チェコ語学習日数|351日|11ヶ月と16日|
トータル学習時間|1050時間
11月に入り、これまでの学習時間よりも多くの時間を学習に割くようになりました。
どんどんと楽しくなってきました。
使っている学習アプリ「Mondly」も27時間くらい経過しました。
このアプリ上では、覚えた単語フレーズともに、1000を超えました。
あれだけ一生懸命日本語への訳を絶ったのに・・・今や日本語で意味を考えれば考えるほど意味がわからなくなる現象を味わっています。ムキにならなくてもよかったのか。
今更気づきます。
他の方がどうかは不明ですが、私の場合、本を読むときも、ポッドキャストを聴く場合も、映画をチェコ語で観る場合も、全てに共通して、外国語の学習が進むにつれて日本語を介することが逆に苦痛になりました。
しかし、これは日本語がダメだとかそういうニュアンスではなく、日本語の文法が独特なのか、日本語ってスーパー難しい言語なんだなと日々感じるようになりました。
英語に比べると、チェコ語は同じ単語でも無数の形に変化するのでそれが大変ではあります。流石に難度高い言語だと言われるわけですね。
おおよそ一年が経過しての感想は、365日以降に書くとします。
さて、11月やっている学習方法をご紹介します。
大好きな小説である「アルケミスト」ブラジル人の作家のパウロ・コエーリョさんが書いたものを、単語を調べながら自分なりの訳で解釈する作業を行っています。
この時に気をつけていることが、意訳(日本語のとしての意味の通ったフレーズ)を絶対にしないこと。です。
どういうことかというと、単語は日本語の意味を調べるのですが、その先の解釈文は考えないということです。
もっと具体的にいうと、例えば。
<Alchymista sáhl po knížce, kterou si přinesl někdo z karavny.>
この文の各単語を日本語に変換して並べます。
<錬金術師 接した(L分詞で過去形)を 本、 どれ 持ってくる 誰か から キャラバン>
ここであえて終わらせるわけです。
この訓練を行うと、日本語としての文を作ろうとするより
Alchymista sáhl po knížce
を単語を見たまま脳が理解しているような気がするのです。
言語化能力が低くて申し訳ないです。
日本語に当てはまらない感覚を無理矢理日本語化せずに
Alchymista sáhl po knížce
このフレーズをパッと見た時、私のイメージでは
「錬金術師が目の前にある本を手に取った」と感じます。
外国語って正誤判断ではないですからね。
チェコの方とチャットする時も「え、まじか!?」
と思ったら、「オプラブドゥ?」が浮かびます。
チェコ語と英語を一緒に学んでいるからなのか、一緒に「リアリィ?」が浮かぶのは面白い脳内現象です。
一面に広がるコスモス。
ト イエ アレ クラスナー クヴェティナ
to je ale krásná květina
翻訳機では、「ale」が「でも」なので「(でも)綺麗な花です」と反応しますが、チェコの方に聞いたら、「なんて!」と強調するときに使う単語なのだそうです。
「なんて綺麗な花!」