|Od roku 2019|
チェコ語学習|825日|2年3ヶ月2日
ヒアリング時間|1490時間
2月11日から、声に出すトレーニングにアプリを導入してから今日で10日目。
復習する中で、この表現を言ってくださいって言われてもさっぱり分からなかったのに。
たった10日で、どうやって買えばいいか分からない。などの表現はスラスラ言えるようになった。覚えたから言えているのはその通りだけど、もう一つ気づいたのは、口の筋肉というか舌の筋肉というか、口の動きが英語仕様になることで、日本語以外の言語力が上がるということ。これは、耳のトレーニングをしている時にもで感じたけれど、言語は本当に楽器やスポーツのトレーニングに似ている。
逆に言えば繰り返し体に染み込ませることで、才能など関係なく誰にでも習得可能なのが言語ということになる。
詩的な表現をするなら。
夜明けのカフェで音楽を聴きながら徐々に明るくなっていく景色を眺めているような。
グラデーションとオーバーラップで確実に明るくなる空の様子に、明確な色名を付けることはできない。同様に、言語力もその変化の中で確実に進歩するけれど、その途中に完全な言語力を手に入れることや点数で現状を評価する思考を入れてはならないと思う。このことを全員が理解できるような仕組みになればいいのに。どうしても現代の経済原理では、持つものと持たざるものに境界があって、何か特別なことをしなければそうならないような風潮がある。けれど本当の法則を活用すると、そのような特別な何かは存在していないことに気付ける。
2年近く言語をトレーニングしてきて、確実なことが一個だけというなんとも摩訶不思議なことを今感じているけれど、言語習得の唯一の方法が、使い続けることだなんて、学習当初の自分に言ったら間違いなく却下。当時は、もっと特別な何かとか、科学的に証明された何かを探していたはずだから。
でも、この確実なことは、真理。
だから、時間を費やしたら全ての言語をマスターすることが可能ということだ。人間の人生は有限だから過剰理論だけど。
希望に満ちている。
あと。
ずっと言語トレーニングをすることで脳の構造が変わっていくのも事実だと思う。
脳の構造が変わることでメリットとデメリットがある。
メリットは処理速度が上がること。
デメリットは、ほとんどの人と話が合わなくなること。これは語弊があるから訂正。多くの日本人と話が合わなくなる。