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|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|697日|1年10ヶ月と27日
§ ヒアリング時間|1371時間
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緊急事態宣言の解除。
それはすなわち映画館でビール解禁ということでもある。
元々SFが好きで、かつ好きな監督の映画だからという理由でこれを見てきた。
この監督は「メッセージ」という大好きな映画があり、カメラワークが好き。
今回はドルビーシネマで鑑賞。
結論から言うと、万人うけはしないと思う。
終わって、「???」という人多いだろうなー、と。
スカッと爽快系の映画を見たい人は、これパートワンなので消化不良間違いなし。
けれども、個人的にはこの2時間半近い映画体験は、とてつもない体験だった。もはや映画は見るじゃなくて体験の世界になったのだなと感じるほどに、体全体がこの世界観にどっぷりと浸かっていた。
何時代だよ。って思わせる衣装。和のテイストも存分に取り込まれていて、衣装は和洋折衷。
すげー未来の話なのに、扉が木製とかも個人的には好きなポイント。未来だから扉はウィンって開くイメージだったけれど。扉を開ける行為に登場人物の心情が入っていたりするのだろうか。この辺りはクラウドアトラスにも通じるものがある。
映像が美しいと感じたのは、フルCGじゃなくて、実写とCGがいい感じに融合していたから入れない。自然がとても綺麗に描かれている。
途中までは登場人物とその世界観を脳内にインストールするのに必死で、後半からは物語の面白さとか展開に、文字通り手に汗をかいた。
これは映画館で見る映画だと思う。
もう一度見たいけれど、次のパートが公開されたときにまた見たい。
そして、鑑賞後、無性に原作の小説を読みたくなった。
もちろん、映画後は時短のなくなった居酒屋で、ビール。
一番搾りpremium