ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

Jak si zapamatovat

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|Od roku 2019|

チェコ語学習|786日|2年1ヶ月25日

ヒアリング時間|1453時間

 

今日のチェコ語フレーズは、「覚え方」

 

言語のトレーニングをして変わったことを何回かここで書いた覚えがあるけれど、自分でかなり体感していることとして、記憶力が上がったことが挙げられる。

 

元々は、あんまり記憶力は良いほうじゃなかった。

でも、最近は車で一度通った場所を一年後に完璧に覚えていることが多々ある。

それで考えたのが、言語トレーニングをすることで脳の覚えようとするスキルに変化があったのではないかということ。

 

あまりにもたくさんの言語のトレーニングをしているからか、脳が効率的に記憶する術を勝手に生み出してくれて、それが日常生活に影響している可能性がある。

 

例えば、親戚とかと話していると、何個目の信号を右とか、左とかで覚えている。あとは、何号線の交差点とか。でもそれだと信号の個数を覚えなければアウトだし、交差点の名前を覚えなくてはいけない。

 

個人的にはすごく非効率だと感じる。

それよりも写真を撮るようにキーとなる交差点の映像を覚えておくほうが長く記憶に残っている。中間の景色は無視して、ポイントだけが頭に入ってくるから少ない情報で済む。多分、脳は、言葉より画像の方が記憶定着率が高い。

 

なので、会話形式で覚えるよりも、その言葉を話している画像や動画で覚えていく方がいい。

このトレーニングの副産物が、記憶力の向上だった。

 

さらに、一瞬見ただけで、いろんな情報を脳内に取り込むスキルもついた気がする。その結果、よく見ているねと言われるようになった。よく気がつく人という印象を最近よく持たれる。気がきかないことで有名な学生時代に比べて、今は大人になったからというのもあるだろうけれど、言語を学び始めてから急に人に言われるようになったから、因果関係としては言語学習と入手する情報力のアップは強いと感じる。

 

映像と、聞こえてくる音にものすごい集中力を使っているから、通常の日本人とのコミュニケーションでも、ほとんどの音をちゃんと脳内に取り込んでいる。だから聞き流しとか生返事をしなくなった。それはどういう意味だろうかと、言語トレーニングで考える癖がついているからだと思う。

 

このほか、さっきの道の映像記憶と同じで、誰かが話していたことも場所や映像で覚えている。例えば。行きつけの居酒屋で、いつの日かは覚えていないけれど、右端にある人が座っていて、自分が真ん中に座っているときに大将が話していた話題だな。とか。すると、その時の話していた内容を簡単に引き出すことができて、この前言っていたこの話ですよね。と会話に乗っかることができる。すると、よく覚えているな。となる。

 

実は言語のトレーニングをしている人は、言語学習の過程で脳が拡張しているんじゃないかな。だから、言語学習をする中でいろんなスキルが手に入るから、さらにいろんな言語を学びたくなったりするのではないか。尤もこれは憶測だから、もっとたくさんの多言語話者に聞いてみたい点。