ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

言語学習|フレーズ学習の効果は高い

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|513日|1年4ヶ月と27日

§  ヒアリング時間|1020時間

§  学習トータル時間|1531時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|92日|

§  ヒアリング時間|24.9時間

§  学習トータル時間|12.9時間

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読書

 

図書館で面白そうな本を借りてきました。

 

私の図書館の活用は、完全にトレジャーハントです。

今までも引っ越した先でまずすぐにやるのが図書館の確認です。

とてもわかりやすく整列してある図書館もあれば、探すのが大変な図書館もあります。

それぞれ個性があってどちらも好きなのですが、最近移住した場所の図書館はトレジャーハント感に満ちています。

 

ひとしきりチェコの本は借りているので、どこでどんな本に出会うかわからない図書館を楽しみ、ふらふらと歩きながら(1時間滞在らしいので)時間が許す限り興味の拡大を行なっています。

 

そんな中見つけたのは、この2冊。

元々哲学は好きだったので、デカルトの解釈本。

そして、ビジネス論は好きなものの、あまりビジネス書に興味がなくなってきたのか、そそられるタイトルがない中で、の贈与経済なのかなと思いきや、贈与の哲学書みたいな。

結局、別の棚から借りたのに哲学系で本がかぶる不思議。

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本日のビール

 

限定醸造の「エビスのプレミアムホワイト」と普通の「エビスビール」

お店に行くと、一番搾りがリニューアルしたらしく、今後飲んでみます。

居酒屋でね、近くの席から時折聞こえてくる、セリフで、「日本の大手のビールは苦くてまずい」と言う人がいるんですよ。悲しいかな。

ま、大抵はそんなことを言う方々はクラフトビールにハマっているわけですが。ビールは苦さを楽しむこともできる飲み物だけどなーと心の中で思いながら一人酒。

ビールはなんでも美味しい派の私は、今日も明日も、いろんなビールを楽しみます。

ここは言語に関するブログなので、飲み歩きの記録は今の所考えていません。

 

でも。一言語るなら。

このビール美味しいよ。と勧められるより。

この味、個人的には好きだなー、って言われた方が好感度高い。

 

嗜好を定型で縛っちゃいけません。

ん? 哲学思考に近い。。。

 

 *** *** ***

 

本題

 

さて。

一年ちょっとチェコ語をトレーニングしてきて、一つの結論を。

 

言語学習は「フレーズ学習」が最も効果的じゃないかと仮説を立てながらこの1ヶ月トレーニングをしてきましたが、イタリア語も、ロシア語もポーランド語も、チェコ語同様にフレーズ学習に切り替えてみました。

 

すると、単語をじっくりと覚えていた頃に比べてチェコ語以外の言語力が体感としてかなり上がったので、これは1000時間突破の恩恵を受けているチェコ語とは別に、フレーズ学習が効果的だと導きました。

 

フレーズ(日常で使うもの)を繰り返し繰り返し覚えます。

たくさんのフレーズをシャワー効果で浴びるのではなく、例えば一日一個くらいの感覚で構いません。

 

できるだけのそのフレーズを声に出す。

 

その声を耳がきく。そうすることで、自分がその国の言語を話している事実を五感が受け取ります。さらに、口の筋肉で日本語使用時には使っていない筋肉が鍛えられることで、滑らかに発音できますし、耳と口の神経がリンクした時の理解力アップを体感すると、結構感動します。この五感スイッチが大事で。催眠術にかかったかのように、効きます。

 

例えば、イタリア語で、「イタリア語ではどのように言いますか?」

 

これだけひたすら声に出していると、日本語訳がいつの間にか消えて、そのフレーズだけが独立した存在になります。

 

フレーズはこうです。

|Come si dice in italiano?

コメ シ ディーチェ イン イタリアーノ?

日本語訳で、

|イタリア語ではなんて言うの?

です。

 

でもそんなの考えずに、イタリア語の音だけで表現できるようになるだけで(口に出すことで口の筋トレも兼ねる)、なぜか他のイタリア語のヒアリング能力も上がります。

 

チェコ語

|Rád bych

|Dám si

 

の微妙な違いのような。

 

これはどちらも、|〇〇をください|って言う時の始まりのフレーズなのですが、ニュアンスが微妙に違います。

 

英語にすると、|Rád bych|はその後に続く|do something|

|Dám si|=|I'll have|のような。

 

|Rád bych|は自分がしたいことの表明なので覚えておくとめちゃ便利。

 

食べ物が欲しいときにも使えるし、映画行きたいのだけど。。。

という表現にも使えます。

 

じゃあ|Chci....|I want...はどうなのか。

チェコ人に確認したら、丁寧か丁寧じゃないか。

だと教えてくれました。

 

でも、どちらがいいのかより、この二つのフレーズをずっと声に出すと、今まで聞いていたチェコ単語がより一層はっきりと聞こえるようになった方がいいと言う話です。今日は。

 

この次のステップは、チェコ語のまま理解する。なのですが、ここまで一気に行くと、いきなりジャンプみたいになるので、その足掛かりを発見した気分です。

 

覚える。使う=自分でぶつぶつ。

 

言語学習はレゴブロックのようだと再認識した次第です。

 

 

|Rád bych

 

チェコでビール飲みたくなったら、

 

|Rád bych šel do hospoda|hospodaはチェコの居酒屋です。

居酒屋に行きたいのですが…

 

となります。

で、|Chci jit

だと、

ニュアンスでは|居酒屋に行きたい!!!|

 

となってしまい、某海賊漫画の主人公みたいな感じになって、ちょってストレートすぎるらしいです。

 

 

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