|2019-|----------------------------------
§ チェコ語学習|494日|1年4ヶ月と8日
§ ヒアリング時間|982時間
§ 学習トータル時間|1474時間
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|2021-|-----------------------------------
§ イタリア語学習|73日|
§ ヒアリング時間|22.9時間
§ 学習トータル時間|10.9時間
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昔は、ただひたすらにチェコ語のポッドキャストを片っ端から聞いていましたが、最近は自分の耳、そして脳の認識レベルが各ポッドキャスによって違うことが明確になってきました。
チェコの音に慣れる、シャワーヒアリングならどんな教材でもいいのですが、聞いているチェコ語を元に、流れている単語や意味について頭で想像しながら聞くためのヒアリングは聞く教材を選んだほうがいいように感じます。
精聴の教材を選ぶ場合のポイントは大きく二つに別れます。
1人なのか、複数なのか。
1人で話されているポッドキャストは説明系が多いので、私の今のレベルにあっています。なぜならまだチェコ語でコミュニケーションをとるためのレベルは日常会話レベルだからです。インタビュー形式のポッドキャストは日常会話レベルから大きくレベル飛躍するので、全く意味がわかりません。
次に、1人で語られているポッドキャストの中でも、日常生活にフォーカスしたものと、あまり日常使いをしない単語が多いポッドキャストで二つに分けます。
例えば
|昨日の夜、家で娘からこのようなことを聞かれました。
このフレーズは私のレベルでも聞き取れます。
|Řekla moje dcera včera v noci.
また
|月曜の夜に
なら
|Je pondělní noc
私の現在のレベルは、幼児の単語二つから三つの組み合わせがわかるレベルなので。
|moje|
がついたら、自分の何かを表すのでその直後の単語とセットにします。
|言った|と|私の・・|両親なのか、友人なのか、娘なのか、上司なのかを足す。
|moji rodiče
|Můj přítel
|moje dcera
|Můj šéf
|moje|が変わっているのは後で説明します。
この時、過去系と未来系を覚えてもいいのですが。
状況的に、「彼は言うだろう」ってあまり使いません。
言うに関しては、説明系では<過去>が多いです。
また<現在>で考えると、ポッドキャストで1人で説明しているのに、今誰かが何かを言うことは考えにくい。
未来の言い回しでも使える説明系のフレーズですと、<行く>とか<する>が挙げられます。この場合の<する>は動詞ならほとんど当てはまります。
「歩く」「料理する」「寝る」「仕事する」「買い物をする」
„Chůze“ „Vaření“ „Spánek“ „Práce“ „Nakupování“
もちろん活動系は過去も多いです。
「歩いた」どこを?
「公園を」
|昨日、公園を散歩しました。
なら
|Včera v noci jsem se procházel v parku.
わかりやすいように切ると
|Včera・時間軸
|v noci・時間軸
|jsem se procházel・誰の行動か
|v parku.・場所
こうすると、変えられる場所がたくさんあることがわかります。
型を覚えておくと、この言い回しに近いフレーズが聞こえてきた時の理解力が上がります。
|昨夜、料理をしました。その時、夫が言いました。
なら
|Včera v noci jsem vařil. Řekl můj manžel.
|Včera v noci・時間軸
|jsem vařil.・誰の行動か
ここまでは型は同じです。
最後の単語が料理に変わっただけ。
|řekl můj manžel.
|moje|が|můj|に変わっているのはチェコ語の特徴です。
後の単語の属性によって|私の|を指す単語が変化しています。意味は同じです。
これがチェコ語が難解だと言われている理由の一つです。わかってしまえばなんてことないのですが。
話を戻すと、
|řekl můj manžel.
この最後の単語を変えることで、誰が言ったのかを変えることができます。
さらに、ここでは、その時=料理している時の装飾をあえてカットしていますが、もしも<料理している時>と、時間軸に装飾をするのならこうなります。
|Když vařím
これをつけて
|Můj manžel řekl, když jsem vařil
|料理をしている時、夫が言った
さらに時間軸をつけると
|Můj manžel řekl včera v noci, když jsem vařil
日本語にもたくさんの言い回しが存在するように、チェコ語も言い回しはたくさんあります。