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|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|653日|1年9ヶ月と14日
§ ヒアリング時間|1286時間
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familyなんとかのコンビニの文字は、青か緑か。
いつもみているはずだけど、改めて質問されると、あれ、どっちだっけとなる。
正解は青なのだけど、それは別にどうでもいい情報。
人間はこのように自分の中でどうでもいい情報はスルーする傾向にある。
そして、人間はコミュニケーションをしていると思いがちだけど、大抵はコミュニケーションエラーが起こっている。
コミュニケーションに関する問いは、言語学習を初めて一年位経った時にふと感じたこと。
言語を学ぶことで、人の話をよく聞くようになった。
それは、その人が発する言葉からその人の思考まで深読みする癖がついたから。
この人は一体何を言おうとしているのだろうかと注目するようになったのもプラスされていると思う。
この訓練をしまくったから、通常の日本人同士の会話もかなり意識するようになった。
質問しているはずなのに、その質問には答えずに言い訳をする。
こんな人が異常に多い。
だから、毎回
「それは私の質問に対する答えではありません。質問に答えて下さい」
と何度も言わなければならなくなる。
だから人と話すことが疲れる。
コミュニケーションは難しい。
言語が存在するのは、コミュニケーションを円滑にするため。のはずなのに、言葉によってコミュニケーションが壊れてしまう可能性もある。
「ねえねえ、この前こんなことがあった」
「わかるー、私も似たような経験があったよ」
これはコミュニケーションエラーだ。
この最たるものがSNSだ。
皆が、自分のことを誰かに発信しようとする。
自分をみて欲しい、知って欲しい。と必死だ。
聞いて欲しいことがたくさんあって必死だ。
だから、人の話を聞くだけで、<この人はいい人>の烙印が押される。
言語を学ぶと、言葉そのものやコミュニケーションについての学びも多くなる。
言語を身につけながら多角的な視点が身につくのは思わぬメリットである。