ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語|チェコ語の難関、格変化を楽しむために

チェコ語学習日数|399日|1年1ヶ月と3日|

ヒアリング時間|791時間

学習トータル時間|1193時間

 

f:id:iwairyoui:20200330181508j:plain

 

今日は、チェコ語の属するスラブ語派の格変化について思ったことを。

 

チェコ語って、異常に変化する格変化のおかげで、世界でもなかなか難しい言語として認知されているようです。格変化する国は他にもあると思うのですがなんでだろう。

 

なぜそうなっているのか。必ず意味がある。

の信念のもとに色々と思いめぐらせていたところ、最近、チェコ語の便利さに気づいてきた次第です。

 

なぜなら、単語に属性付与されているというなんともRPG的な言語だからです。

 

日本語にも単語に属性が存在するのだと思いますが、チェコ語は、単語変化だけで、私なのか、私たちなのか、あなたなのかがわかる仕様になっております。(それを学ぶのがとても大変なのですが)

 

例を出します。

 

例えば、|holka|女の子|

女の子にくっつく形容詞、|大きな|velký|は

女の子とくっつくと、|velká|になります。

 

そもそも、大きなを表す|velký|が色々変化する時点で日本人的感覚だと意味がわからないのですが、言語文化ってそういうものだと思うわけです。

 

このように、|持つ|mám|も

私たちが持っている場合は、|máme|になります。

これもある程度法則があるようで、大体、私たちを表現するときは、単語の最後が|me|になっているのです。

 

|必要である|potřebuji|

も同じく、語尾が|me|です。単に付くのではなくて、最後の|i|が|e|になるのですが、この辺は慣れだと思います。

 

で、|potřebujeme|が私たちが何かを必要としている。時に使う単語なのだなと思います。

 

|あなた|につく法則は最後が|š|で、|potřebuješ|です。

 

なので、コミュニケーション上は、相手の人が私に対して、なんとかシュ? って聞いてくることが多いはずなんですよね。

 

なぜなら、相手があなたは? ということを聞いてくることが多いはずだからです。

 

|したい|の|chci|ももちろん|Chceš|になりますので、私がどっか行きたい時は、|Já chci jit do 〇〇|になり、相手に「行きたい?」 と聞くときは|Chceš jit?|になります。

 

難しいような、法則をしれば案外簡単なような。。。

 

あと、雨が降る。っていうことを表す単語があったりします。

しかもめちゃ短い。|Prší|です。

これで、雨が降っているを表現します。