|Od roku 2019|
チェコ語学習|719日|1年11ヶ月と19日
ヒアリング時間|1394時間
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500回目の投稿。
昨日の投稿を上書きしてしまった。
ま、いいか。
最近、英語力がバカ上がりしているのと、身近に英語を話せる人が多く出現していることから、英語トレーニングにウェイトを持っていかれているチェコ語。
けれども、全く焦っていなくて、言語トレーニングそのものが楽しいと感じている。もちろん半分はまだ辛い。
めちゃくちゃ英語を話せる人と知り合いになって。
その人からチェコ語の魅力について語ってくれと言われた。
だから改めてチェコ語のなにが楽しいのかについて、自分の中で棚卸してみた。
まずは、記号付きの文字。
これはロシア語でも同じだけど、英語アルファベットの音のイメージしかできない場合、一体この文字がなんという音なのかについて考える楽しみがある。
チェコ語もロシア語も同じ感覚だけど、書いてある文字を音だけで把握できるようになるだけでもかなり面白みを感じ始める。
最初は本当に、全くわからないところから始まる。
でも、次第に読めるようになる。
次に、ジェンダー。
これは、イタリア語とかフランス語も同じ。
イタリア語で男性が疲れているというときは、
Stanco
女性の場合は
Stanka
となる。
この法則が異常に多いのがチェコ語。
Jsem unavená.
Muž je unavený.
Ta žena je unavená.
Ti muži jsou unavení.
疲れているという単語の、unavený
私だったり、その男性だったり、その女性だったり、複数になったりすると、コロコロ単語の語尾が変わる。
最初は意味不明だったけれど、最近は、語尾を見て、あ、複数か。などと納得することができる。
前述の四行は、最後が複数なのだけど、語尾の<i>が複数の基本的な法則。
男性|muž
複数は|muži
厄介なのは、ý と í
の音がとてもよく似ていること。
どっちも、イー。のような音。
これに、過去時勢とか未来軸が入ってくるとさらに変化して、😨ってなる。
でも、これこそチェコ語の魅力だと思う。
チェコ語は単語が変化する言語。変化しまくる言語。
もうここさえ納得できたらチェコ語なんて習得したも同然。って極論に走ってみる。
チェコ語は英語と同じで設定言語だけど、日本語にも似ていて最後に大切なことが出てくることが多い。
設定言語というのは、コミュニケーションにちゃんと枠組みがあるということ。
日本語はここが曖昧。
誰が?
なんで?
日本語は対話する際に、この辺りを省略する。
だから、英語とチェコ語を学び始めてから、日本人との会話で気になるところは設定を求めることが多々ある。めんどくさいと思われていることこの上なし。しかしそれこそ、日本語の会話がうまいと言われる所以だと思う。
ほとんどの日本人は感覚で話しているから設定が曖昧である。
設定言語というのはわかりやすく日本語で言うと。こうなる。
今から私が話すことは、昨日私が体験した事柄です。
これを設定しないと会話が成立しない言語群のこと。
日本人は、昨日さー、電車でさー、めっちゃ酷かったのよ。
こういう会話多い。
私が体感したことであるのか、電車で起こったことに関するニュースに対する自分の感想なのか。
どちらがよくて、どちらがダメというジャッジではなくて、これは言語と文化の違いだから仕方ない。
でも、外国語を学ぶと、日本語を俯瞰して捉えることができるようになる。
だから日本語のコミュニケーションも上手になる。
次に。
チェコ語は一言で表現できる単語が多いのが魅力。
美味しいレストランを教えてもらえますか?
を英語で言うと
|Can you recommend a good restaurant?
チェコ語は
|Můžete doporučit dobrou restauraci?
a good restaurant?
と
dobrou restauraci?
は同じ意味。
|Můžete
のなかに、「あなた」を表現する変化が入っているから、これをみただけで、相手に何かを聞いていることがわかる。
この他
|what kind of
は
|jaký
もちろんこの単語も変化する。
|jaké jaká jakou
しかし、変化したこれらの単語を見たら、今では瞬時に英語と日本語の感覚で理解できるから不思議だ。
最後に。
英語ペラペラな人と、一致したこと。
言語って、話すことで急に力がつく。
話す、自分で聞く。組み立てを脳が頑張る。
このサイクルを回すとものすごい勢いで言語力が身につく。
だから。
英語やイタリア語で発見したこの法則をチェコ語でも適用しているところ。
それにしても、早くチェコに行きたい!