ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

Mám rád Ceštinu. Ale mám rád i Italštinu.

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|Od roku 2019|

チェコ語学習|794日|2年2ヶ月と2日

ヒアリング時間|1462時間

 

なぜだかわからないけれど、チェコ語熱が完璧に戻った。

 

とはいえ、他の言語、英語、イタリア語、フランス語、ロシア語の学習は同時進行で進めている。

 

表現が違う気がする。正確には、チェコ語熱が復活したのではなくて言語トレーニングが新しいステージに入ったのかも。

 

数日前に、チェコ語の助走が終わった的なことを書いた記憶があるけれど、実はチェコ語だけに留まらず、日本語以外の言語トレーニングをすることの楽しさがこれまでにない次元に移動している。

 

適当に毎日記録している割に、このブログを書き始めて二年後にちゃんとスイッチが入ることに、不思議さと面白さと偉大さを感じる。

 

言語トレーニングをしていく中で、例えば今後いくつかの言語を話せたとして。

 

だからなんだという話をされることが時々あるのだけど、世界の文化を知ることの快感に勝るものはあまり存在しない。と個人的には思う。それは、私が世界の歴史が好きというバックボーンもある。

 

けれど、世界の文化がたくさんあって、日本で世界のニュースを見るよりも、世界にいて、日本のニュースを見る方が個人的には好きなので、おそらく世界の文化とか広い視野というキーワードが好きなのだろう。

 

だから、普通のと言ったら失礼かもしれないけれど、ほとんどの人と価値観が合わない。

 

周りに合わせようとも思っていないけれど、今後ある程度多言語が話せるようになったら、言語学習が大好きな日本人以外の人といっぱいコミュニケーションをとりたい。

 

コロナが落ち着いたら。

って、ここで何度書いとるん?w

 

***

 

言語を学ぶのって、なぜ勉強するのかを定期的に自問自答しないとすぐに迷走してしまう。

それはおそらく、理解したい願望が強い脳の特性があるからだと思う。脳は、基本的には知りたいという欲求が、高い。

 

だから習得が一番脳が嫌う。習得はいつの間にか振り返った時に、感じるもので即効性がない。チェコ語を学び始めた当時、何を聞いても全く何を言っているのかわからずに、どちらかというと雑音に聞こえていた。ラジオでチャンネルがあっていない時の、ざーみたいな。

 

脳は、何を言っているのかを知りたいと願っていたから、辞書で意味を調べたり事細かに単語を書き取っていた。脳の知りたいを満たす学習方法。でもそれではいつまで経ってもチェコ語に壁を感じてしまう。

 

そこに気づいて、まずは耳を徹底的に慣らすのが先だなと考え、文法や単語の意味などは一旦横に置き、ひたすら聴きまくっていた。知識欲を放棄したわけだ。

 

脳は不満タラタラであったはず。でも今振り返って、学習当初に比べて基礎的なチェコ語を<習得>したことを脳が受け入れてくれた感覚がある。

 

早く知りたいし、早くマスターしたいのは、いい願望だ。

これがないと試行錯誤しない。けれど、遅い速度でもコツコツやるとちゃんと費やした時間だけ成果が返ってくる。まとまった時間が習得という形に変わって。

 

このように考えていても、ことあるたびに脳内棚卸しないと、もっと効率的な学習方法がないか探そうとする願望が芽生えてしまう。

 

参考書がたくさんある英語とかより、参考書が少ないチェコ語の方が、目移りしない分、楽かもしれない。効率的な学習より継続的学習が強い。スマホのフリック入力も、数年したらみんなちゃんとできるようになっているのが何よりの証。