|Od roku 2019|
チェコ語学習|748日|2年と17日
ヒアリング時間|1422時間
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最近、ふと感じることがあって、それはチェコ語や英語を聞いている時の自分のスタンスの変化。五個くらいの言語を同時に学んでいることはデメリットが多いってよく聞いたり目にしたりするので、天邪鬼な私はあえてそっちの方を選んでトレーニングをしている。
だけど、自分の言いたいことを表現する方法がたくさんあることはなんとなく理屈ではわかっていたものの実際の体感ではそれほどでもなかった。それが今まで。
日本語への変換とかイメージで理解するとか、言語化すればいくらでも表現できる。
けれど、一番いい例えは、これ。じゃないかと思う。
私たちは、目上の人とか同世代の人とか年下の人と話すときに、瞬時に声に出す表現を変えることができる。方言は東京に住んでいる人はわからない感覚だからあまりいい例えじゃないかもしれない。
これ頂いてもよろしいでしょうか?
と
これもらっていい?
この二つを一瞬で使い分けるときに、私たちはあまり脳を使っていない。
つまり自動化された時にわかる。領域があるということ。
知っている単語とか使いこなすとかではなくて、この作業は自分の中で自動化されている。
車の運転の例えも似たようなものだし、スマホに初めて触れた時の感覚と、今のスマホの取り扱いも同じようなもの。
フリックで文字を入力するとか異次元すぎて、全く使えなかったのに、今ではむしろボタンで文字を打つ方が難しい。
色々と言語学習や言語トレーニングについて方法論が語られているけれど、一番信じ難いけれど、大切な事実。それは、ずっと接していれば必ず自分のものになり、自動化され無意識に使いこなせるようになるということ。
人間は何かを発する前に、必ず脳で考えている。もしくは、話したいことのイメージが存在している。まだ言語化されていない何かが。
その何か。と言語化する作業が短くなればなるほど、その国の言語の習得度が上がっていく。
<I think I'll just walk>
不思議なことに
このフレーズをずっと繰り返してつぶやいて自分のものにしたら、このフレーズ自体が、歩いて行こうと思っているときに、さっと出てくる。
同様の作業をチェコ語でもやる。
<Myslím, že se prostě projdu>
語彙や、文法。ヒアリングやスピーキング。
スキルは分散しているけれど、言語を習得することは、言える表現の数が増えることじゃないかと。それが最近強く思うこと。
英語やチェコ語を聞いていて、へーって言っている自分が時々いる。
I know
とか
já vím
とか
ということで、多分最強のトレーニングは独り言を呟くことなんじゃないかと仮説を立てて、フランス語のトレーニングウェイトの独り言を増してみる。