|2019-|----------------------------------
§ チェコ語学習|546日|1年5ヶ月と29日
§ ヒアリング時間|1082時間
§ 学習トータル時間|1621時間
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|2021-|-----------------------------------
§ イタリア語学習|123日|
§ ヒアリング時間|28時間
§ 学習トータル時間|15.9時間
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まずは映画の話
個人的な映画観です。
映画館で見たいと思っていたけれど、映画館に行くタイミングを失ってしまった映画を観ました。(結局、観に行かない選択をしたのは自分だけれど)
TENET
クリストファー・ローラン監督の最新作です。
もう彼の思想とか映像の撮り方とかシナリオとかドンピシャすぎて、彼が監督というだけで気になる映画になるという、完全に偏見の塊で成り立っている世界観です。
まあ、今回も脳みそを掻き回されました。
この監督は、全てのカットが伏線という感覚で観ないといけないので疲れます。
通常だったら世界観の説明をしないと、観客が置いてけぼりになりつまらないはずなのに、観ている人が徐々に世界観を受け入れることを想定して、ある程度NAZOはナゾのままでアクション性と勢いで序盤は突き進むのです。
で、なんとなく観客が世界観に馴染んでから徐々に謎を明かしていくという手法が今回も炸裂していて、もう完全に鷲掴みにされました。
全体2時間半くらいだったと思いますが、途中でビールを飲むことも忘れて没頭してしまいました。
最後に、あーそういうことだったのかと、前半部分で違和感だったカットの意味もわかったり。
個人的に、やっぱ彼は天才。
彼の監督作品は、[ダークナイト]をはじめとするバットマンシリーズの方が有名かと思いますが、私のお気に入りは、[インターステラー]と、[インセプション]
そして今回の[TENET]はサラッと二つの作品を超えてきました。
カメラワークが大好きな映画としては、静部門ではダントツで[メッセージ]なのですが、動的要素ではノーラン監督でしょうか。
TENETは時間をテーマにしているので、セリフとして通じるのはこの映画でした。
情報と記録
私はりんご信者というわけでもないです。結果論として、もう一方は買ってから大体4年も経つと、使い物にならないくらい遅くなるのが嫌で、専門学校を卒業してから個人パソコンは、ずっとりんごです。会社員時代仕事で与えられたもう一方の遅さと言ったら言葉で表現するには足りないくらい。
それはスマホも同じで、片方は2年持てば良い方。
なのでパソコンもスマホもりんご。りんごは費用対効果が高いなと感じているだけです。5年前に同時に買ったSEVENと先代の空気ラップトップがいまだに使えていることを考えると、当時は両方10万超えで買ったけど元は取ったでしょう。
それでもIT5強は全部合わせてこの世界の最も重要な情報と記録を牛耳っているのは変わりないですから、あとは個人的な好みの話になります。
この世界の情報が一つに集約されていることは、便利だけど、なんだか変です。
私は有名なSNSはほとんど使っていません。
顔の本やI。めっちゃ怖い。
このままいけばいずれWEBからも離れるような気がしています。
でも、今の所WEB上に自分の歴史と記録が残されることは自分との会話のような気がしているのですぐには離れないと思いますが。
みんなが同じ情報源を検索しながら、わかったような気になり。皆が同じニュースを見て、恐怖を感じたり、喜んだり。偉そうな顔で、それは違うよ。と言ってきます。
情報と体感は別物だと思います。
それは言語学習をして体感していることです。
WEBに書かれている情報がどれだけ適当かを自分で言語学習をして初めて気づきました。
こうすれば良いという情報に勝るもの、それはずっと続けた時間でした。
自分が費やした時間は絶対に裏切らない。信頼できるのは情報じゃなくて、自分がした行動と時間の掛け合わせだと感じます。
「その時間が質の悪いものなら意味がない」という情報も怪しいものです。
私が右往左往しながら、チェコ語をトレーニングし、いろんなやり方を試しながら500日超えてやっとスタートラインに立ったのは単に効率が悪いだけじゃないか? と思ってしまう自分がいるのも確かです。
でもチェコ人からよく言われるのは、1年半でそのチェコ語のレベルは信じられないと。
情報ってどれだけ重要なのでしょうか。
ということで、色々書きましたが、情報の中枢から離れ、しばらくマイノリティを楽しみたいと思います。