|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|600日|1年7ヶ月と22日
§ ヒアリング時間|1162時間
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ここ最近は、チェコ語と英語がツートップみたいになっていて、もちろんチェコ語がトップなのだけど、他の言語が横一列に並んでいる。
昨日の記録は、意外と自分の中で大きい一歩だった。
言語の根源の意味がふとわかった気がした時、今やっている学習方法の意味もわかった。
その学習方法は。ある概念をチェコ語で覚えたらそれを英語と他の言語でもコピーして覚えるという作戦。通常の勉強である単語を覚えたり、フレーズを覚えたりとは別に、特別訓練をしている。
脳の「連鎖好き」という特性を思い切り活用した、コピペの術。
例えば、
「駅の行き方が知りたい」
と目的を持っているとする。
それは、私の中にある目的で、やや願望にも近い。
人に発せられなければずっと願望のままだ。
|Já mám|という概念が自分の願望や目的や感じていることを全て包括した大きな括り。
|Já mám|が相手に向かって放出されるとき
|chci|という単語に変わる。
丁寧に相手に伝える場合
|Rád bych|という単語に変わる。
人に発せられると、答えが得られる。
だから、相手の持っている答えを聞き出したいのと自分の目的を達成したいという二つの目的が自分の中にある。
この概念を自分が学習している全ての言語に適用する。
そうすると、単語単体で覚えるよりも、各国の言い回しを連鎖で覚えるので忘れにくい。
■まず、チェコ語
願望表現は|Chci|なので
|Chci vědět, jak se dostanu na nádraží.
一つ一つの単語を注意するのではなくてまとまりで考える。
チェコ語の構造は、「目的+内容+何か」
なので、上記の文は「知りたい(Chci vědět)+行き方(jak se dostanu)+駅(na nádraží)」となる。
■英語
|I would like to know how to get to the station.
英語の構造は|知りたいこと+駅への行き方
■イタリア語はこう
|Vorrei sapere come raggiungere la stazione.
まず|Vorrei|が<私はこれが欲しい>などの自分の意見を主張する際に使う単語だと理解する。
そうすると、私はこのビールが欲しいですと言いたい時もこの単語が使えるのではないか?
|Come si usa?|で|どのように使うの?
|Come si dite in italiano?|イタリア語でどのようにいうの?
ということは、|come|が|どのように?|を表すということがわかる。
そして最終目的を最後に持ってくる外国語の法則があるからそれは名詞を覚えて語彙を増やせばいい。|The station|=|La stazione|ということ。
で。
イタリア語とチェコ語は、|どのように|という単語が存在することが理解できる上に、この二つの単語|jak|と|come|は忘れにくい単語になる。
英語にもあるけれど、表現ということにフォーカスすると、少しだけ難しい。というか、英語はベースがゲルマンだから、ドイツ語を学んでいたら英語も理解が上がるのかもしれない。
イタリア語とチェコ語は遠い親戚みたいな語派。
あとは、このまま、スペイン語は、トルコ語は、ポーランド語は、スペイン語は、とコピペしていけばいい。
この学習は遠回りかもしれないけれど、ゆっくりだけど同時に五ヶ国語くらいなら覚えられる。いいのか悪いのか自分では全くわからないけれど、「これは何?」って聞いた瞬間にチェコ語、英語、イタリア語が浮かぶようになっているのは、このコピペ術のおかげかも。
言いたいことの単語や言いたいことの表現が違うだけで、<言いたいこと・目的>があることが言語の大前提だと思う。
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それにしても、なぜイタリア語って音楽に聞こえるんだろうか。
言語が滑らかすぎて、ちょっとずるい。
|Vorrei sapere come raggiungere la stazione.
ヴォレイ サペレ コメ ラッジウンジェーレ ラ スタズィオーネ
って音が美しすぎる…
駅どこ? って聞いているだけでこの美しさ。
フランス語はちょい艶かしいけどフランス語も美しい響き。
愛してる。が|Je t'aime.ジュテーム|って、結構反則。
そこで。いくつかの国の愛してる。を。
チェコ語|Miluji tě.
英語|I love you
ポーランド語|Kocham cię.
フランス語|Je t'aime.
イタリア語|Ti amo.
ドイツ語|Ich liebe dich.
スペイン語|Te quiero.
リトアニア語|Aš tave myliu.