チェコ語学習日数|408日|1年1ヶ月と12日|
ヒアリング時間|809時間
学習トータル時間|1220時間
年末なので、総括を。
今年流れたチェコ旅行が、違う夢を生む
昨年の11月からチェコ語を学び始め、今年にはチェコに行こうと航空券やツアーのサイトをみながら行きたい日程と旅行費用の計算などをしました。
ビールの祭典はピルスナーウルケルの街、「ピルゼン」で毎年10月付近で開催されているのに合わせて行くか、音楽の祭典が行われる5月に行こうか。
などと考えていた矢先に、コロナ爆発。
これが年始から春にかけての出来事です。
とても残念に思いつつも、今めちゃくちゃチェコ語を勉強するタイミングなのだよと言われているように感じたので、ひたすらチェコ語を勉強しました。
今年は行かなかったことを良いこととして、勉強を続けて、来年こそはこの大変革が少しだけ落ち着いたらいいなと思いつつ、頭のどこかでチェコに行くのは2022年じゃなかろうかと思ったりしています。
その理由は。
チェコに大学留学をするような気がしているからです。
ビール好きを始まりとして、ビール世界一の消費国であるチェコに行きたいなー。と思うところからなんならチェコ語を話せるようになってみたら面白いかもと辿り着いてからの、言語学習スタート。英語苦手だったのに。
で、言語学習を続けていくうちに、コミュニケーションとか文字とか言語の成り立ちまで興味が湧いてきて、ならばチェコに行って、チェコの日本好きの人とか向けに日本語の先生をしながら、言語学を学びたい。と夢が芽生えています。
自分の好きなように生きる。の実験2020。
今年は、コロナで世間が一瞬クラッシュした時に、色々な仕事を更新せずに、契約終了して、ひたすら言語学習と読書に時間をあてていました。
世間のほとんどの部分を一度拒絶して、自分の好きなことに浸り生きる。
一度やってみたかったことがなぜかタイミングよく自粛とかで実行できたのは偶然の出来事でしょうか。意識的でしょうか。それは当の本人もよくわかっていません。
自分が好きなように生きることの実験として、まずは住む場所を変化させました。具体的には、大都会と地方都市、村、と3パターン過ごしてみました。
今の私の学習環境はネットが繋がっていないとチェコ語の勉強ができない仕様なので、私の場合、都会か田舎かよりも、ネット環境があるかどうかが重要なポイントでした。
実験を通してわかったこと①
自分の好きを貫くのは非常に勇気がいるということです。
勇気というか、孤独力のような。
ほとんどの場合、「自分の本当の好き」を貫くと周りの人からの同意は得られません。それよりもむしろ奇人変人の目で見られます。同情にも似た憐れみの眼差しも。
その中で思ったこと。
大抵の人は、「本当の好き」に「周りとの同調」を少しブレンドした世界観で生きているのではないだろうか? というものです。あくまでも主観です。
私の場合、人間関係をそぎ落とし、自分の生活環境も極限までそぎ落とし、思考も削ぎ落とすことで、本当に好きなことが見えてきました。
例えば、私はチェコのシュコダが製造している「スカーラ」という車が欲しいと思っています。並行車両ではないと買えないので、結構高値です。右ハンドルを乗りたければ、正規車が導入されているイギリスから輸入するしかありません。
でも、私が本当に好きなのは「スカーラ」という車そのものではなくて、「他の人が乗っていない車に乗りたい」ことです。
ここから自分の思考を整理していくと、自分の感覚を大切にする性格のようだと自己分析することができました。なぜ、イタリアやドイツの超高級車には全く興味がないのかと。
マイノリティである自覚
思考整理のゴールとして、チェコ語をずっと学習できている理由も見えてきました。
自分の性格が多数よりも少数を意識していること。
英語だったら、おそらくこれほど続いていなかったでしょう。
学生時代の必須科目授業の英語。それだけで私の興味は失せます。
なんでチェコ語? そんなマイナーな言語を。英語の方が将来性があるし、仕事にも。
何回も言われましたがその都度、ビールが好きでチェコ語を話したいからです。と答える自分がいました。同時に、なぜか燃えてくるのです。
自分がどんな時にモチベーションが上がるのか。そして毎日を過ごす中で、喜びを感じる時はどのような場面なのか。これを自分が知っていることの強みだと思います。
本当に自分の好きなことをして生きる実験の結果、チェコ語は初級の階段を1段くらい上がった気がします。
今年を「静的」とするなら来年は「動的」になるかもしれません。
それか、来年もこの「静的」が続くかもしれません。
それは神のみぞ知る。ですね。
とにかく、今はチェコ語の学習がめちゃくちゃ楽しい時期です。
Děkuji za rok!!