja też, dziękuję!
大体起きたらこんな感じ。
ちなみに、これを見て日本語に変換していません。
これを見て、英語で話してと言われても話せます。
で、ポーランド人に初めて会った時に、私がポーランドに行きたいことを伝えるのはこれ。
Chcę pojechać do polski!
Chcę + 動詞 = したいこと
Do + 行きたい場所 = に ポーランド
仕事は = do pracy.
これらの単語を学ぶと、休憩中にチャットしていて、仕事に戻るよ!
が言えるわけです。
あと、「どうして?」思考をできる限りなくして
「そんなもん」思考に切り替えることも大事かなと。
だって、3ヶ月前に、「こんにちは」から始めたポーランド語、まだ生まれたての赤ちゃんですから、いきなり日本足で立って、「味噌汁は昆布だしが好きだな」っては言えません。
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タイトルの話。
ポーランド語の学習100%にしたら面白い現象が起こりました。
英語を聞いた時と、ポーランドを聞いた時に、全然違うように聞いている自分です。
英語で使っていた脳が、俺を忘れるなと言わんばかりに勝手に英語スキルを上げてくるわけです。
おかげて、ポーランド語を学ぶ3ヶ月前より、英語のヒアリング力が上がりました。
そんなことある? 誰か論文にしてほしいです。
で、もう一つ面白いのが。
チェコ語、イタリア語、なんなら昔ちょっと勉強したフランス語とかも目覚めてる感覚です。
人間の脳ってそれぞれの言語を脳の別々の場所で管理しているって読んだことがあるんですけど、それがとても納得できる感覚です。
ポーランド語マジで本気で勉強しているので、他の言語統括エリア長が、ざわついております。
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とはいえ、ポーランドに行くのが決定しているので、ポーランド語優先ですが。
もちろん隣国のチェコに行くためにチェコ語も復習開始しないと。
このブログのタイトル、スラブ語と、ビールにしようかな。。。
ビールと言語がどんな世界に連れて行ってくれるのでしょう。
神のみぞ知る。