チェコ語と、ビール。

ビール好きのチェコ語学習記録。

言語学習|曖昧な境界

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|Od roku 2019|---  ---  ---  ---  ---  |

§  チェコ語学習|591日|1年7ヶ月と13日

§  ヒアリング時間|1147時間

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数日前に、言語は数学的ではないと書いた。

 

言語を学ぼうと思い立った時は色々なことを検索した。

今は自分のやり方で学習やトレーニングを進めているから検索はしないけれど、当時思ったことは、話せない人と、ペラペラな人の二つのカテゴリしかないのか。ということ。ペラペラになる途中の人はほとんどが存在していなくて、全く話せない人は無数に存在していた。 

 

当時は、なぜだろうと考えた。

 

そして今思うことは、自分がどれくらいのレベルなのかをいちいち気にすることと、最終段階である英語とかチェコ語の全ての会話がわかるレベルを目指すことは、どちらも同じくらいストレスになるということ。

 

目標に集中しているから中間結果とか気にしない。って表現はあたっているけれど、脳は<理解したい願望が強い生命体>だから、常に向上し続ける自分のレベルを認識することができない。

 

いい意味でも悪い意味でも、<どうしてか?>を考え続ける。

 

これは非常にもったいない。

 

例えば、お風呂にお湯を張る時。波打っているから正確な場所を図ることは不可能だ。でも、徐々に増えていることは見ていてわかる。そして見るのをやめて何か別の作業をして次に見にきたら満タン近くたまっている。

 

言語学習はこれに似ている。

 

自分の今のレベルがこれだと言えるものは少なくて、大体このくらいという領域が存在する。そしてずっと水を足し続ける(インプット)ことで、本当に徐々にだけどその国の言語がわかるようになってくる。

 

これは、理由が全くわからなくて、脳の力と言うしかない。

 

だから、全く話せない人、B1ペラペラな人の間に、たくさんのペラペラになる途中の人が存在しているはず。

 

言語の学習は、才能が一切いらない。

もしも才能の差によって言語の習得に差があるとしたら大変だ。

なぜイタリアで生まれた子どもは日本語ではなく、イタリア語を話すのか。

日本語の才能がなくてイタリア語の才能に溢れているからだろうか。

なぜ小さい頃の方が言語習得に効果的だという全く出鱈目の理屈を皆が信じようとするのか。

大人になってからの言語習得は難しいという逃げ道を作るためだ。

 

でも私の体感は違う。

大人こそ言語学習をするのに最適だ。

 

けれどそれには時間が必要だ。

大量の時間を必要とする。

 

空いた時間に電車の中でゲームをする時間、テレビを見ている時間。寝る前のネットサーフィンやSNSの確認。自分がどれだけ自分以外のために時間を使っているか棚卸しした。その結果あまりにも自分の目的以外に時間を使っていることがわかり、その時間を全て言語の学習に当てたら言語力は上がった。

 

一時間の集中学習や集中トレーニングよりも、空き時間の十分間は言語に触れると考える姿勢が重要だ。脳を麻痺させる。

 

あとは、曖昧な境界を行ったり来たりしながら少しずつ向上していることを認識すること。

言語学習は終わりのない旅路だと体感できる。

 

あとは、ペラペラな人が、どのレベルでペラペラなのかを注意深く聞いてみる。

A1のペラペラと大学の講義を聴けるB1のペラペラは、同じペラペラでも全く領域が違う。

しかし私たちは、ペラペラ=すごい人だと考える。

 

広告に騙されてはいけない。子どもは、勝手に言語を習得していく。同様に私たちも、言語を習得したいと思ったら、半分は目的達成したようなものだ。私たちに必要なのは、自分に合った教材や効率的な学習方法ではなく、「時間と習慣」をどれだけ目標と一致させられるかだと思う。

 

このまま続けて、まずは最初の通過点である、チェコ語のB1レベルでペラペラになり、次の通過点である三ヶ国語B1レベルでペラペラになった時、このブログを最初から読み返すのが楽しみだ。

 

 

 

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少し前に書いた、新しく始めた自己流の学習方法。

徐々に検証結果が固まってきている。どうして、この学習方法って誰も書いたり言ったりしていないのだろう。

 

名前にすると「概念連鎖学習」みたいになるのかな。

これやり始めて急にチェコ語もイタリア語も英語もトルコ語もいきなり数段上がった。

 

ネットに書いてないということはネットには答えがないことの証明でもある。

 

ちなみに、ヒヤリングも一つ確定した方法がある。

難しいチェコ語と簡単なチェコ語のヒヤリングを同量で行うこと。そうすると、簡単なチェコ語と難しいチェコ語を脳が繋ぎ始める。チェコ語は活用が難しいけれど、そんなのはずっと後でいい。

 

|日本語は、表現方法が複雑だけどとても美しい言語です。

|日本語は、とても表現方法が複雑ですが美しい言語です。

|日本語は、複雑な表現方法が多いですが美しい言語です。

|日本語は、美しい表現方法がたくさんありますが複雑です。

 

言語学習でいきなりこのレベルを目指そうとすると、挫折する。この四文のニュアンスを理解できるのはネイティブレベルだ。

 

上の表現は、主張が二個ある。|日本語は、美しい言語|なのか|日本語は、複雑な表現が多い|なのか。これをあえて混在させているけれど、本来は分けてシンプルにしたほうが相手には伝わりやすい。