ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

Přestal jsem číst. / I stopped reading.

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|Od roku 2019|

チェコ語学習|836日|2年3ヶ月13日

ヒアリング時間|1505時間

 

昔はたくさん本を読んでいた。

なんとなくだけど、本を読むことで新しい世界観を知ることができるのではないかと思っていたからだ。自分が小説を書いているからかもしれない。世界観を広げることは必須だと思っていた。

 

けれどもそれはいつまで経っても、自分以外のものであることに気づいたのは、昨年、インターネットなどの外部情報を断ち始めた頃か。

 

あらゆる外からの情報は、世間で生きていくのには非常に役に立つ。

しかし、自分の人生を生きる上で必要な情報は皆無である。

 

だから、インターネット検索は極力しないし、ネット情報も、テレビもラジオも、スマホのゲームも、サブスクの動画サービスも何も観ない。

 

さらに。読書も辞めた。

 

「いやいや、流石に読書はやった方がいいよ」

 

ってよく言われるけど、

 

「その根拠は?」

 

って聞くと大抵が、そのへんで言われているような美辞麗句が並ぶ。

その時点で、自分の考えではない。

 

本を読んで、へーって思うのは2秒くらいで、すぐに忘れてしまう。

語弊がないように補足すると、年に数回読み込む本はある。

逆に言うと、それ以外を読まないと書いた方が正解か。

 

一冊は。

これ。

 

 

 

もう一冊はこれ。

 

 

 

この3年はこの2冊以外は読んでいない。

新しい知識を得るために、新しい書籍を読むより、この2冊をずっと読んでいた方が新しい知見が得られると思えるからだ。個人的には。

 

これは言語習得にも似ていて。

 

新しい単語を覚えて、新しい表現を覚えるより。

自在に使いこなせる5個のフレーズを完璧に自分のものにした方が習得は早い。

 

この法則をもとに、フランス語も少し話せます。って言って、少しだけ披露すると皆が、同様に引いていく。

 

読書している自分に酔っている自分が過去には確かに存在していて、読書するとあらゆる知識が自分のものになって賢くなれると思っていた。ずっと。

 

でも、読書はその書いた人の知識をトレースするようなもので、自分で考える領域までは到達できない。

 

それよりも、自分の頭で必死に考えて、自分の頭で答えを導き出して、正誤に縛られずに自分で生み出した思考を自分のものとして大切に保管することのほうが役に立つ気がする。

 

自分が今いる状態について、ブログやYouTubeで言っている人はいない。

皆が、方法論ばかり語っているからだ。

 

今日書いたこの記録を5年後に自分が見たらどう思うかを考えて書いている感覚が、結構気持ち良い。

 

多分これがムーンショット。

内閣府の掲げる2050年ムーンショット計画とは全然違うよw