ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語|語彙を増やす方法

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|2019-|----------------------------------

§  チェコ語学習|445日|1年2ヶ月と18日

§  ヒアリング時間|883時間

§  学習トータル時間|1331時間

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|2021-|-----------------------------------

§  イタリア語学習|24日|

§  ヒアリング時間|17.9時間

§  学習トータル時間|5.9時間

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油断すると、はやくペラペラになりたいと すぐに脳が騒ぎ出す日々です。

言語学習の裏の戦いは、この感覚との激しいバトルです。

いつか話せることが本心ではわかっているはずなのに、どうもダメですね。

 

参考書を読むと、どうしても「3格がどうの」と書いてあるのでそっちに意識が飛んでいくわけです。

 

だから、楽観的に焦らずに。

日々コツコツ続けるだけですね。

 

言語学習が楽しいのは間違いないのですが、人間の欲って良くも悪くもすごいパワーであります。はやく! とか、すぐに! と無意識で求めてくる。

 

今日はわたしが語彙を増やすためにしていることについて。

 

語彙は連想で覚える

 

語彙の増やし方ですが、全然関係ない単語を覚えるよりも、連想で覚えた方が脳への定着が増えます。

 

 

あまり使うことのない単語をノートに必死に書いていた、中学生時代。

そりゃ面白くないわけです。目的がないですから。

 

チェコ語の目的は、チェコチェコ語でビールを頼むこと。

それと、チェコの居酒屋で隣の人とチェコ語で話すこと。

 

なので、居酒屋関係の食べ物とか飲み物についてまずはざざっと覚えていきました。

その際に、気をつけたのはある事象の逆にある対の概念です。

 

対の概念

 

例えば、|飲む|には|飲まない|がセットです。

なので、|飲む|食べる|と単純な単語理解を進めるのではなく、対の概念をセットで覚えていくようにしました。

 

例を出します。

|ホスポダ(チェコの居酒屋)に行く|行かない|がセットなので、まずこれを覚えます。

 

|Jdu do hospody|
|Nechodím do hospůdek|

英語で書きます。

|Go to the pub|
|I don't go to the pub|

 

展開


そこからもっと想像力を働かせて、行かないのか、行”け”ないのか。行けないは日本独特の言い回しなので、それを因数分解します。

 

いきたい希望があるけど行くことが叶わない。

叶わないのはなぜか?

ここから後に続く単語が説明装飾です。

誰かと会うからか、予定があるからか、お金がないのか、体調が悪いのか。ざっくりと今日は時間がないと説明するのか。

 

これをイメージして、そこからチェコ語の単語を当てはめていく。

ある程度知っている単語で、文を作ることができます。

 

自分で想像して文章を作成することで、ポッドキャストとかで流し聞きをする際に、文の構造が徐々に理解できてくる仕組みです。

 

|Chci jít do hospody. Ale nemám čas. Takže nemohu jít.|

英語だとこう。

|I want to go to a pub. But I do not have time. So I can't go.| 

 

フレーズ型からさらに展開

 

さらに連想を進めます。型となるフレーズだけ拾って、名詞を付け替えてさらに広げる作業です。

 

|Chci jít do ...|I want to...

|Ale nemám ...|But do not have...

|Takže nemohu ...|So I can't ...|

 

型はこの通り。

居酒屋に加えて、スーパーに行きたいとか、本屋に行きたいとか、市役所に行きたいとか。で、これをずっと練習することで、行きたい場所の表現方法は話すことができるようになります。

 

2段目の

|Ale nemám ...|But I have not...

は、でもねー・・・の型。

|でも、わたしはこう考える|と言いたいなら

|Ale myslím, že ano ...|But I think so...

 

3段目は

だから。。。です。の型

|Takže|が使いやすいです。

|だって|とか|どうしてかという|などは

|Protože|Because|を使う。

 

このように、全く関係のない単語を覚えるよりも連想の方が脳への定着は早くなります。

 

1)間違ってもいいです。自分で文章をたくさん作ってください。いつか文の構造がわかります。

2)間違ってもいいですから、自分自身でたくさんの文章を作るように心掛けてください。そうすれば、徐々に文の構造が分かるようになります。

 

このように、シンプルに外国語の構造を使って日本語を作ることもできますし、日本語特有の言い回しを楽しむことができます。

 

To je České pivo. Já miluji pivo. 

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