|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|615日|1年8ヶ月と7日
§ ヒアリング時間|1188時間
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この前久しぶりに、スペイン料理店へ行った。
私のお気に入りは、銀座の「シエスタ」
古城を買い取って内装に使用したという。
ディズニーランドのような異世界感を味わえる。
頭を下げたりしないと店内を移動できないのは好き嫌いが分かれるかもしれないが、雰囲気はずぬけてるし料理も美味しいし。
まず持って、入ってすぐにレトロカーの中にいる人がウケる。
会計もそこでする。
今回行ったのは、博多駅の「くうてん」に数年前にオープンしたこちら。
もちろん、スペインにもビールはあって、ここのスペインビールは瓶ではなく樽生なのだ。
うまいことこの上なし。
実は、スペイン語は、世界でもトップクラスで話者が多い。
確か5本ゆびに入っていた気がする。
そして、料理については、国の名前がついた料理の中で、なかなかお目にかかれない。
フレンチとかイタリアンはよく目にするのに、スペインバルってなかなか無い。
でも。
スペイン料理は、なぜか人を感動させる、何かがある。
この前行ったスペインバルは、数人で行った。
スペイン料理? どんなの? と訝しげだった同行人たちが店を出たときの感動のレビューはここでは書ききれない。
なぜだろうかと考えたら、イタリア料理ってなんとなく身近にある。
ピザとかパスタとか、持ち帰りもあるし、家でも作れるし。
でも、スペイン料理ってなかなか自分では作らない。
だから珍しいという側面もある。
珍しいから、あえてスペインバルに行く必要性を感じないのかもしれない。
それよりも、馴染みのある、イタリアンとか中華とか和食とかの方が、外食するなら楽なのかもしれない。
個人的には、スペイン料理は、いつ行ってもなぜか感動する。
そこでふと思った。
言語って、食料の移動とともに広がったとこの本に書いてあった。
なぜ人類は五つの大陸で異なる発展をとげたのか。分子生物学から言語学に至るまでの最新の知見を編み上げて人類史の壮大な謎に挑む。ピュリッツァー賞受賞作。
スペインはかつて世界強国だったから、世界中を侵略して回った。
結果、色々な先住民がスペイン人に消されたわけだけど、言語と料理が広まっていった。
そもそも、言語が必要な理由は、作物の作り方を教えるためだったか。
イタリアンも、フレンチも、日本料理も、人を幸せにする要素はある。
しかし個人的に感動のベクトルが違うから、料理を食べて感動するポイントも違う。
でも私は料理はスペインが好きである。
でも、言語はスペイン語が苦手である。
なぜだろうか。
パエリアは、見たら普通に感動するけれど。