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|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|701日|1年11ヶ月と1日
§ ヒアリング時間|1374時間
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701日目は、年号だと、1のゾロ目であることに気付く。
外国語のトレーニングで、TEDはよく利用しているけれど、その中でめちゃくちゃ共感できる動画があった。
端的にいうと、たくさんの経験にお金を使い、物を無くしましょう。と。
あくまでもこれは個人的な共感で、物に囲まれて生きていたいと思う人もいるだろうし、その人たちの生き方も正解だと思う。
でも私は物に囲まれるよりいろんな体験をしたいから、いろんなところに旅行にいく。
海外はまだ容易ではないけれど、解禁になったらまた海外旅行したい。
物質は、買った時が最高で、そこから減るという法則がある。
これは気分的なものの物質の価値的なものもどっちにも当てはまる。
だから本当の必要性がないかぎりものはいらないと思っていて。
部屋の中にあるものは、寝具とテーブル。テーブルの上に、ビール用のコースターと執筆デバイス(MacBook Airは寿命につき、iPad Airとキーボードの組み合わせでLike a laptop)
世間一般的な、ミニマリストだと自覚しているけれど。情報もかなり絞っていて、この、絞っていく作業が次第に慣れてくると、本当に必要なことが見えてくると同時に、本当に好きなことがわかってくる。
ちなみに、自分がそれほど好きじゃないことでも、繰り返していくことで脳が麻痺する法則もあるから、自分が好きなことを繰り返していくことがどれほどの力を発揮するのかは容易に想像できる。
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ところが。
本当に好きだと思っているのが、思い込みか本心なのかは時々わからなくなる。
例えば、ビール。
そこから派生して、一人居酒屋。
この時、ビールと一人居酒屋には、好きのポイントが微妙に変化している。
ビールは好きな飲み物だから家で飲んでも、外で飲んでも、ものはほぼ同じ。
ならなぜ居酒屋に行くのか。
それは雰囲気が好きだからだ。
複数人で居酒屋に行くのも楽しいけれど、居酒屋は一人で行くのが最も好き。
ビールと、目の前の料理と、居酒屋の空気に集中できる。
だからいろんな居酒屋に一人で訪問する。
バーに行くのも好き。
さっきまでは知らない人と仲良くなれる。
昔は、一人で来ている人を疑問に思っていたけれど、今はその側にいるわけだから人生とは不思議なものだ。
でも、このビールと一人居酒屋が、本当に本心から好きなのかをふと考える事がある。
言語のトレーニングも本当に好きなのかと考えるターンがある。
例えば、それが今週。
はっきりしていること。それは言語のトレーニングはきついということ。
楽しければずっと続ける事ができますというのは、完全に嘘。
わかる単語が増えるのは楽しい。けど、まだまだわからないことの方が多いから中間ポイントで訪れる試練に陥っている。
ビールも他の人よりもかなり詳しい中で、自分の好きな味を探したり新しい味に出会ったりするのは快感だ。でも、ビールが本当に心から好きなのか。好きだと思い込んでいるのか。お酒の中では最も好きだけど、単にそれだけではないか。などと考える。
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考えた結論として、好きなものを一つに絞らなければならないという思い込みが自分の中に存在していることに気付く。
別に一つに絞る必要なんてないのに、たった一つの好きな事があればそれだけで生きていけるからその一点を探しなさいと言われたり読んだりしたおかげで、そうだと信じていたのだろう。
おそらく逆で。
好きなものは、そこから派生した次の自分の好きに繋がっていくから、その連鎖で自分の可能性を広げなさい。ただし、核となる原点は見失ってはならない。
ということではなかろうか。
その連続性全体のことを、自分が本当の好きなこと。の意味な気がする。
言語×未知を知る×文化×コミュニケーション×旅
コミュニケーション×ビール×バー×新しい知り合い×コミュニケーション
クリエイティブ×想像力×文化
この思考変化は我ながら面白い。