チェコ語と、ビール。

A record of my love for beer and languages

Jak používat slovo

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|Od roku 2019|

チェコ語学習|869日|2年4ヶ月18日

ヒアリング時間|1537時間

 

言語のトレーニングをして、大きく変わったことに言葉の選び方がある。

日本語の使い方もめちゃくちゃ気にするようになった。

 

今日は、大好きなビールに関する話題を絡めながらそのことについて記録してみる。

 

ビール好きにはいくつか種類があって、ビールは一杯目だけという人もいれば、ずっとビールを呑み続けることができる人もいる。これは体質でありそこに優劣などないし、好きなビールの種類についてもおいしさは千差万別であって当然である。しかし、その多様性を自分が好きなビールがよくてそれ以外はダメだという論調で会話を展開する人がいる。

 

言葉の使い方はその人の人格を物語る。

このビールが、美味しいという人は先細り思考だなと感じてしまう。その理由は、引き算の思考だからだ。自分が美味しいビールを探すのはとても楽しい行為だけど、これが一番好きだと言ってしまうとそれ以外のビールの存在が突然薄くなってしまう。

 

逆に、足し算思考の場合、<が>を<も>に変得ることができる。

このビール<も>美味しい。そうすると、幾つもある自分の好きなビールがどんどんとさらに増えていく現象が起こる。さらに、このビール<は>にすると、自分の意見を付加して好みを表現することが可能だ。

 

クラフトビールは美味しいけど、大手のビールは美味しくない。

と限定してしまうと暗に大手のビールが好きな人を否定することになる。

個人の嗜好だから別に自分の意見をいうことは悪いことではない。

でも、言葉の選び方で、人の感じ方は大きく変わる。

 

だから、チェコ語でも英語でもイタリア語でも、日本語と同じように自分が感じていることをどのように表現するかが問われてくる。これが、言語を学びつづけた先にある面白い感覚である。チェコ語の表現にも、やわらかい表現であったりストレートな表現であったりと多様な言い回しが存在する。これらの表現は小説とかを読んで、その国の文化や思考回路をトレースすることで、言語学習の先の楽しみを味わうことができる。

 

単に、会話するだけの言語から一歩進んだレベルにならなければこの楽しみを味わうことはdけいないけれど、できれば私はそこまで行きたい。わかりやすい表現にすると、ネイティブ思考になるだろうか。

 

日本語の言葉の使い方を考えるようになって、チェコ語や英語の表現も少しずつバージョンアップしている。

 

自分が考えていること、伝えたいことを伝えるための表現力を上げることは日本語以外の言語を学ぶことで強化されると思う。思うというか体感していることだ。

 

なんとなく来月くらいにもう一個ターニングポイントが起こりそうな予感がする。

それは、今日の朝にポッドキャストを聞いていた思ったことだ。

 

それは英語を聞いているはずなのに、日本語に聞こえる現象だ。

正確には日本語の言語が聴こえているわけではないけれど日本語で感じているイメージとほぼ同じイメージを英語を聞いていた抱いたという表現になる。

 

どんな変化が待っているのか非常に楽しみである。