|Od roku 2019|
チェコ語学習|722日|1年11ヶ月と22日
ヒアリング時間|1397時間
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言語をマスターするには、いくつかの道があってそれぞれに鍛えるべきポイントがあると思う。単に、英語ペラペラになりたい。だけだとあまりにも漠然としすぎて、脳が混乱する。
だから脳に、明確な指令を出す必要がある。
別に、宣言したりする必要はなくて、トレーニングのウェイトによって脳は勝手に受け取ってくれる便利機能を搭載しているから、ヒアリング能力を高めたいなら耳を鍛えるためのトレーニングをすればいいし、会話を鍛えたいならずっと話し続ければいい。英語の語彙とか表現力を学びたいなら、英語の小説を読みまくる必要がある。
て、大体どこでも書いてある。
私は、チェコ語学習当初から、幼児の言語習得過程をコピーすれば絶対に言語を習得できると言う確信があったから、幼児の習得過程に倣ってトレーニングをしてきた。
そして今思い返すと、物事には順番があると言うことは原理原則のようだ。
英語の高等表現なんて、英語を話し始めた幼児は絶対に話せない。
日本語だったそうだ。
8歳児が、葉をゆっくりと滴る雨粒で季節を感じられるのはものすごくレアで、ほとんどはあり得ない。でもなぜか英語ネイティブレベルを目指しているほとんどの人は、大体初めにここを目指す。言語を習得することは永久に続く活動そのものだから、マイルストーンのような通過点を設ける必要がある。
極端な話、毎日一個のフレーズを二年暗記しつつ声に出して行ったら、二年後には730個の表現を習得したことになる。表現は複製して展開が可能だから、潜在的な表現としては三倍くらいの表現を知っていることになる。
日本語で言うと、何○ですか? を覚えることでかなりの表現ができるのと同じ。
何時、何、なんで、何曜日、何円、何年、何個。
この場合、ですかさえ知っていれば、あとは応用でなんとかいけるわけ。
単語だけを覚えると、人生で数回しか使いことのない表現を覚えさせられる。「ナイフとフォークはここにあります」ってどこで使うの。
それよりも、「彼女はなぜか今日機嫌が悪い」とか「どうすればいいと思う?」とかの方が頻度が圧倒的に多いわけだから、そっちを完コピしたほうがメリットが多い気がする。