|Od roku 2019|
§ チェコ語学習|593日|1年7ヶ月と15日
§ ヒアリング時間|1149時間
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概念学習を少しずつ記録していこう。
日本語の意味を求めるのではなく、概念で理解する方法の学習がとても効果があると発見してから、どんな言語でもある程度は理解できることが確信に変わった。
なぜなら学習する言語を日本語訳にしないから。でもそれは日本語を忘れるという意味合いではなく、日本語は日本語で独立して存在していて、概念は全世界共通だから、チェコ語や英語、トルコ語、ポーランド語、ロシア語の言い方もわかるという意味合い。
多分だけど、今5だけど、10くらいの言語は瞬時に頭に思い浮かべられると思う。
「やあ」という単語だけなら20言語が瞬時に頭に浮かんでくるから。
概念理解とは、
<見えているもので、自分に近い、遠い、その間>
と分けて、このイメージに単語を当てはめるというもの。
だから、「これ=this」とは覚えない。
<これ・あれ・どれ・いつ・どこで・誰が>
という単語を並べて覚えていくよりも、<自分との距離が近い>時に使う言葉が<This>だと概念で理解するとなぜか記憶に定着しやすい。チェコ語なら<To>
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他の例え。
|want
|Chci
この二つは、願望(主張に近い)概念を表している単語。
主張とは、
・自分が自分に対して抱くものと
・相手が持っているもの
と大まかには2個ある。
そして
・自分の持つ主張を伝える
・相手の主張を聞く質問
これも大まか2個ある。
ここまで、チェコ語のフレーズや英語のフレーズ、単語は出ていない。
けれどもこの概念を理解するとイメージがまず先行して現れ、不思議なことに、フレーズがすっと浮かぶようになる。
|Do you want to go out for dinner?
|Chcete jít na večeři?
これは、相手が持っている願望を聞き出すためのフレーズ。
だから、各単語の意味を追いかけない。
夕ご飯は外食がいい?
と相手に聞く質問。
1)相手にしたいことがあるかどうか聞くときはこの言い方がメイン
|Do you want
|Chcete
2)したいこと(動詞)
| to go out
|jít
3)最後に目的のもの(名詞)
|for dinner?
|na večeři?
2と3は語彙力だけど語彙力が少なくてもなんとかなる。
それよりも、相手のしたいことを聞くための概念を理解したら、自分がしたいことも頭で考えなくてもすらすらとフレーズが口から出てくる。
自分の主張に変えるだけだから、とても簡単。
|I want to go out for dinner
|Chci jít na večeři
主張ではなくて、希望(ややゆるい願望)にするなら頭の単語を切り替えればいい。
|I'd like to go to dinner
|Rád bych jít na večeři
したい!
と
したいのですが
の違いだ。
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他にも、|どこ、何か|
の単語も、それだけで覚えるより、<たくさんあるものの中で、どれ?何か?>を聞きたい時に使う単語として|Nějaké|を覚える。
これは格変化するから語尾が、さまざまに変わるけれど、それは覚えなくてもいい。
|Nějaké otázka?
質問ある人
意味合いはそうなのだけど、
<あなた方が、頭の中でいろいろ考えている中で疑問がある?>
という概念が隠れている。
|Máš nějakého koníček?
これも、意味合いだけなら、|趣味は何?|
だけど概念は、<趣味といってもたくさんあり、その中であなたは?>
だから、|nějakého
を使う。
この概念で繋いでいくと、脳が反応する
<あれ、たくさんの中の何か聞くときの単語は|jaký|じゃなかったか>
単語のスペルは微妙に違うけれど、ほぼ同じ意味だ。
こうやって脳は、忘れない単語を一つずつ積み重ねていく。