現在使っている言語学習アプリは、メジャーなものですが、チェコ語がマイナーであるからなのか、プログラムの具合なのか、チェコ語と日本語での学習プランがありません。
学習アプリ「Duolingo」
チェコ語を選んだら、強制的に英語モードに切り替わります。
しかし私は、英語が全く理解できないという壁があります。
そもそも、チェコ語も最初のモチベーションが現地でビールが飲みたいということだったので、基本的には言語学習は苦手、それも超がつくほど苦手分野。
そんな人が、言語学習を初めて毎日欠かさず学習を続けられている。もうこれだけでも自分の中では奇跡に近い出来事です。
そんなにも引き寄せるチェコの魅力はなんなのかと、自問自答したときに、ふと過去に読んだ本のことが頭によぎりました。
それはこちら。
簡潔にまとめると、人は、常に自問自答しているので、その質問の質を変えることで人生が変わっていくというものです。
人間はある程度人生を重ねていくと、経験から予測できることがどんどんと増えていきます。なので予測できること、達成が容易なことをを選んで進むようになるようです。
そんな私が、数年前には言語学習だけは一生やることはないだろうという予測に反して、集中的に学習をしているのですから、自分の中にちゃんとした理由があると思うのです。
というわけで、このような質問を自分に問いかけます。
◆私は、なぜそこまでチェコに心酔しているのか
◆チェコが私を引き寄せる魅力とはなんであるのか
その前に英語が全くできない私が先ほどのアプリを使うと、私ならではのかべにぶち当たるわけです。それは、チェコの単語は理解できてきたが、その英語表現でクリアできないステージが多々あること。
チェコ語わからないよ。
ではなく、英語わからないよ。
となるわけです。学生時代に逃げ回ってきた英語学習拒否のつけが今頃になってブーメランで戻ってきているのです。こんなことならちゃんと学習しておけばよかったと今更思っても後の祭り。
自問力に話を戻します。
先ほどの質問で得られた答え。それは、二度の大戦で不遇の歴史を辿っていながら、ポジティブな精神で国を形成したという歴史への魅力。
後は、音楽。
私はクラシックをよく聞きますが、学生時代に買った作曲家は、スメタナとドボルザーク。調べたら両名ともチェコ人でした。音楽は言葉と似ていて、リズム感が重要となります。チェコの作曲家が作り出す音楽のリズムが好きであるということは、おそらく身体のリズムとも合うのだろうとの思い込みです。
最後は、もちろんビール。
日本でビールを楽しむよりもチェコの方が楽しめるはずだとの仮説があります。
なぜなら、チェコはビールが水よりも安く、彼らは日常的にビールを飲んでいる国民です。年間の個人消費は世界一であるこの国では、ビールが好きな自分の生きる場所がありそうな気がするわけです。
このように3つの答えを導き出し、モチベーションを上げています。
しかし、英語のわからない自分がこの先、どうなっていくのか。
はっきり言ってかなりの壁を感じていますが。
まだまだ学習開始して3ヶ月も経過していないので、根気強く前に進みたいと思います。