今月の途中から、突如語彙を増やしていこうと思ったことは前述したのですが。
すぐに忘れてしまいそうな単語を頭に詰め込むことも重要だと思います。しかし、私の頭の構造は元々学習用にはできていないようなので、忘れていくことが目に見えております。
連鎖的に覚えていく方が、性に合っているように思います。
連鎖的というのは、例えば。
■pivo
■víno
をセットで覚える。
上記はそれぞれ、ビールとワインです。
朝を意味する ■ráno
夜を意味する ■noc
ニコイチもしくは三個セットで覚えると定着が早いような気がしております。
これに、挨拶を連鎖させて
■dobré ráno おはよう
■dobrý den こんにちは
さらに連鎖させて、
■dobré pivo 良いビール…
どちらかといえば美味しい。だなと思ったり。
ここで、格変化登場。
■dobrý den
■dobré pivo
■dobrá holka
学習初期に格変化表を見たときは、一瞬で参考書を閉じるほどややこしさが伝わってきたのです。
現時点ではどうか。今は、どう変化するかを頭に叩き込むより(頭が疲れて楽しくありません)も、あー、「ドブリーもドブレーもドブラーも同じなんだ」と感覚で理解する方が楽しく前に進むことができる、気がします。
会話の途中で初心者の私が、これって女性名詞だから、最後は「a」だな…と考える余地があるとは思えません。
それでも挑む格変化
しかし、こんなご時世で時間がたっぷりありますので、コツコツと格変化表をまとめていくことにしました。
天文学か、昔覚えた化学表みたいな。。。
でもたくさんの気づきがありました。それは、チェコの小説を読んでいるときによく出てくる単語が、動詞が変化したものであったことを知れたことです。
■budu
が未来を表す表現の「byt」動詞であることがわかりました。多分、これ知的理解の方ですね。
チェコ語には現在進行形がないようで、単語を未来の格変化させることで、表現するらしいです。だからどう使うのかはまだ未定着。
頭の理解と神経への浸透
と、ここにきて、学習と呼べることを緩くスタートさせているのですが、コミュニケーションとしての言語と、学習としての言語はそもそも別れているような気がします。
そう感じるに至ったのは、シャドーイングを行ったのがきっかけです。
最初、発音したことがない単語を発生するときは、舌が追いつきません。そのような音を発したことがないから、舌の神経に回路がないのだと思います。これは私の持論です。
でも数回シャドーイングを繰り返すと、おそらく5分くらいで発音するときの舌の動きを覚えてきて、滑らかに発音できるようになります。
次に、シャドーイングでその単語を口が覚えると、目に入ったものを声に出したときに、違和感がなくなります。
■stůl pro dva, prosím.
ストゥール プロ ドゥヴァ プロスィーム
最初聞いたとき、なんだそれ? と音に反応したのですがシャドーイングを続けていくと。
ストゥー(ル)プロドヴァ プロスィーム
と滑らかに声に出せるようになりました。
ちなみに上記の意味は「二人用のテーブルをお願いします」です。
■pro
が、「…のための」と覚えるより、セット覚えです。
■pro dva
■pro tři
それぞれ、二人用、三人用となります。
ここまでくると、覚えた単語を組み合わせて自分でチェコ語フレーズを作成したくなります。
■To je stuůl pro dva.
文法的に合っているか不明ですが、おそらくニュアンスは伝わるはず。
「これは二人用のテーブル」
…そんなの見たらわかるわというツッコミはありますが。
あとは、好きなビールのことでチェコ語のフレーズを作成。
■Toto pivo je dobré
■To je dobré pivo
両方とも「このビール美味しい」を表現したものです。
今日も楽しいチェコ語の勉強でした。