|2019-|----------------------------------
§ チェコ語学習|507日|1年4ヶ月と21日
§ ヒアリング時間|1008時間
§ 学習トータル時間|1514時間
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|2021-|-----------------------------------
§ イタリア語学習|86日|
§ ヒアリング時間|24.3時間
§ 学習トータル時間|12.3時間
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言語学習は楽しむこと。
目的意識を持つこと。
他言語習得者は、よく言います。
確かに楽しむことは脳が快感を生み出すので納得できます。
でもずっと楽しんでばかりいても一向に言語スキルが向上しないというミラクルが起こります。
なので、楽しみ半分、スキル向上意識を半分持つように心がけています。
あと、最近脳が嫌がっているのが、日本語の文章を読んでいるときや、日本語の文章を書いているときに、チェコ語を聞くと、どっちかにしてくれと反応してきます。
なので、ブログを書いたり日本語の本を読んでいるときは、チェコ語のポッドキャストはやめます。音楽は心地いいのでチェコ語の音楽を聞くようにしています。音楽がバックに流れているだけで微妙な差ですが、これも勉強だと意識させないため。
そしてチェコ語を聞くときは料理を作ったり運転したりあまり脳を使っていない作業の時にしています。特に理由はありませんが、なんとなく心地いいからです。結構脳って繊細らしく、同じ入力でも微妙に脳の中に入ってくる情報量は違うようです。
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人間は今いる場所と、それ以外の場所をよく比較します。
例えば、単純作業をしている人は、もっとクリエイティブな仕事をしたいと言います。
私は、過去にどちらも経験しているので、心の中で思います。クリエイティブな仕事をしている人のインタビューやらドキュメントでは、かっこよく描かれているけれどあれは相当大変ですよ。と。
単純作業に比べて、物事を生み出すエネルギーは途方に暮れるレベルです。何もないところから探す作業、それを形にして世の中に提供しなければならないこと、こんな大変な仕事はどれだけ好きなことでも無理、と思うことがしばしばありました。それほどに疲れます。体を動かすよりも疲れを感じることも。
かたや、単純作業はずっと同じ仕事をしますので、あまり脳は使いません。体ばかり使う仕事。工業製品の製造業とか、食品製造業などがそれにあたると思いますが、それはそれで大変です。
毎回同じかと思えば微妙に違う。そしてその大量生産物の中に製品の質を追い求めエラーチェックをしなければならない。同じことだからこそ、その中にある微妙な変化を探す能力が高まりますし、効率よく仕事を進めるための視点も養われるでしょう。
しかし、毎日同じ作業で飽きるという声もかなり聞きました。
私が言えるのは、そのような人は言語学習には向かないような気がするということ。
言語学習は単語の学習や、ヒアリング、スピーキングトレーニング。作業の中身に差異はあれど、毎日ずーっと同じことの繰り返しです。
しかも、仕事だから飽きてもやるしかないとかのレベルではなく、お金なんて発生しない単純な好奇心と目的達成のための長い道のりです。
こっち側にたつと、それまでいた側がよく見える。
心理効果ですが、家も同じ傾向にあります。本当に好きな家をポツンと建てるのではない限り、意識的にも無意識的にも何かとずっと比較しています。
自分の側からみる外の世界は魅力的に見えるのですが、自分の中には二つの選択肢があるなと感じます。
それを羨ましいと思うのか。自分が今いる場所や、していることに満足するのか。
周りを見渡し始めたら、周りばかりが気になるので、視点は自分の中に向けるようにしています。
そうすると。
あ、先週まではチェコ語のポッドキャストこんなふうには聞こえていなかったな。とか、このフレーズ聞けるようになったな。と、毎日の似たような作業の中に微妙な変化を感じることができますし、次はこのトレーニングを試してみよう、とクリエイティブな発想が生まれることもあります。
私の場合、チェコ語とかチェコというフレーズにすぐに反応するので、どんだけチェコ好きなんだよ。と自分でツッコミを入れます。