|Od roku 2019|
チェコ語学習|799日|2年2ヶ月と7日
ヒアリング時間|1467時間
今日は、行きつけ居酒屋の大将奥様が誕生日なので、ささやかな誕生日プレゼントを買って、大将と昼ごはんを食べた後に、お渡し。
なので今日のタイトルは、誕生日おめでとうございます!
のチェコ語。
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チェコのビールが買えるお店発見したのでご紹介。
ここで売られているのは、ザーツ地方にあるブルワリー。
日本にもちゃんと存在するチェコ好き。数は多くないけれど。
探したい人は、6人の介在で見つかるというネットワークの法則があるので、本気出せばチェコが大好きな人に出会うことは十分に可能。
今のところ自分の知り合いには、チェコ? どこにあるの? 何語?
くらいの認識の人が多い。
チェコはビール好きには天国のような国なんです。
このセリフ、おそらくこの2年くらいで一番言っている。
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過去の記事を読み返していると、自分が恐ろしいほどに文法学習を避けている様子が窺えるけれど、自分でもなんとなくわかっていることは、いずれはチェコ語文法の構造を学ぶタイミングがやってくるということ。
日本語が完璧かどうか聞かれたら全くそうではないのは明白なわけで、でも一応使いこなしているとは思う。日本語で日本人とコミュニケーションが取れているわけだからね。
その日本語が上達していくプロセスをあらためて考えていくと。文法を学び始めたのは、小学生の後半から。それまでに10年日本語を話している。コミュニケーションが取れるレベルの日常会話は4から5歳までに完成している。
以上から導いて、チェコ語以外の全ての言語トレーニングに使っている方法を整理してみよう。
一つの言語の日常会話がスムーズにできるレベルに達するには最低でも4年は必要。まずは耳を鍛える。日常会話ができるようなるために、次は口を鍛える。この鍛える行為は筋肉と同じように文字通り、ずっと使うことで慣らしていく目的がある。書き写しはあまりあまり必要ない。
体に染み込ませるように
Co je to?
kdo je to?
Proč?
これらの簡単なフレーズを、日本語に並ぶレベルで言えるようになってからようやく次のステップに行ける。
次のステップは、各語の文の作り方を覚える。
例えばチェコ語。
Je zima.
Je teplo.
寒いですね、暑いですね。
日本語は、<暑い+です+よね?> 私からあなたへと→を向けるために最後の単語が存在している。自分の意見を伝えるだけなら、前の二つで完了。
ところが、チェコ語は<です+暑い>と逆になる。
これを文法と言えば文法になるのだろうけれど、あくまでも文章構造の基本を頭に叩き込むのが目的。脳がこれに慣れてくれないと、その先に行けない。そして慣れてきたら過去形とか未来形とか、ちょっと難しい文章の作り方を学ぶことができる。
チェコ語が初めての本格学習外国語という私は相当珍しい部類だと思うけれど、チェコ語をトレーニングする中で、外国語を習得するプロセスを試行錯誤して迷走したからイタリア語やフランス語ロシア語は比較的簡単に感じる。特に英語は六年間の学生時代の蓄積があるから最も簡単に感じる。
話を戻す。
チェコ語の基本的な構造さえわかってしまったら、あとは基本を応用させるだけ。
<です+から+日本>
最初の<です>に私の属性を付与して、<私です+から+日本>
日本を表す名詞の変化は、正しいか間違いかを無視して、とりあえず並べてみる。
Jsem z Japonska.
私は日本から来ました。
Učím se česky.
Já se učím česky.
この二つは、同じことを言っている。
今では、この二つを見て、チェコ語の面白さがわかるようになった。
チェコ語って、RPGゲーム好きな私としては属性とかを付与するイメージがあって面白い。
超初期はこの難解さがアウトだったけれど、今は面白さに変わっているからすごいよね。
学ぶ。を意味する単語。見出し語と呼ばれる辞書に書かれている単語は
Učít se
この単語に、私の属性を付与することで、私はという単語<já>を省略することができる。それが一行目の
Učím se česky.
相手に聞く場合は、あなたは? の属性に変えれば良い。
Učíte se česky?
こうなる言語ってスラブ系ならでは。
そしてハマると抜けだせない沼級の面白さがある。
自分自身を強調する時や、初見の人と話をするときは<já>はつけた方がいい。
それが二行目
Já se učím česky.
これで、私がチェコ語を学んでいると言うことを相手に伝えることができる。
ちなみに、ロシア語も、自分のことは<ヤー>と言う。
フランス語は<ジュ>
イタリア語は<イオ>
各国それぞれの言語に、特有の個性があってめちゃくちゃ面白い。
って感じるようになったことが自分でも凄いことだなと思う。
前みたいに、20言語を同時に学ぶことはしないけれど、自分の生涯ミッションとして多言語を学び続けるのは間違いない。その先に、いったい幾つの言語を習得することができるだろうか。そしてそうなったら間違いなく、この記録ブログは世界ビール紀行みたいなことになっているはずだ。
待ってな世界のビール達よ。
Na zdraví