|2019-|----------------------------------
§ チェコ語学習|455日|1年2ヶ月と28日
§ ヒアリング時間|903時間
§ 学習トータル時間|1361時間
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|2021-|-----------------------------------
§ イタリア語学習|34日|
§ ヒアリング時間|18.9時間
§ 学習トータル時間|6.9時間
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牽引スキル?
ふと気が付いたことがありまして。
言語能力って、よく言われているのが
・聴く能力
・話す能力
・読む能力
・書く能力
です。
それに理解力が全体に影響しています。
わたしはこれまで、何かの能力が特化するのが言語スキルだと思っていました。
例えば、かなりヒアリング能力が高い。
けど書くことはできない。とか。
わたしも過去に書く能力が最後かもしれないと書いていましたが、それももしかしたら思い込みかもしれません。
というのも、聴く能力が上がると、自然と、書く能力とか話す能力とかが引き上げられてるような気がするのです。
数値化すると、聴く能力が10%向上すると、他の能力も3%くらい上がる。
つまり聴く能力だけが特化していくのではなくて、他のスキルを引っ張る役割をしているのではないか? ということです。
たまたまわたしの場合は、聴くことに抵抗感がありませんでした。継続することができたので聴力が鍛えられ、その結果、チェコ語に浸かる環境が整い、いつの間にかチェコ語を見たり、書いたりするスキルも微増だけと確実に上昇している。
また、日によって今日は書く力が強いとか、今日は話す力が強いとか、チェコ語読んで理解する力が強いとか、変わります。
これらのことから推測するに、リーダー的な牽引スキルとしてわたしの場合は「聴く力」があり、それに引っ張られるように、他のスキルがちょっとずつ上がっている。だから日によって変わっている。これは聴くことも同様です。日によって頭に入ってくるチェコ語のレベルが微妙に違います。
全てのスキルを貫いている「理解力」が底上げされることによって言語能力が向上するという式です。
常に右肩上がりでもなく、微妙に上がったり下がったりしながら長い目で見たら確実に成長している。これが脳の姿なのかもしれません。
同じ映画を半年見続けたら
前は、新しいチェコ語の映画を探し続けていました。
しかし、同じものを何回も観た方がいい気がします。
なぜなら、理解できるフレーズがどんどん増えていくからです。
あ、ここでこの単語が使われているのか。
とか
この場合使うのは、このフレーズなのか。
とか
見るたびに増えていきます。
そうすると、単語単体理解ではなくて
<音理解+単語理解+フレーズ理解+全体理解力>が
一気に跳ね上がります。
映画の中で、美術館に行って「絵画」を観ているシーンがあったら
頭の中に「マルバ」という音がイメージされます。
これは脳が「額の中にある書かれた絵」が
「絵画」でもあり「マルバ」でもあるとうっすら分かってきた証拠だと思っています。
額の中にある書かれた絵 = 絵画(kaiga)
と決めつけていないわけです。
この先に絶対ある
そして、いつになるのか分からないけれど確信しているのが、この先にチェコ語をチェコ語のまま理解する感覚と、チェコ語で考えるというレベルです。
ずっと続けていたらそう成るでしょ。
と思うのですが、今の「チェコ語を聴いている」感覚ではないもっと別の何かです。
単語自体に属性を付与する言語なんて、使いこなしたらめちゃ楽しいはずですし。
その感覚で思考してみたいわけです。