チェコ語と、ビール。

A record of my love for beer and languages

多言語|〇〇らしいという情報の出どころ。

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|Od roku 2019|

 §  チェコ語学習|635日|1年8ヶ月と27日

 §  ヒアリング時間|1241時間

 

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世間一般的に、会話の中でよく聞くフレーズがある。

それは

「〇〇らしいよ」

という、出どころの検証を無視した会話。

 

ヒアリングの方がスピーキングより大事らしいよ。

シャドウイングが大事らしいよ。

 

学習開始してからの半年から一年は色々試してみた。

いろんな情報が自分の周りにあった。

 

でももうすぐ2年になるこのタイミングで、私の中で、大切なことは2個しかない。

 

1)言語は楽しむ。

幼児はおそらく言語の習得を楽しんでいるわけではないが、言語習得については、何も考えていないはず。ただ単純に、話したいという本能があるだけだ。

 

2)いつか必ずマスターできるという根拠のない絶対自信。

どうすれば、とか。

いつになれば、とか。

効率的な、とか。

 

これらが頭に浮かぶ場合、自分の学習や自分の中にある可能性を否定していることになる。やっていれば絶対に話せるようになる。

 

私がいつも戦っているのは、自分の中から生まれてくる非自己信頼の声。

練習の効率とか、学習時間とかよりも大切なのは、自分の中の否定的な感情を無視する力だと思う。

 

ずっと毎日同じことを繰り返していると、進歩を感じたい脳は、すぐにいくつかの質問を出してくる。これでいいのか。このままでいつになったらマスターできるのか。と。

 

やった人しか感じないこと。

やり続けた人がたどり着く世界。

 

この世界は情報が強い。

だから、知ったかぶりの顔で、「これはこうだよ」と言う人が多い。

 

「それで?」

と言ってやればいい。

 

お盆で親戚の集まりに参加したときのこと。

「今度の新種コロナはマスク効かないみたいだね」

って言ってたから、「誰の情報?」って聞いたら「テレビで言ってた」と即答された。

 

あまりにも世間知らずなので、そのままバカを装って色々質問してもいいけど、相手が詰んで私のことを個人攻撃するのが目に見えていたから、それ以上突っ込まない。

 

英語勉強しているんだったら、何か話してよって、一番言われたくないことを意地悪なBBAが言ってきたから

 

「英語じゃなくて、簡単な会話なら5個くらいできるけど、何語がいい?」

 

って返して、一同が真面目に引いていくのを感じるのを楽しむ。

 

だから英語で

 

|Tell me about your strengths and weaknesses.

と言ってみた。

 

馬鹿にしてくる人をシャットアウトするには英語を話すこと。

簡単な単語で作った英語のフレーズを話すだけでも、人は尊敬の眼差しを送ってくる。

 

自分で体感した人は強い。

それは人生全般でも同じだ。

 

苦しみを抱え、それを乗り越えた人の強さは、言葉ではなくその人のオーラが語りだす。

 

情報を鵜呑みにする人間は、もう卒業しよう。じゃないとそのうち頭の中に非物質のコロナが繁殖するかも。