ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語|メリットとかデメリットとか色々

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|Od roku 2019|

 §  チェコ語学習|691日|1年10ヶ月と21日

 §  ヒアリング時間|1363時間

 

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気がつけば、チェコ語から始まった言語学習がいろんな国の言葉を学んでいる。

この記録のタイトルを変えるべきか。

 

まあでも、他の言語はビール好きがチェコに行きたくて学び始めた言語学習の副産物だから、このままで行こう。

 

チェコ語のトレーニングと英語のトレーニング。そしてイタリア語のトレーニング。

これらの言語トレーニングを行うことで起こった最大の脳内変化は、日本語じゃない外国語の構造について把握すること。

 

|já myslím

でも

|I think so

でも良くて

 

構文を理解しているのではなくて

体が勝手に反応しているから

 

チェコ語と英語の上記フレーズなら、自分の中で

「?」

が浮かぶ。

 

それをどのように表現するのかだけの違いで。

家電量販店のテレビ売り場のような。

さまざまな大きさのテレビとさまざまな番組。

 

よく、多言語はチャンネル切り替えだと言われるけど、確かにそう。

 

チェコ語の音楽を聞いていたら

「?」=|Proč|

 

英語なら

「?」=|Why|

 

と、勝手になる。

 

なので、一旦の結論。

たくさんの言語を同時にトレーニングしても脳は混乱しない。

 

|||

 

続いて。

単語をどれだけ覚えても話せるようにはならない。説。

 

集中的に単語を覚えるターンは、結構後でいいかもしれない。

なぜなら、チェコ語、英語の使い方を知らないと、単語を使う場所がわからないから。

 

結論。

言語は、単語や文法ではなく、使い方。

使い方を身につけるのに簡単な方法は、使うこと。

当たり前すぎてあんまり出回ってない情報だけど、これ真実。

 

チェコ語の名詞結構知っているけれど、ほとんど会話できない。

会話中心で、使いまくっている英語とイタリアの語のトレーニングは、記憶への定着が早く、会話もチェコ語よりできる。既知の単語は、圧倒的にチェコ語が多いのに、である。

 

このことから、外国語を習得するのに大切だと思うことを列挙してみる。

 

1)耳を作るためにヒアリングすること。これマスト。精聴と多聴=2:8

2)短いフレーズを声に出す、もしくは黙読。ヒアリングとリーディングが同時に鍛えられる。

3)覚える新しいフレーズと覚えたフレーズ復習の割合は、2:8

4)どんな作業も、ただひたすら繰り返す。

 

これに加えて精神論を一つ。

 

1)絶対に、わかる。

と思い込むこと。

わからないと思うのではなく、なんだっけ、わかるんだけど、思い出せない。

って信じると、不思議な感覚になる。これも意外と信じてもらえない事実。

 

|||

 

番外。

これはデメリットだけど一応書いとく。

 

繰り返していくと、長期記憶へのアクセスが開くのだけど、長期記憶は、昨日の出来事とか、先月の出来事とかじゃないから、深い記憶が逆流してくる。

 

なので、仕舞い込んでいた楽しかった記憶や辛かった記憶がドバッと流れて、楽しい記憶ならいいけど、忘れたい記憶まで蘇ってきて、辛くなる。

 

最近、どうして昔の記憶がガンガン蘇るのだろうかと思っていたけれど、その分、チェコ語、英語、イタリア語のフレーズで脳内に格納されている単語が増えている気がする。