|2019-|----------------------------------
§ チェコ語学習|526日|1年5ヶ月と9日
§ ヒアリング時間|1046時間
§ 学習トータル時間|1569時間
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|2021-|-----------------------------------
§ イタリア語学習|105日|
§ ヒアリング時間|26.2時間
§ 学習トータル時間|14.1時間
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Dobrý nápad
日本語でコミュニケーションする中で、「それめっちゃいいアイディア」とか
何かの提案に対して「それいいね」と言うことがあります。
英語なら
|good idea!!|
チェコ語は表題の通り
|Dobrý nápad|です。
ドブリー ナーパット。
一応、分解して翻訳すると、|良い理念|です。
考えるの単語|myslím|なので、良い考えと、考えることは厳密には違います。
考えたこと(思考終了した概念)=理念。
考える=「待って、今考えているとこだから」みたいな印象。
「考えたのか」「考えているのか」は時間軸が微妙に違うことから使う言葉も違ってくる。日本語だと、この辺りを瞬間理解できるから理解が早いのですが。
一応、チェコネイティブの方がよく使う相槌について
ほんと?
|opravdu?
なるほどね
|Chápu
どういたしまして
|Rádo se stalo
すごいじゃん
|Super:英語のスーパーじゃなくて音はスペル
融合状態
[日本の感染状況についてどう思う?
と聞かれたら(とはいえチェコ語はこの語順ではありません)
[どう思う? 感染状況 の 日本
音で聞こえる順番としてはこうなります。
なので即座にまずは
|Já myslím...
を組み立てて
[増えている(日本で) だから 出した 緊急事態 が 日本政府
をイメージしてチェコ語を当てはめる
|Počet infikovaných lidí v Japonsku roste. Země tedy vydala naléhavé prohlášení.
この際、細かな単語の使い方に注目するよりも構造に注目します。
|lidí v Japonsku
これはセットで日本人でOK
前半の二つの単語は感染者増加という難しい単語なので、単純に増加を日本語にして
|増加 lidí v Japonsku
先日、言葉が混ざる現象が起こっていると書きましたが、それを逆手にとって、ならば混ぜてやろうと思ったりしています。
日本語とチェコ語がまぜまぜの新語状態の後に、日本語とチェコ語が徐々に分かれていくのではないかなと安直に考えております。
生命の法則と言語の法則
ここで私が尊敬する故・千島博士(医学博士)の法則を言語に当てはめてみます。
言語における脳内の混ざる=融合を理解するため。
医学博士の千島博士が作った造語に[AFD現象]があります。
生命現象進化過程は全てAFDだと。
1)まずは量。多くの集合でごちゃごちゃになる。
2)その後、分離していく。
3)分離したものはそれぞれが発展する。
言語学習だって人間の進化(飛躍しすぎか)だから。同様に千島博士の生命弁証法を当てはめてみると。
1)全ての事物は、時間の経過と場所に応じて絶えず流転する。
2)全ての事物は、矛盾対立を内包し、その葛藤が進歩や変化の原動力になる。
3)全ての事物は、量の蓄積により質的変化が起こる。
言語学習には特効薬や、効率的な方法はないと私は確信しているのです。
半年とかでマスターできたら嬉しいですよ。そりゃ。1年でペラペラにとか煽られたら焦りますよ。これ私も学習して6ヶ月ごろにめちゃくちゃ不安になった事実。
でも、その人はその人だし。時間をかけたら絶対にペラペラになるとどこかで信じているのと、そもそも言語なんて勉強したことのない日本語以外話せなかった人間が、めちゃくちゃマイナーなチェコ語を学んでいるわけだから。と自分に言い聞かせて。
それでも最近、チェコ人とメッセージのやりとりをしていると、1年半でこのレベルになんてすごいねと言われたりするわけです。自己分析すると、チェコ語が上手くなったのは日本語で考える癖がどんどん消えているからだと思います。
日本語は、日本語独特の言葉の使い方があり、それをそのままチェコ語に当てはめると意味不明なチェコ語になります。なので、日本語自体を因数分解して、果たして私は相手に何を伝えたいのだろうかと考える癖がつきます。すると、できるだけシンプルにチェコ語で伝える方法を考えるので、結果チェコ語の組み立てが上手くなる。
チェコ人が言いたいのはそういうことなのだろうと思います。