チェコ語と、ビール。

A record of my love for beer and languages

言語学習|耳の感覚が上がることでわかること

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|535日|1年5ヶ月と18日

§  ヒアリング時間|1060時間

§  学習トータル時間|1589時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|112日|

§  ヒアリング時間|26.9時間

§  学習トータル時間|14.8時間

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本日のビール 

アサヒのドライ・ザ・クール。

 

あっさりしていてビール独特のコクが苦手な人には好みかも。

 

www.asahibeer.co.jp

 

ここから数行は完全に個人的な視点によるつぶやきですが。

 

アサヒって最近なんかビール会社というか投資会社のような感覚なんですよね…

 

大好きなチェコビールのウルケルがアサヒの資本であることを考えるとなんとも複雑な感覚になります。

 

チェコ人に言わせると、「スーパー●ライ」は「泥●」って言ってたけど、それも単なる好みの世界。

 

最近至る所で売られているキリンのとあるクラフトビールを考えると、日本人のビール観が、今後老若男女多様化する兆しかもしれません。

 

チェコ語学習アプリがスローに 

 

 チェコ語がゆっくりに聞こえる現象がこれまでも何度も経験してきました。

 

音楽(邦楽)を聴いていて、これまで聞こえなかった音が聞こえるようになったり、小さい音でも逃さずに聞こえるようになったりするのは、明らかに耳の周波数領域が上がったからじゃないかなと思います。

 

チェコ語がゆっくりに聞こえるのも、チェコ語の聞こえる音が増えたからだと思うのですが、街を歩いていても色々な情報が今までよりも多く入っているような気がします。

 

外国語を学ぶと、脳の再構築が行われるって論文があるのですが、それは本当かもしれません。

 

最近、いつも使用しているチェコ語学習アプリでの学習の際、アプリ上のチェコ語フレーズがとてもゆっくりに聞こえます。今まで以上に。

 

こんなにゆっくりなんだ。

と思い、日本語学習のバージョンに変えると、確かに日本語学習用の発音はとてもゆっくりでした。こんなにゆっくり話す日本人は珍しいと思うほど。

 

でも、そのゆっくりは日本語が母国語の私だから感じること。

チェコ語でもそれを感じると言うことはやっぱり耳を鍛えることは言語学習においてとても重要な要素だと感じます。

 

結果、何を言っているのかわかろうとする脳の働きが少しずつ変わり、チェコ語はどんな単語を使って説明をするのか? という部分にフォーカスするようになるので、文の構文とか言い回しの型がより理解できるようになります。

 

そうすると、ヒアリングしていても楽しくなる。

これは、洋楽(英語)を聴いている時の感覚と似ているように感じます。

 

この循環を繰り返すことで、

 

チェコ語

|私は話す

|Já mulvím

は完全に、チェコ語とか日本語というくくりを越えて、二つの言語として脳が認識するようになっているのだと思います。英語も同じ。イタリア語はまだかな。

 

この辺りから、文法の概念を取り入れたらいいのかもしれません。

所有格あたりから徐々に。

 

|I have sent you information 

英語のこのフレーズは、日本語訳ではなくて抽象概念で理解しているような気がします。

 

送ったよ。あなたに。情報を。

というように。

 

チェコ語なら

|Poslal jsem ti informace

 

となります。

 

送る。私です。あなた。情報。

 

フレーズを完全な日本語訳にするのではなくて、抽象概念でなんとなく理解するとこんな感覚です。

 

ポッドキャストを聞いていると、今ようやく音がゆっくりになったとしても常に単語が降ってくるわけです。なのでそれを聴きながら単語、まとまり、全体の流れ、これら適時を把握しながら、ざっくりイメージで処理し続けなければなりません。

 

言語習得は、反応

 

最近、日本語で書かれている本を読んでいて思うのが、話し言葉と書き言葉は全く違うということ。

 

明確に話し言葉と書き言葉が違う単語で構成されている国もありますが、日本語は基本的には同じ言葉が使われます。しかし、会話で使われる単語と文章で使われる単語はその頻度が違います。

 

読書するときは読みながら咀嚼して頭の中で単語を並べてイメージすることができます。時間軸で言うと長い。周波数で言うと、長波みたいな。読んでいる読者に時間的な優位性があるので、理解しようと思えばとことん理解できる。

 

でも、話し言葉はコミュニケーション道具なので、伝えたいことがありそれを伝えられうかどうかがポイントです。

 

時間軸はかなり短い。

反応です。

 

「今どこにいるの?」

を聞いた瞬間に、勝手に反応して

「カウンター前のロビーだよ」

と言える。

 

|私の今の場所を聞かれた|

|私の今の場所を答える|

この反応です。

 

言語学習は、反応の種類を増やす作業なので、単語を覚えるよりも、反応数をあげた方が確実にスキルは向上すると、私は感じます。

 

「これ食べる?」

 

チェコ語|Ah..., nejím. děkuji

英語|I don't eat Thank you.