ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

言語学習|欲しい教材。

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|559日|1年6ヶ月と12日

§  ヒアリング時間|1107時間

§  学習トータル時間|1657時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|134日|

§  ヒアリング時間|29.2時間

§  学習トータル時間|17.1時間

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***

 

イメージさせる教材があまりない

 

 

どうして、写真と単語を組み合わせる教材はたくさんあるのに、フレーズでイメージさせる教材は、あまりないのだろう。

 

「像」の写真が提示されて、これは「elephant」だよとか「slon」だよって、最初はいいけれど、いつまで経っても、像の写真が「elephant」止まりで、その先に行けるわけがないのに。

 

例えば、「何かして欲しいとき」の状況漫画のコマがあって

今回は|メニュー見せて欲しい|とする。

 

こういう状況では

|Mohu vidět jídelní lístek?

だけど

 

見せて欲しい時は基本的に

|Mohu vidět ...

 

なのだと身体に染み込ませないといけない。

レストランの絵があって、そこでウェイターに

メニューをみたいと頼んでいる絵。

 

その隣に、

こんなに綺麗な花が咲いていたよ。

と写真を見ている友人がいて

私も見たいと思ったのなら

|Mohu vidět fotografie?

 

使う表現の型は同じなのだ。

 

チェコ語の場合、大抵一番最後に名刺がくっつく。

名詞を覚えまくっても、その単語を使って説明するときにどんな言い回しなのかを理解しないと、その言語を使いこなすことはできない。

 

英語だってそう。

 

|Where are you from?

は、もはや切り離せない。

どこ? あなた から?

とか考えない。

 

ワンフレーズ=表現方法

なので

|どこ出身?

|ウェア アーユーフロム

どこか聞くときは|Where

から始まって…と考えていたら時間が足りない

 

言語は単なる繰り返しと浸透。

なので、才能は関係ない。

 

チェコ語なら

|Odkud jste?

 

být動詞が、どうしたこうした、とか。

極端な話、忘れてしまっても問題ない。

 

|あなたはどこの出身?

って、相手以外に聞くシチュエーションといえば、たくさんに人に対して、

|みなさんどこ出身?

以外無い。

だから単数か複数かの違いのみ

それ以外の情報は不要。

 

相手に対して質問する場合は、単語を変化させて…

と知識理解するよりも

 

繰り返し誰かに対してする質問を唱える。

 

言語って、「どこで使うか」にだけ集中すれば案外簡単で、簡単なフレーズなら大体どんな言語でも言える。

 

|イタリア語でなんて言うの?

これはイタリアに行ったらおそらくかなりの頻度で使うだろうフレーズだと思ったから、ひたすら唱えて覚えた。

 

|Come si dice in italiano?

音は

|コメシディーチェインイタリアーノ?

 

|これは、イタリア語でなんて言うの?

と具体的に指定したければ、

|Come si dice questo in italiano?

|これ|を意味する|クエスト|を入れる。

 

ポーランド語もロシア語も同じ。言語ごとにルールが存在しているだけで、まずは自分の中に、伝えたいことが存在していることが大前提。

 

これを忘れないようにしなければ。

私の場合、すぐ知識欲に走るから気をつけなければならない。

 

言語を習得するには、

「シチュエーション」と「伝えたいこと」

それに

「表現を身体に染み込ませる」

この三つでいいと思う。

 

それなのに、そんな教材はあまり見たことがない。

 

17ヶ国語の「銀行」の単語は覚えているけれど、その単語の使い方を知っているのは、4ヶ国語。

 

銀行からお金を引き出したいのか。

銀行に行きたいのか。

 

銀行に関するシチュエーションは大体このくらい。

なら、どこかに行きたいという表現を覚える。

 

Musím jít do banky.

 

名刺を覚えまくるより、太文字アンダーラインを覚えた方がいい。

あとは最後の名詞を付け替えるだけで、行きたい場所があることを第三者に伝えることができる。

 

次は装飾だ。

装飾は、形容詞が大活躍する。

 

|ホテルに行きたいのですが。

これには|なぜ?|がかけている。

 

宿泊しているからなのか。

これから宿探しなのか。

 

しかし装飾は横展開がしにくいのでパス。

 

指差し単語帳はあるけれど、自分で考えることが抜けている。

 

 

だから望む教材としては、「指差し単語帳」×「自分で考える」

これのハイブリット教材。