チェコ語と、ビール。

A record of my love for beer and languages

チェコ語|格変化の理解力アップ

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|Od roku 2019|

チェコ語学習|732日|2年と1日

ヒアリング時間|1401時間

 

 

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本日のビールは、限定醸造。

サントリーのプレモル香るエールの初摘みホップ。


www.suntory.co.jp

 

キリンビールの初摘みホップに比べると、まろやかなコクを感じる。

ホップがすっきりしているのか、香りはあまり感じない。

 

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こっちは瑞々しさが半端ない。

 

 

今日の一曲は、BONNIE PINK。

open.spotify.com

 

 

***

 

チェコ語は、格変化がすごい。

数が半端ないので覚えるのが大変。

これがチェコ語を学び始めた時にいろんな参考書に書いてあったことだ。

 

なので、格変化を学ぶのは後回しにした。

 

ノートに、一生懸命格変化の表とかを書いていた時期もあったけれど、全く意味を感じなかった。それよりも、チェコ語の音声映画を見ていた方がいいと思ったのだった。

 

ノートに書くとなぜか勉強しているような気になってくる。

これは学生時代の記憶が影響していると思われる。

でも、ノートに書くのは一番最後でいいと思う。

チェコ語がある程度頭の中に入って、表現方法の拡大を望む場合には筆記は有効だ。

でも、まだチェコ語自体に慣れていない状況では勉強した感覚は危険。

 

簡単な、日常使いのフレーズを頭に入れて、簡単な単語を頭に叩き込んだら、ひたすらヒアリングをする。ヒアリングはめちゃくちゃ難しい早いチェコ語と、ゆっくりと話される簡単なチェコ語を交互に聞く。すると、脳がその間を繋ごうと頑張ってくれる。

 

しばらくすると。これは人によって違うけれど、私の場合は一年かかった。

簡単なチェコ語の方が、本当に簡単に思えてくる。

そして簡単な方のフレーズなら言えるようになる。

 

そして、今。

 

なんだそんなことか。

みたいな感覚になってる。

 

大きいという単語は

|velký

が見出し単語。

 

これが、

Velká velké velkou velící 

って格変化する。

これを一個ずつ、この場合はこれ、って覚えても脳に定着するのにものすごく時間がかかる。

そして、これはあまり関連がないから脳への定着率が低い。

 

つい昨日のこと。何かの話の流れで

|Velkou častou

って聞こえたら、複数の何か大きなこと。って脳が勝手に解釈してくれた。

意味を調べたら|非常に一般的な

この関連を考察すると、非常に一般的なことは、複数の何か大きなこと、と解釈してもなんとなく意味がわかる。

 

この時、脳が考えたのは、最後の語尾が、ou で終わる場合は複数なのだということだけ。上記の二個の単語はそれぞれ語尾が複数を表しているから、イメージとして両手をいっぱいに広げる感じを覚えた。

 

こんな感じで、格変化の意味がどんどんわかってくると、チェコ語がそういう言語だと理解が深まる。

 

だから聴いていて違和感が減ったのだと思う。

 

変化しない日本語から、フランス語とかイタリア語を学ぶことで、ジェンダーで変わる単語のことを脳が学習してくれているのだと思う。複数同時学習のメリットがこんなところにもあったことを発見。