|2019-|----------------------------------
§ チェコ語学習|498日|1年4ヶ月と12日
§ ヒアリング時間|990時間
§ 学習トータル時間|1486時間
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|2021-|-----------------------------------
§ イタリア語学習|77日|
§ ヒアリング時間|23.4時間
§ 学習トータル時間|11.4時間
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久々の極論いきます。
格変化しまくりのチェコ語は
単語を覚えるという概念を
無くした方がいい。
初級から中級のレベルでは、大体10個くらい変化する単語をいちいち覚えようとしてもちょい厳しいです。
なにせ、私を主とする言い回しでも、なんとか格とかでガチャガチャ変わるので、私は〇〇ですという言い方一つ覚えても、違うところでは全く違う「私」が出現します。
日本語の構造に慣れまくっている私は、<私>の後に続く<てにをは>で状況を説明するという感覚をどうしてもチェコ語に適用してしまいます。
簡単に(ざっくり私の理解)いうと。
この<てにをはみたいなもの>は、私の後に続く文字<私は、私が、私に、私を、私と、私も、私の>と続くことでその後の単語を予測できる。これが日本語の慣れ親しんだ構造です。
この表現をするときチェコ語は、「私」という単語が変化します。
例を出します
|私は、日本人です。
|私が欲しいのは友達。
|私にビールをください。
|私を連れて行ってください
|私と歩きませんか?
|私も一緒に飲みます。
|私の趣味は執筆です。
これがチェコ語だとこうなります。
|Jsem Japonec.
|Chci přátele.
|Dej mi pivo.
|Vezmi mě
|Chtěli byste se mnou jít?
|Budu s tebou pít.
|Jsem Japonec.
|Mým koníčkem je psaní.
そもそも。
私=|Já|です。
一生懸命、|私|を意味する単語を覚えても上記に、|Já|なんて単語出てこない。
これがチェコ語が単語を覚えない方がいいと考える極論の理由です。
チェコ語学習を始めた時の「?」は今でこそ、理由が説明できるものの、当時は衝撃的すぎでした。なんだこれは。と思ったのだけはいまだに覚えています。
そしてさらに参考書には、名詞も動詞も、変わります。
って書いてあって、単語が変わるって、どういうこと?
と英語すらもわからない状態だったので究極に意味不明でした。
多分英語を学んだ人なら、関係代名詞とか、所有格とかわかるんでしょうね。
羨ましい。
そういうロジカルな言語学習が得意だったらな。。。
完全に私の場合は、感覚なのでね。
まあそんな私でも一年位学習すると、まあこのくらいの初級レベルはクリアできるから不思議です。
誰かが言っていた、言語は時間をかける決意をすればいい。は本当。
ということで、チェコ語を学ぶには、フレーズが命です。
と謎に言い切ってしまいましたが、ずっとフレーズを耳にしていると、単語の意味をすっ飛ばして、言いたいことをフレーズのまま話すことができるようになります。
適切な例えではないかもしれませんが
ドブレーラーノ
の音は
朝起きた時に言う音です。
それが、「良い朝」と言う意味があるなどとは考えない方がいいです。
「おはようございます」ってそもそもの意味知っている日本人が少ないように、朝起きたら「おはよう」でよしです。
だから、チェコでは朝起きたら|Dobré ráno|
ごめんなさいは|Promiňte
どうそ・お願いしますは|prosím|
こんなところから初めて。
次は|私がしたいこと|のフレーズをとことん頭に叩き込めばいいと思います。この願望のフレーズを頭にリピすると、そのうちポッドキャストを聞いていて、その話者がしたいと思っていることだけは、”はっきり”聞き取ることができます。
他の他言語話者がどう言うかはさておき。たいていの言語学習参考書が果物それも「りんご」やら「オレンジ」やら「バナナ」から始まる謎。
文法学習というか、こういう時に使うのはどのような状態なのかとか、その状態ごとに使われるフレーズとを分けてそれを覚えていけばいいのかな。
試行錯誤はずっと続きます。