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|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|687日|1年10ヶ月と17日
§ ヒアリング時間|1359時間
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言語学習は、最近、ルーティンになっているので、今日はビールの話。
よく聞かれる質問に、
「どれが一番美味しいいビールですか?」
というものがある。
最もこたえづらい質問。
人の思考はそれぞれであるのと同様に、味覚も様々である。
誰かにとってのおいしさは、誰かにとっての不味さでもある。
なので、自分の好きなビールを自分で探さなければならない。
しかも、合わせる料理のよっても違ってくる。
で、この思考がなんとなく言語学習の学び方、トレーニング方法と共通するポイントがありそうなので、記録しておく。
どれが美味しいビールなのか
と
どんな学習が一番効果があるのか
を
聞くのは似通った思考回路だと思う。
ビールは、自分が好きなブランドやスタイルを追い求めることに楽しみがある。
チェコが大好きで、ピルスのスタイルが好きな私は、他のスタイルも大好きである。
でも、ビールはこれだ! と言い切って人の話をシャットアウトする人とはビールは飲みたくない。
どんなスタイルでもビール全体が大好きなのだから、スタイルがどうのとかどうでも良い話である。
言語も、この方法が最も効果があると言われても、それはその人にとってだから。
自分に最もあう方法を探す努力が必要になる。
次に。
クラフトビールで一番美味しいのは?
とかいう人。
クラフトじゃないビールのおいしさも知らないのに。
ラガーだから私には合わないって言われても。
少しだけビールの知識があって、自分の好みとリンクさせているのだろうけれど、どうぞご勝手に。である。
この世界は情報至上主義の人が多いから。
どのビールが美味しいかなんて、比較対象されるものではない。
個人がこれが好きだと自認する存在なのだ。
それなのに、あーだこーだいう人が多いから、混乱する。
最近大売り出し中の、豊潤496
クラフトビールを認知させようとするキリンの取り組み、大歓迎。
生ジョッキ缶を開発したアサヒ。
家飲みブームが来ると予見したとしたら、最高の予知能力を持ったマーケティング担当が存在するはず。
桃を使ったクラフトビールを最近発売したDHC。
気を衒い過ぎて、ビール本来のおいしさはどこへやら。
と、個人的にはこんな感想が並ぶ。
しかしながら、それを美味しいと飲む人がいるのだから、嗜好とは人それぞれ無限に存在する。
それなのに、マーケティングで、その多数決をとることがなんとなく微妙な感覚をうけてしまう。これが現代のマーケティングの姿なのかもしれない。
ちなみに私が一番好きなビール。
世界と日本を含んで。
まだまだ全然飲んだことのないビールが多いけれど。
サッポロビールのSORACHI1984
そしてイタリアのペローニ
が好き。
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言語学習も、自分のペースで進めていけばいつの日か必ずその国の言語をマスターできるはずである。
それは全ての幼児が生まれた国の言葉を話すのと同じこと。