ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

What it means to travel.

 

|Od roku 2019|

チェコ語学習|898日|2年5ヶ月と16日

ヒアリング時間|1577時間

 

30日からの旅は、第一部の関東を終えて、四国に移動。

本当は、いろんな場所で降りてを繰り返したかったけれど、ドライブ旅行の弊害はお酒を飲んだらそこで移動がストップして宿泊を余儀なくされること。

なので、寄りたい気持ちはたくさんありながら、宿泊とセットとなる目的地でのビールをメインで組み立てた。

 

今回の旅を振り返る。

 

<初日>4/30

小倉スタート。

そこからノンストップで滋賀県まで移動して初日終了。

山口、広島、岡山、兵庫、大阪、京都、滋賀。660キロ。

 

<二日目>5/1

PAで仮眠して移動。

滋賀、愛知、岐阜、長野、群馬、埼玉を移動。590キロ

12時くらいに知り合いと会って、14時から本庄市の新しくできたビアバーで飲む。

 

ここでは、カウンターで飲んでいる人がほぼビール大好き人間だったので、仲良くなる速度が異常に早かった。結果、全員初対面の6人が、帰り際には友達となって解散。連絡先を交換して、次回もまた飲む約束をする。これがビアバーの醍醐味であり、うんちくより空気という私の好きなターンだった。一期一会の人もいるかもしれないが、それもあり。今後また一緒に飲む人もあり。どちらにせよ幸せなことには変わりがない。

 

<三日目>5/2

秩父が好きなので、秩父神社へ。

そこから西武鉄道に乗って、池袋からの秋葉原でビールを飲む。

ここでは、地元ネタで大盛り上がりの居酒屋を堪能。

東京で方言が飛び交う居酒屋はレアであり、これまた仲良くなる速度が異常だった。

 

 

 

<四日目>5/3

埼玉時代にお世話になった人と、ランチ。

思い出話に花が咲いて、お酒を欲しくなるも、ランチの後に四国に移動するためノンアルコールで。夕方四国に向けて出発。

 

途中で休憩を挟みながらノンストップで運転して、16時出発から9時間後の明け方2時前に、淡路島へ到着。

 

<五日目>5/4

個人的に大好きな愛媛。

そして、居酒屋で知り合った人が愛媛出身でGWに愛媛に帰るということだったので一緒に飲みましょう。と。愛媛の「道後ビール」が飲みたいということでマッチングし、今日は愛媛でビールな夜が明ける。

 

今回無謀とも思える旅をおこなって、ちょっと気づいたことがある。

なぜ旅行するのか。それは、環境が変わることによるストレスの低減。

これは前に聞いたことがある。

 

でも、体力的にはきついとされる1人での片道1200キロの運転は、辛さをこえて誰にも邪魔をされない完全1人の世界と、決定と行動までの時間のずれのないストレスと道中の景色の移り変わりによって、ストレスフリーの世界を私に与えてくれた。

 

また、元々運転が好きで、ドライバーズハイになりやすい性質なので、運転すればするほど、どこまでも行ける感覚になったようで、体力的にはきついけれど、メンタル的には解放されていくという真逆の結末を味わうことになった。

 

電車や飛行機のように誰かと空間を共有するわけでもなく、完全に自分1人の世界。

逆に、誰かとワイワイ言いながら、あーでもないこーでもないと行き先を揉む世界観もある。

 

*今回気づいたこと*

 

結果、どっちも良いということ。

 

これまで言語の学習でどちらかに傾倒する考え方からの脱却を訓練していたが、それでも自分の中で1人こそ最強という考え方があった。結果、自分の考え方が理解されないから誰とも話さなくて大丈夫という極に振れた考え方になっていた。自分で傾倒しない思考を掲げておいてその中に自分ではまるとはなんとも情けな話である。

 

そして、ビールのおいしさも然りで、1人で飲むビールも美味しいが、誰かとワイワイ話しながら飲むビールもおいしいのだ。周りにはビール好きがいないから忘れかけていただけで、ビールとフードのペアリングに加えて、人とビールは最強のペアリングなのである。

 

そんなとても簡単なことを忘れてしまいそうだった。

ビール好きとは何か。

人とのコミュニケーションとは何か。

1人の強さと、関係性の強さとは何か。

ここ最近、もやもやとしていた心が一気に晴れていった。

 

結論。

やっぱ旅は毎回発見がある。

旅は、最強である。