ビール、チェコ語、ポーランド語

A record of my love for beer and languages

チェコ語|トレーニングの変化を振り返ると

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§  チェコ語学習日数|430日|1年2ヶ月と3日

§  ヒアリング時間|853時間

§  学習トータル時間|1286時間

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ブログで記録し始めて、一年が経つので、これまでの記録を見直してその変化をまとめてみました。

 

すげー悩んでるなーと思う場面や、試行錯誤の一年だったなと思ったり。 

不思議な感覚。

 

学生の時に苦手だった英語の勉強と、実際に一年やってみた言語学習の違いは明白で、この違いを体感できたのは自分の中で貴重な体験でした。

 

 

学習初期

 

言語を学び始めてすぐの頃は、耳を鍛えようとチェコ語の音声をずっと聞くことから始めました。ヒアリング重視。

 

そもそも、チェコ語を学習できる言語学習アプリも、参考書も少なく、何から手をつけていいのか分かりませんでした。

 

ネットで調べると、スラブ語派は活用がとんでもなく多くて難しいと書かれていましたし。

 

でも、そこで思ったのが、

1)幼い子どもが活用とか気にすることはない。

2)どんな子どもも、産まれた地域の言葉を話す。

 

この二つのことです。何度もここで書いていますが、私の言語学習の方法は、幼児の観察から学んだものが多いです。

 

私は、2)に注目しています。

理由は、幼児が産まれてから2年間で、幼児が耳に浴びるであろう母国語は、5時間×365日×2年で、3650時間となるからです。

 

当然、親との会話とか、意思表示もあるので、全く同環境とはいきませんが、最低でも3650時間で耳が慣れてくるだろうと仮説を立てています。

 

なので今のヒアリングが800時間とちょっとなので、あと4倍くらい聞いてやっと幼児の2年分の耳慣れに追いつきます。

 

言語学習は最初勉強と思っていたので、学生時代に苦手だった英語学習のようなものだろうと思っていました。

 

途中から、学習じゃなくて、慣れと習慣なんだと気がついて、そこから学んでいるという表現をできるだけ無くして、トレーニングと呼ぶようにしています。

 

ヒアリングは今でも行っているので、これは日々のルーティンとしてずっと継続していくと思います。

 

逆にいうと、ヒアリングをするしか勉強方法を思いつかなかったということでもあります。リーディングしたくても当初はチェコ語のサイトを訪問しても訳がわからなすぎて、直帰した記憶もありました。

 

幸い、ポッドキャストチェコ語の音声があったので、なんでもいいから聞こうと、ヒアリングをはじめました。

 

と同時に始めたのが、簡単な名詞を覚えていく練習です。ここで、英語の授業で苦手だった何回も書きなさいと言われて嫌だった記憶を呼び起こします。

 

自分が表現したい単語を覚えるために書いて覚えるのは有効だと思います。でも、受動と能動の違いで記憶の定着は大きく変わる気がします。

 

単語帳を見ながら単語を覚えていくのは、私には合いませんでした。なぜなら、私の脳はすぐに忘れるという特技を備えているからです。

 

なので、忘れても思い出せるように何回も使って脳に定着させる方法を使えばいいと思って、最初は自分の身近な単語を覚えて使うようにしました。

 

例えば、|劇場|divadlo|より|家|dům|の方が、自分が表現したいことに使用される頻度が高い。というように。

 

また、初期はずっと日本語翻訳を使っていました。書かれているそのチェコ語がどんな意味なのかを知りたい欲求があったからです。

 

でも、チェコ語を話したいのになんで日本語訳をしているのだろうと疑問を感じ、ならば日本語への変換をしないほうがいいのではないか? と思い、翻訳を日本語から英語に変えました。学習開始から一年経ってからです。

 

半年過ぎて一年まで

半年過ぎてから若干、チェコ語を聞いて違和感なくなってきたことから、聞く内容を変えました。チェコ語ポッドキャスト流し聞きから、自分の興味のあるもの(小説の朗読)や映画をチェコ語でみるトレーニングに変えました。

 

耳が慣れてきたのか、英語が聞き取れるようになってきたのもこの辺りからです。

音楽もそうです。音域?(周波数?)の幅が広がったのか、高音域がよく聞こえるようになりました。

 

また、フレーズの型で覚えるトレーニングを開始して、単語帳をみたり単語を覚えたりするウェイトをどんどん減らしていきました。単語はフレーズの中で覚えていく。

 

そして言いたいことをフレーズの型で丸ごと覚えるように変更しました。

 

現在

現在のトレーニングで重視していることは、

ヒアリング。(とりあえず最低1825時間をクリアする)

・日本語や英語に翻訳しない。

・脳内や声に出してチェコ語を聴きながら復唱。

・イメージすることを徹底。意味を調べない。

・自分の生活環境に合った表現をメインで覚えて使う。

・単語よりも表現を覚える。

 

思い切りウェイトを減らしたのは

アプリを使った単語の学習です。

単語を覚えるのは徐々にでいいと感じたからです。

それに、何回も使わないと覚えた単語を忘れていきます。

できるだけ日常生活で使えるチェコ語を増やしたいので。

 

自分が知りたいことをメインに覚えていくこと。

覚えた表現を何度も使って自分のものにすること。

 

このほうが言語学習は効率的だと感じます。

 

また頻繁に新しいトレーニングを試すよりも、一回始めたトレーニングは最低でも3ヶ月は実践したほうがいいと思います。

 

なので、イタリア語の学習はいきなり1年後のステップから開始するという高難度な学習をしています。

 

イタリア語は、ビール興味からのチェコ語興味じゃないので学習目的が曖昧です。

淡々とトレーニングができるか謎です。

 

 

 

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イタリア語


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§  イタリア語学習日数|9日|9日

§  ヒアリング時間|7時間

§  学習トータル時間|3.4時間

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イタリア語の学習は毎日20分で進めています。

ヒアリングは多い時で1時間。少ない時は30分。

学習アプリが充実していて、楽ですね。

 

|Io sono giapponese|

|Questa birra è la migliore|

 

これは習得。

 

チェコ語も最初に覚えたのは、ビールの|pivo|でしたが、イタリア語も同様に、|ビール|birra|と|乾杯|Alla salute(チェコ語と同じ、「健康のために」という意味らしい)|を習得