チェコ語学習日数|407日|1年1ヶ月と11日|
ヒアリング時間|807時間
学習トータル時間|1217時間
Dobré ráno!
年末です。
コロナでネガティブな面に注目する機会が多かった1年ですが、それでもいい面もあったと信じたいです。
幼児と同じプロセスで
私がチェコ語を話そうと思って色々と調べていた時、また、色んな人にチェコ語を学び始めましたと言った時。
いろんなことを見たり、言われたりしました。
そのいろいろな情報を試してみたのですが、私は英語すら話せない純日本人かつ英語の成績が学業で一番悪かったので、普通の人の学習方法ではダメだろうと思いました。
モチベーションは、チェコでビールを飲むぞ! だけでした。
ビール好きならでは発想なのです。
「チェコ語ってめちゃくくちゃ難しいから学ぶなら本気で学んだほうがいいよ。」
と言われてビビったりしました。
単語を覚えたほうがいいのか、文法を覚えたほうがいいのか。
色々と悩んで試行錯誤した結果、辿り着いたのは、幼児の話すプロセスです。
「なぜ、全ての子どもが生まれた地域の言葉を話せるようになるのか」
「なぜ、幼児は言語学習に最適で、大人になっては難しいと言われているのか」
色々考えてみたのですが、私は、性格が少し右斜め上なので、すぐに常識を疑ってしまいます。
幼児が話すプロセスをそのまま大人になってやってみたらどうなるのだろう。
と、少し実験的な意味合いもあり。何よりも、言語学習が苦手中の苦手なので自分を信じていない面もあります。
幼児は基本的に文法の勉強をしません。
大人になった私は、日本語の活用の名前とか全て知っているわけではありませんが、日本語は話せます。なので、そこに注目して耳を鍛えようと思ったわけです。
知識よりも訓練
少し楽観的に考えているのは、幼児は話すまでに1年から2年かかっている事実があるからです。
あと、文法の過去分詞系がどうのとかを覚えなくても、知らなくても、「どうした?」と言いたい時は、|Co se stalo?|を知っていればいいと思っているからです。
ギターのコードを100個知っていても、1曲も弾くことができなければ誰かを感動させることはできません。
他の学習は違うと思いますが、言語学習に関しては、知っている単語がいくつなのかよりも口から出てくる単語やフレーズがどれだけの数存在しているかの方が大切だと思います。
そのために、とても重宝しているトレーニングが、映画を観ることです。
なぜなら、会話と会話のテンポが学べるからです。
日本で、「なにそれ、ウケる」という場面多いですが、日本でよく使っているなと自分で感じるフレーズを先に覚えていくと、それが映画で使われている場面に出会います。ちなみに、チェコ語では|hezký|です。
|hezký|といえば、|hezký den|で|良い日を|とか|ごきげんよう|の意味。
単体なら、|可愛い|と翻訳されます。おそらく|面白いね|の意味でも使うことのできる単語なのでしょう。
また|uzasný|は|すごい|なのですが
映画で、登場人物が|すごい|と言う時にはたいてい|pání|です。
こうして、訓練していくと、ある日、日本語翻訳って違うなと思う日が来ました。
それまでは、意識的に日本語訳はやめようと思っていたのです。
まだまだ本当に簡単なフレーズしかすらすら口から出てきませんが、これを続けていけばコミュニケーションに支障ないレベルには行くのではないかなと思い、いまだに文法を学んでいないわけです。今のところは。