ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

雑記|普遍について

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|Od roku 2019|

 §  チェコ語学習|601日|1年7ヶ月と23日

 §  ヒアリング時間|1164時間

 

***

 

本日のビール。

グースアイランドミッドウェイセッションIPA

トロピカルって書いてあるけれど、本当にフルーティーなビールだった。

セッションIPAって一時期すごくブームになったスタイル。

 

でも、クラフトビールの凝ったスタイルってなぜか何杯も飲みたいってあまり思わない。なんでだろ。喉越しじゃない楽しみ方なのかもしれない。

 

エビスビールとかのピルスは飲めるのだけど。俗にいうドリンカブルってやつかな。

ドリンカブルとは。確か…たくさんのめるという意味だったような気がする。

 

 

 

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数千年前のビールがいったいどんなビールだったのかは不明。

今のビールとは違うということだけはわかる。

そして、それまでの主流だったエールが、ピルスナーウルケルの登場で、主流が逆転したという歴史もある。

 

色々なスタイルが生まれては消えていく中で、根幹となるビール自体はずっと続いていることを考えると、味とか風味という、人間の感覚以外の何かがビールには隠されているのではないかと勘繰ってしまう。

 

そこで今日は普遍について考えてみた。

 

***

 

普遍という意味で、人間の感覚を考えていくと、視覚の割合が私たちに与える影響は8割以上という研究結果があるようだ。

 

人間は見たものを信じる。

見えなものはなかなか信じにくい。

 

ということになるだろうか。

 

逆にいうと、視覚で騙されたらなかなか修正することができないという側面もある。

 

でも。

 

見たものって最終段階だと思う。

だって、見えているものって完成形がほとんどだから。

途中経過って、見ることができない。

それは、新製品の開発段階を知ることができないのと同じ。

ある商品の製造過程を私たちは見ることができないのと同じ。

 

私たちのほとんどは最後しか目にすることができない。

途中経過を見る方が珍しい。

 

今日もある人に言われた。

チェコ語ペラペラなの?

回答としては

多分あなたからすればチェコ語ペラペラだと思います。

でも、自分の中ではペラペラとは程遠いです。

人はすぐに、ゴールを結びつける。

言語を学んでいると言ったら、ペラペラなの? と聞かれるのがその証拠だ。

「ペラペラ途中」って、誰も信じてくれないし、ペラペラになった時に初めて、言語を習得したと認識されるからなのだろう。

 

iPhoneの新型の製造過程を見たとしても、単なる基盤の塊。

レクサスだって途中経過は、単なる鉄の塊。

 

でも、消費者に届けられる時の完成形には、それはそれは相当な金額がつく。

視覚って相当なもの。

 

だからこそ普遍が隠れる。

 

***

 

私は今、あらゆる情報をできるだけカットしているが、そうすると、脳全体が混乱状態に陥る。今まで目にしたものを信じる世界で生きてきたのにそれがカットされたからだ。

 

そうすると脳は、過去の記憶から鮮烈な映像を引っ張り出して映像を確認しようとする。

それが忘れたいのに思い出される記憶の真実だと思う。自分の中に深く押し込んでいた映像の記憶が、バンバン現れるわけ。

 

少し前に書いた、過去の記憶が蘇る現象は、このプロセスではないか?

 

情報をカットしても、脳は情報(映像)を追い求めるから、過去の記憶の中の映像部分をガンガン引っ張り出してくる。その活動自体は健全だけど、自分としては忘れたい過去も出てきて辟易する。

 

だから、新しい情報として、新映像を自分の中に見せ続けなければならない。

これが願望や夢なのだと思われるけど。

 

PS

視覚が大事だということと、学習法の関係は今後記録する可能性あり。