|Od roku 2019|
チェコ語学習|837日|2年3ヶ月14日
ヒアリング時間|1506時間
簡単なフレーズを覚えて声に出すことが、一番自分の言語力向上に貢献していると結論つけるのは、早いかもしれない。
2年間以上、トータルで1500時間を超えるヒアリングで耳が鍛えられている可能性もある。
しかし、最も最後にトレーニングを開始したフランス語も、簡単なフレーズを声に出し続けるトレーニングの結果、たった3ヶ月である程度の挨拶なら考えずに言えるようになっていることを考慮すると、それがおそらく声に出すことの威力なのだと思う。
ならばと思って、チェコ語も声に出すトレーニングを加えた結果。
チェコ語力もぐんと伸びた。
最初からこのトレーニングをすればいいのか、耳を鍛えた後にやるべきなのか。
これは他の人に対して実験することで明らかになることだろう。
ここで昔抱いていた疑問を引っ張り出す。
簡単なフレーズを覚えても、それが言語力に繋がるのだろうか。
長い文章を読んでも、わからないし、自分で考えて話すなんてもってのほかなのに。
その答えになるかどうかは不明だけど、ずっと口に出して口の回路が繋がると耳と目が同時にレベルアップするのと同時に、自分で考える力が生まれるという事実がある。日本語を考えてから、チェコ語や英語を作るのではなくて、先にチェコ語や英語、イタリア語が出てから、後から日本語の意味が追いかけてくるイメージ。口のトレーニングをすると、未体験ゾーンに入ることができる。
確かに。よく考えたら、幼児も片言の母国語を話しながら、聞いて意味を理解して、話せるフレーズが増えている。
だとしたら、
話す→聞く→考える→もっと話す→聞ける量が増える→もっと自分で考える
このルーティンを当てはめるのが効率的なのかも。
さらに
多言語を同時に学びつつ、学習一軍を分けるのは、今振り返ったらメリットが多数ある。
最大のメリットは、その国の言い回しがそれぞれ違うことを脳が完全に理解していること。
だから、脳に解釈の拡がりが起こり、結果外国語に対する拒否感が減った。
だから今このタイミングで、ドイツ語やスペイン語、リトアニア語やポーランド語、トルコ語から絞って、一軍に上げたら3ヶ月後、半年後にどのような状態になっているのかが容易に想像できる。
この感覚を知ることができただけでもかなり嬉しい体感をしたと思える。
そして今、英語が最も成長率が高く、次いでチェコ語。
やっぱり2年間勉強したことの基礎は生きている。
イタリア語は耳コピしやすい言語だけど、自分のものになっている言語だなと感じるのは、イタリア語や英語よりもチェコ語なのだから不思議なもの。
ここからさらに進化する気がする。
夢の多言語話者へ毎日少しずつ前進。
あとはこれも不思議感覚だけど、ある程度学習していると文章の作り方がなんとなくわかる。
これは憶測だけど、日本語とは違う文章構造を脳が完全理解し始めたという証か。
と言うより、前にも書いたけれど
<説明される対象物とその状態>という構造は全世界共通で、そのルールが違っているだけで単語も違っているだけだと無意識で知ったのかもしれない。