チェコ語と、ビール。

A record of my love for beer and languages

チェコ語|レッスン|しなければならいのか、したいのか

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|533日|1年5ヶ月と16日

§  ヒアリング時間|1056時間

§  学習トータル時間|1583時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|110日|

§  ヒアリング時間|26.7時間

§  学習トータル時間|14.6時間

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レッスン:持っている 

私が、外国語の構造で最初に手こずったのが|持つ|の概念です。

日本語の場合、|持つ|ことを、物理的に手で持つことをメインにして考えます。

他には、所有の概念があり、その中に、才能がある人などを「持っている」と表現したりします。

 

ところが、外国語の構造では、あらゆるところに持つという概念が登場します。

 

私が持つは|já mám.

お腹がすいた|Mám hlad.

空腹を持つ。つまり空腹状態を所有しているわけです。

 

英語でもそうです。

|have to|をしなければならないと考えると

|I have to clean the living room.

|Musím uklízet pokoj

これを翻訳すると、私は部屋を掃除しなければならない。

ですが、部屋を掃除する必要性が、率先か義務なのか強制なのかは除いたとしても、その計画か行動予定を持っていることになります。

 

表層意識で|私は持っている|とイメージすることはありません。

「部屋を掃除しなきゃ」と独り言で言うセリフなのか

「部屋を掃除しなければらない」の後に「だから・・・」と続く相互コミュニケーションなのかで使う単語も変わってきます。

 

しなければならない、と、したい

 

|Musím uklízet pokoj
|Chci uklízet pokoj

上が必要性。

下が願望。

 

|I have to clean the room
|I want to clean the room

英語の場合。

上が必要性。

下が願望。

 

この型を繰り返しフレーズ浸透させると、

ーここ(カフェ)でコーヒー飲んで行きます?

ーはい、でも私は紅茶が飲みたいです。

このようなシチュエーションで

 

・英語

|Do you drink coffee at the cafe?
|Nice. But I want to drink tea.

 

チェコ語

|Pijete kávu v kavárně?
|Jak milé. Ale chci pít čaj.

 

 

が組み立てられるようになります。

あとは、自分の願望が浮かんだら、|Já chci|が出てくるまで浸透させる。

そうすることで、イメージからの表現をどの言語にするのかのスイッチが徐々に効いてくるようになります。

 

ただ、咄嗟に日本語が出ずにチェコ語や英語が出てくるケースが多くなるのでそれを通過点としてしばらく付き合う必要があります。

 

これ食べる?

|ah..., a ne děkuji

じゃなかった。

|いや大丈夫。ありがとう

だった、とか。

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